LOVE モータサイクル 団塊世代のバイクライフ

02年式の古いロードキングで、ツーリングやキャンプを楽しんでいます。

グランドサークルツーリング 6/22 ⑥ インターステートフリーウェイ15号

2012-07-04 06:39:09 | 2012北米ツーリング

アメリカ西部の朝です。 厚手のカーテンを開けてみると、窓からは昨日と同じ真っ青な空。  わ! 今日も暑くなりそうだなぁ。

今日から、いよいよグランドサークルを走り始めます。 でも、昨日の暑さを思うと、ちょっと気分もなえ気味なんだけど。 

それでも、腹が減っては・・・とホテル迷路の先のレストランを目指しましたよ。

エレベーターはあちらこちらにあるんだけど、途中階が抜けていたり、目的階まで行かなかったりと、とても判りづらいエレベータで1階のカジノに降りて、カジノを抜けた先のエスカレータで2階に上がってやっと朝食会場のレストランに到着。
なんて、判りづらいホテルなんだろう。
文章も判りづらいと、イライラしますね。

そうそう、昨夜程じゃないけど、カジノはまだまだにぎやかでした。

朝食を取りながら、今日のルートや注意点の打ち合わせのはずだったのだけど、誰も地図を持ってきていないし。 仕方がないので、出発前に駐車場でもう一度ルートを確認することになりました。 なんてこったぃ。

迷路のようなホテルのエスカレータや階段をクリヤして部屋に戻ったのだけど、レストランに帽子を忘れてしまった。 出発時刻が迫っているのにね。 

なんてこったぃ。

走り出す前から、汗をかきたくないっ。  でも、みんなを待たせると申し訳ないし。

で・・・朝から、汗が拭いても拭いても、流れてくる羽目になりました。

レストランに到着すると、受付のおねぇさんと保安要員の厳ついお兄さんが「何か?」みたいな顔でお迎え。 

それでもなんとか通じるもので、 Forgot my cap!だけで通じたようで、笑いながら渡してくれた。 サンクスです。お別れは、聞き慣れたHave a nice day!

置き忘れたのだから、正しくはmisplace  my capなんでしょうけどね。 その場では、さび付いたメモリーからは、そんな単語は出てきません。

荷物を持って急いでバイクの所に行ったら、なんだ、一番乗りじゃないか。そんなに急がなくてもよかったのに。

なんてこったぃ。

がっくし

Kojiさんのサポートカーは、ダッジのピックアップ。

今日はバイク運搬用のトレーラーを引いてきています。

ハーレー3台までピックアップできるらしく、こちらでは2500$ほどで買えるらしいんですよ。

なんだか、日本と比べるとうらやましいぞ。

昨日のハーレーショップには、ハーレー純正のトライクが置いてあったし。 

サポートカーに荷物を積み込んで、お互いのバイクをつないでいたワイヤーロックとディスクロック、ハンドルロック、エンジンキーロックを外したら、やっと出発準備完了です。 保険をかけてあるとはいえ、盗まれると大変ですからねぇ。

駐車場から、モノレールの線路の下をくぐって、一般道へゆっくりと進入して行きます。なにしろ、赤信号右折とか左折とかになれていませんからね。  

左折の赤矢印は、どういう意味の信号なんでしょうか。聞いたような気もするけど、忘れてしまった。

15号フリーウェイに乗ると、最初はサポートカーが60マイル/時くらいで先導してくれて、だんだんと速度に慣れてきたら制限速度の75マイル近くで走ってくれます。

しばらく走ると、周りは広大な砂漠に変わりました。

 「二つの祖国」や「山河燃」、「99年の愛 ~JAPANESE AMERICANS~」で取り上げられたマンザナー強制収容所はこんな所だったのかなぁと思わされるような、荒涼とした風景でした。 

ネバダの道は、ほんとうにまっすぐです。 北海道の直線路を10も20もつなげたような道ですね。  

少しの違いはあるんだけど、基本的には変化に乏しい景色がどこまでも続きます。 それに、町なんてほとんどないし。 

次の町まで50マイルね!なんて、すごいところに来てしまいました。 

フリーウェイの対向車線は、500m程も離れた所を走っているんですね。 

しかも、道路の周りには1車線分くらいの幅のセーフティゾーンがあって、そこは路面がガタガタ。

なので、もし車の運転中に居眠りなどをして道路からはずれても、振動ですぐに目が覚めるようにしてあるのでしょう。

事故は起きるものとして考えて、そのリスクをどのように減らすかと言った、安全についての考え方の違いでしょうね。 日本、ちまちま過ぎです。 

それにしても、70マイルほどの速度で長時間走り続ける私たちの一団を、乗用車やトラックが10マイルから15マイルほどの速度差で追い抜いて行きます。

昨日、上空から見た景色を走っているわけで、前後左右とも遙か彼方まで砂漠がつづいています。 言葉で表現のしようがないですね。 わかものたちが使う「やばい」という表現が一番便利かもしれません。

さて、そろそろ15号フリーウェイから離れて、ちょっと寄り道、Valley of Fire州立公園です


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (59歳のリターンライダー)
2012-07-04 07:34:28
いよいよアメリカツーリングの始まりですね!
スピードはともかく・・・右側通行と信号は戸惑いそうですね。
高校生のころに見たピーターフォンダの「イージーライダー」を思い出す
光景ですね。born to be WILD ♪
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Unknown (ろ~きんぱぱ)
2012-07-04 08:50:01
旅の後半、休憩した所の道路が、イージーライダーで撮影された場所でした。
デニスホッパーが、腕時計を投げ捨ててバイクで走りだす場面です。
見直してみようと思ったのですが、DVDが見つからない。 
キャンプのシーンは、モニュメントバレー近くの、ナバホ族の村付近らしいですね。
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Unknown (DON)
2012-07-04 09:23:55
ついにスタートしましたね!
道路事情や交通ルールも違うのでしょうし、一番の違いは大きさでしょうね。
走り出すとハーレーの一番得意な道なのでしょう!
素晴らしい景色と何も無い道路!最高です!
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Unknown (グランパ)
2012-07-04 16:34:23
荒涼たる砂漠の中の直線道路の感想はいかが?
ハーレーはこんな道を走るのに向いていて、クネクネ道ばかりの日本の山道には向いていないのでしょうね。
米大陸からみたら北海道など箱庭みたいなものでしょうね。
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Unknown (ろ~きんぱぱ)
2012-07-04 17:54:01
グランパさん DONさん

アメリカのウルトラには、ロワーフェアリングがついていません。
ここらあたりだけかもしれませんけど、この暑さの中で装備していると、オーバーヒートの原因になりそうです。

北海道も広いなぁと思っていましたが、アメリカの広さは想像以上でした。
人が住んでいない(住めない)ようなところが、延々と続くのですから。

やっこカウルにオーディオ付きのウルトラでのツーリングは、快適そうでした。
オートクルーズが、こんなに便利だと感じたのは初めてだと、いつもウルトラに乗っている奴が言っていました。
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