目的地を入力してナビ任せで目的地に向かうと、時々思ってもみない場所に連れて行ってくれます。
鹿児島市の松元から吹上浜を目指していると、バイクは車の離合も難しい細い山道に入っていきました。
ナビのスケールを100mに設定していたので、現在地がどこ辺りなのかさっぱりわかりません。😅
日置の山間部であることは、間違いないのです。
ちょっと広い道路に出たところに、洞窟があるよ!との案内板を発見しました。
縄文時代から平安時代まで住居として使われていたと言う、県指定遺跡らしい。
縄文人の生活痕が遺っている財部町の溝の口洞窟には、ツーリングで行ったことがあるのだけれど、ここは初めて。
溝ノ口洞窟は、火砕流の堆積物でできた国内最大級の自然洞窟なので、国指定の天然記念物に登録されることになったらしいけど、ここも悪くない。 うん。
小径を下っていくと、小川。
川にかけられた橋を渡って土の階段をあがっていくと、手首から先が折れて無くなっている一対の仁王像。
なんで?
霊感的なものは全くないのだけれど、だんだん周りの空気が変わってきたような気がする。
手前の大きな洞窟には、小さな祠が祀ってあった。
でも、危険だから入ってはいけません!ってチェーンでロックしてあったんです。
ちょっと回り込めば、簡単に入れるようなロックでしたけどね。
縄文人の住居跡かぁ。 ナビが連れてきてくれたロマンでした。