LOVE モータサイクル 団塊世代のバイクライフ

02年式の古いロードキングで、ツーリングやキャンプを楽しんでいます。

 洞爺湖から小樽へ

2010-07-13 21:21:00 | 2010北海道ツーリング

北海道を走るのも今日まで。 「ペンションおおの」のオーナーの見送りを受けて、ニセコパノラマラインへ向かいました。


湖畔から道道66号が始まる留寿都までの道は、木々の間から見える支笏湖、左手前方に見える羊蹄山など、バイクにとっては快適な上り坂の道です。

留寿都から羊蹄山の麓を走って、ニセコからの岩内までのニセコパノラマラインと呼ばれる快適ロード・・・・・・・のはずだったのですが、なんと霧。
せっかくの晴れだったのになぁ。 でも、岩内の町が見えるあたりでは、霧が晴れて来て眼前に岩内の町と日本海が広がりました。 うぅぅぅ(感涙)

積丹半島も、風の神威岬と積丹岬を見て小樽に向かいました。  Photo

小樽運河にも、帯広で行けなかった六花亭運河店にも行って、おみやげもばっちり。
   Photo_2                     
ホテルに荷物を置いてから,小樽駅の周辺を散策しました。Photo_12 

Photo_2

いよいよ明日の10時、新潟に向かいます。 あっという間の北海道ツーリングでしたねぇ。  

人力車と,KさんとHさんのハーレーです。Photo_3


⑳ 上富良野から洞爺湖へ

2010-07-12 22:06:45 | 2010北海道ツーリング

雨が降り続く中の富田ファームは,雨宿りとお手洗いだけになったようで,満開のラベンダーをちらっとだけ見てから、夕張経由で洞爺湖の宿へ。

富良野から道道135---R452とつないで,夕張ICから道東自動車道路で千歳ICまで走ったのだが,道路の整備状況は良いとは言えないですね。 晴れた日ならなんて事はないのでしょうけど,雨の中を走るのはとても怖い思いがしました。

千歳東で高速を降りて,R337から道道16号に乗れば最短ルートだったのだけど,雨の一般道を走りたくなくて千歳ICで高速を降りてから,支笏湖方面に向かったのです。

フォレスト276まで来ると,空には青空が見えているし,道路は乾いていて雨が降ったような跡もないんです。??

雨具を脱いで,やっと夏の北海道ツーリングらしい服装で洞爺湖の宿に向かいました。Photo_2

洞爺湖畔の宿「ペンションおおの」の温泉にゆったりと浸かって疲れをとって、洞爺湖ロングラン花火を見て、美味しいビーフシチューを食べて満足でした。Photo_11  

明日の予報は晴れ。ニセコパノラマラインと神威岬を制覇する予定です。


⑲ 上富良野から洞爺湖へ

2010-07-12 21:33:09 | 2010北海道ツーリング

昨日の美瑛は、とても良い天気でしたが、でもこんどのツーリング、そのままでは終わらない。・・・・・・・・・・夜から降り出したのですよ。 しかも、ザンザカ降り。(涙)

宿の窓から見えるはずの十勝岳も,雨煙の中です。

朝の雨はそれほど強くはないものの、またまた雨具をつけるのは正直気持ちが萎えてきます。

ついに破れてしまったブーツカバーは,布製のガムテープで補修して使用。 これだけ降ると,ゴム長を持ってきても良いのかな?なんて思ってしまいます。

それでも、玄関前で、雨具をつけたハーレー軍団は、宿主さんから記念の一枚をパチリ。 そして,宿に別れを告げました。 Photo_5

富良野の町にはいると、いよいよ雨が強くなってきました。

天気良ければねぇ。 十勝岳へ向かう,白樺ロードや青池,しらひげの滝,吹上温泉などへの快適ルートがすべてキャンセル。(涙)

唯一,富田ファームのラベンダーだけはちらっとでも見に行こうと,バイクを走らせました。 

雨の平日,9時過ぎというのに,観光バスや自家用車で駐車場は混雑しているんですね。 

富良野から洞爺湖まで,夕張や千歳経由で雨の中をバイクを走らせました。 途中,夕張へ向かうR452で,タイヤがスリップするんじゃないかと,体にガチガチに力を入れてドライブしているFさんにマイクを渡すと・・・・・・

「今,しゃべりたくもないワ[E:pout]」と怒られてしまいました。(笑)

無線機の不調は、「旅の途中」の宿主さんから半田ごてを借りて修理したし、Mさんの無線機の調子もよくなってきたので、ツーリングに関する問題はなかったはずだったのですが。

なんと、朝になってから、私のバイク用ナビのタッチパネルがまったく反応しなくなりました。 珍事件も多いのですが、トラブルも多いなぁ。

ブロードゾーンは倒産したようで,アフターサービスやバックアップもどうなっているのかわからないしで,買い換えるしかないようです。 3年半使ったので,元は取れたと思うことにしましょう。

