来週になると,札幌の友人が来鹿する予定です。 目的は,熊本-人吉間を走る”SL人吉号”の撮影。
新潟では”SLばんえつ物語号”を,熊本では”SL人吉号”を,そして山口では”SLやまぐち号”に乗車して撮影するプラン。
SL人吉号の58654機は,日立製作所で1922年に造られた機関車なんですねぇ。 御年90歳かぁ,すごいなぁ。
肥薩線の白石駅で待ち合わせすることになっていますが,まだ白石駅に行ったことがなかったので,ちょっと行ってみようかな?とバイクを走らせてみました。
SLの到着時間は11時20分頃,なので来週の日曜日は11時待ち合わせです。
時間を計るために,今日は8時に自宅を出てみました。 桜島SAで8:30,人吉ICで9:30,白石駅には10:00に到着。 1時間の余裕がありますね。
とすると,当日は自宅を9時位に出ると,ちょうど良い位の時間になりそうです。
だれもいない駅の構内は,時間が停まっているようです。
せっかくなので,駅舎の木製のベンチに腰掛けて,持参した文庫本を読んでいると,だんだん人が集まってきて賑やかになってきた。
歓迎の旗を持っている人や,カメラを構える人,子供連れの見物人などで無人駅があっという間に昔の賑わいを取り戻したみたいですね。
そうこうしているうちに,SL人吉号がホームにすべり込んできました。
これはまた,綺麗な機関車だこと。 [E:sign03]まるでオモチャの機関車のように,磨き上げてあります。
黒い部分は油で磨かれて漆黒に,真鍮のプレート部分は金色に輝いています。
機関車は,子供の頃(鹿児島本線沿い)に見慣れていたD51やC61,62などと比べると,一回り二回り小さく,遊園地のオモチャのように見えます。
列車が到着すると,乗車していたお客がホームに下りてきました。 駅舎の外に出て,記念写真を撮っている人も多かってですね。 この駅では,観光客のために時間をたっぷりととってあるのでしょう。
近ごろはレールレディって言うのかな?特急つばめでは,つばめレディって言ってましたが,SLひとよしの客室乗務員も,駅舎の外で記念撮影のお手伝いをしていました。
ホームで出発をまつ機関車の釜の中では,石炭が真っ赤に燃えて,蒸気が勢いよく噴き出しています。 おぉ,頑張ってるなぁと思ってしまいますね。
鉄道員のもつハンドベルが鳴って,長い汽笛を鳴らして86が出発です。 線路と並行して走っている旧道を,列車と並行しながらしばらく走ってみました。
なにしろ旧道の狭い曲がりくねった道だし,途中で何度か見失ったりしたけど,機関車の煙が遠くにみえたり,石炭の燃える匂いが残っていたりして,それはそれでまた楽しい。[E:happy01]
白石駅を出発してから球泉洞駅,一勝地駅を過ぎたところで球磨川にかかる橋を渡って人吉街道にでました。
県道15号は,那良口を過ぎてから渡駅の手前で球磨川を渡って人吉街道と合流するんですね。
でも,列車の全体像をみるのには,人吉街道からのほうがよく見えるようです。
帰りは人吉ループ橋を越えてえびの市へ,そこから白鳥温泉サイドを駆け上がってえびの高原に抜けるルートを採ってみました。
ちょっとモヤがかかっていて,遠くの景色がクリヤに見えないのが残念でしたが,レディガガの歌をBGMに楽しめた人吉ツーリングでした。
無線機、上々のようですね。ご自分で原因を究明できる!すばらしいです。
最近少し、無線機の取り説に目を通し始めました。
道内をバイクを走らせていると,炭坑の住宅だったのだろうなぁとおもわせるような建物群に遭遇することもあって,これも新鮮な感動の経験です。
石炭産業と鉄道は,切り離せないですね。
当日はたぶん併走撮影は無理そうなので、白石駅と一勝地駅と第二球磨川鉄橋あたりで定点撮影ができたらいいなと考えが変わりつつあります。
球磨川にかかる橋梁は,撮影ポイントになっていると聞いています。 国道と鉄道が接近している渡駅付近でも,三脚を抱えたカメラマンの姿を見かけましたね。
よい,撮影条件に恵まれるといいです。