TC88エンジンの弱点、最大唯一の点はカムチェーンのテンショナーの摩耗かと。
TC88純正のテンショナーは強力なスプリングでチェーンに押しつけているので、摩耗するのは当然だ。
TC96からは、カム・チェーン・アジャスターが油圧式に変更されたので、耐久性が大幅にあがっていると言うのだが。
走行距離6~8万Kmごとにパーツ代として2個分¥40kと交換工賃が必要になるのは、年金生活の身としては財布にやさしくない。
バイクの使い方によっては、1万キロちょいの走行でも、樹脂でできたスリッパが摩耗したり、ヒビがが入ったりする事もあるらしいし。
社外品のパーツだと、本当にダメだった!と言う書き込みが多い。 確かになぁ。
これまで、スリッパの摩耗で2回の交換をしたのだけど、スクリーミンイーグルから油圧式の対策部品が出ているらしい。
スクリーミンイーグル・ハイドロリックカムチェーンテンショナー
&ハイフローオイルポンプ・アップグレードキット 【97,100円・税込 25284-11】
シューのみの交換とギアカムを組む場合の、予算的には中間になる。
オイルポンプの性能も、供給量は23%アップ、排出性能は50%アップと向上しているようだし、もうちょっと早く知っていればなぁ。