地元に居ながら、初めて行く山城見学ツーリング。
薩摩国の守護大名【島津氏】で有名な武将と言うと、関ケ原の戦いの退却戦での敵中突破の島津義弘と明治維新の立て役者西郷隆盛や大久保利道を育てた島津斉彬でしょうか。
鬼島津の異名を持つ島津義弘は、一宇治城を居城とした島津貴久の次男にあたるんですね。
フランシスコ・ザビエルが貴久と対面して、キリスト教布教の足掛かりを作ったのもここの城で、一番高いところにある縄張りの「神明城」には記念碑も建てられています。
鎌倉時代からの山城なので、立派な石垣などは無いのだけれど、「神明城」「伊作城」など30あまりの曲輪などがそびえ立つように見えています。
公園になっているのだけど、もうすこし歴史的な展示ができればいいのにと、ちょっと残念に思いました。
展望台からの眺望は見事です。
東方向、正面には桜島、中央左に霧島連山が見えていました。