久しぶりに、田舎の畑の草払いをしないといけない事になったので、刈払機の整備に取りかかりました。
いままで、畑を作って貰っていたおばさん達が高齢になってきて、畑を作るのを止めると言ってきたので、草ぼうぼうではまずいかな?と。
倉庫の中に押し込んでいたエンジン刈払機を引っ張り出して、まずはプラグチェック。 にしても、プラグレンチも見つからない。(汗)
プラグの清掃とギャップ調整して火花が飛ぶようになったので、つぎはキャブの動作確認と清掃に取りかかった。
最後に使った後、エンジンを回しっぱなしにしてキャブに残った燃料を最後まで使い切っていたので、エアクリーナーの清掃と、可動部への注油だけで作業は終了。
プライミングポンプも、タンクからキャブへ確実に燃料を送っています。
動きが悪くなっていたスターターコイルも清掃して組み直して、プラグ穴をふさいでスターターを引くと、圧縮も感じるので、これで良し・・・と!
チョークレバーを引いて、アクセルを少し開けてエンジンスタート。最初だけぐずりましたが、すぐにエンジンは調子よく回り始めました。
ところが、エンジンの回転をあげても刈刃が回転しません。 手で動かしてみても、固くて動きません。 どうやら、内部で固着しているようですね。
クラッチ部分の清掃、ヘッド(歯車室)のグリスアップをして手で回してやって、動くようになりました。
回転をあげると、振動もなくきれいに回ってくれます。
でも、調子よく動くようになったって事は、汗をかいて仕事をしないといけないって事で、気分は複雑だよなぁ。
草払いも、ビーバーを使わないといけないくらいなので、そう思った次第です。
ちょっと遠いことをのぞけば、日当たりも土壌も良いと言う事で、言う事無しですね。
機械は畑のオーナーからの借りものでした。
エンジンをどうやってかけるのですか?それからの伺いですから。(笑い)スターターのひもは力強く引っ張れますが手入れまではなかなかですね。動かないのを動くようにと(驚き)凄いと思いました。
新しい畑は、少し距離がありますが、日当たりもいいし何より土がいいので種まきにはまりそうです。
いつも、こんな整備をしている訳じゃなんですよ。
使い終わった後は、タンクから燃料を抜いた後、エンジンを動かしてキャブに残った燃料も使い切るようにしています。
点検整備,バッチリですね。
私なんか,春先数ヶ月振りに使用する時も,一抹の不安を抱きながら,まずエンジン始動から試みています。スタータを数回回して始動できない時,初めて点検整備です。
耕運機の燃料抜きも全くやっていません。今年の春は,始動はできたものの,暫くすると停止。どうやら燃料が供給されていないようでした。ニードル弁が動かなくなっていると思い,フロート室の容器をドライバーの頭で数回叩いてやりました。すると素直に言うことを聞いてくれました。
とにかく畑を荒らさないための作業に追われて,機械の手入れはなかなかできません。
野菜作りを始めてみませんか。