でも,北海道ツーリングの前に壊れるか,ツーリングが終わってから壊れるかして欲しかったなぁ。 旅の途中では,とても困ります。

バイクだけが、文句も言わずに元気です。


⑱ 美瑛から小さなお宿へ

2010-07-12 19:52:11 | 2010北海道ツーリング

美瑛のパッチワークの丘を楽しんだ後は、ジェットコースターの道のすぐ横にある「小さな宿 旅の途中」へ。Photo_3

ジェットコースターの道は、アップダウンを繰り返しながら一直線に続く道で、坂を登り切って目の前に広がるジェットコースターの道は、思わず「ワォ」と声が出てしまいそうな道なんです。

宿主さんのバイクが4~5台も収まっているバイク専用車庫にバイクを入れて、ほっと一息。

入りきれなかった(狭いせい? 下が砂利で足下が不安定だったせい?)2台のバイクは、玄関の前に停めていましたね。

夜は、パッチワークの丘の迷子?事件の話で盛り上がりました。 一人一人、自由に美瑛の丘をバイクで散策するつもりが、結局5人まとまって走ることになったらしい。

待ちきれなくなって走り出したメンバー。 でも、コースの打ち合わせのとき、しっかり聞いていなかったらしく,ケンとメリーの木を左に曲がらないといけないのに、右に曲がってしまって、結局は行方不明。

無線で「どこにいるんだ!」と叫ぶリーダーたちと、どこにいるか説明できない不注意おじさん達(KさんとHさんか?)でした。

風呂と洗濯をすませて,夜は同宿の皆さんと一緒にバーベキューを楽しみました。 Photo_4

画像では野菜だけしか映っていませんが,肉がいっぱい載せられた時は食べるのに忙しくてカメラどころではありませんでした。

今年はヘルパーさんが2人もいて,宿主のトシさんも少しはゆっくりだったみたい。

ヘルパーさんは,十勝で行われるママチャリ耐久レースに毎年,十勝の宿「せきれい館」のチームに所属して出場しているのだそうで,その話でも盛り上がりました。

トシさんは廃墟にはまっているみたいで,そちらの方でも盛り上がっていましたけど(汗) 

私が談話室から2階に上がっていった10時頃は、みんな疲れていたのでしょうね,すでに5人とも爆睡中でした。

その分、朝起きるのも早くてねぇ。 私としては困ってしまったのですけど。(笑)


⑰ 十勝平野から美瑛へ

2010-07-11 20:34:06 | 2010北海道ツーリング

やっぱりツーリングは、[E:sun]晴れでなくちゃ。 

帯広市内を抜けて,士幌の広域農道(十勝西北部広域農道)を,ゆっくりと景色を眺めながら流します。 この道は、20km位続く直線路です。

太陽の光を一杯に浴びながらの士幌の道やナイタイ高原牧場への道は、本当に快適でした。Photo_10  

三国峠から見える樹海も圧巻としかいいようがないですね。

三国峠は標高1100mを超える道だけあって、Tシャツにジーンズ生地のシャツではちょと寒いくらいでしたが,それでも、やっぱりソフトクリームは食べなくちゃね。(笑) 

峠を下っていくと、斜面にたくさんの雪を残した十勝岳の姿が見えてきます。 雪がきらきら光って、綺麗でしたね。

昼食をすませたときには、太陽は照りつけ、気温26度、路面温度40度などという,北海道にあるまじき態度なんです。

憧れの地,北海道がこんな事でいいのか?(怒)

宿に入る前に、美瑛の北西の丘を拠点にして、バイクでパッチワークの丘を散策してもらいました。 (結局、5人まとまってうろうろしたようでしたが)[E:bleah]

私は、前から見たかった美瑛の赤麦の畑を見に行きました。 マイルドセブンの丘の上からは畑全体が見えるそうですが、ラフロードだったので、下の道から赤麦の畑を見ることにしました。

まだ、真っ赤にはなっていなかったのでしたが、一面濃い黄色の麦畑はとても綺麗でした。Photo

今日のツーリングは、無線が使えなくて大変でした。

Mさんの無線機は、昨日の襟裳岬の豪雨の中を走ったせいで、どこかがリークしたらしくて、電波が送信しっぱなしになっていますし,私の無線機も、受信回路のどこかが断線したらしくて、何にも聞こえなくなっていました。

そんなこともあろうと準備しておいたハンディ無線機は、サイドボックスの中で浸水沈没していたのでした。 ひえぇぇ 襟裳岬の雨をなめたらいかんですね。Photo_2


⑯ 晴れた! 晴れたぞぉ

2010-07-11 06:15:22 | 2010北海道ツーリング

予約していたビジネスホテルは,4時にならないとフロントが開かない。

玄関は閉まっているので,通用口から中に入れて貰って,フロントロビーで,体から引きはがすようにして雨具を脱いだ。

※ びしょ濡れの服や雨具をそこら中に干したり,バックの整理をしていると,清里の「ロッジ風景画」から電話。

「もしもし,部屋に衣類が数点とスリッパの忘れ物がありますが」

「衣類は捨てて下さい。 スリッパは,お宿で使って下さい」

「わかりました。宿の備品として使わせて貰います」

衣類はFさんが捨てていったものだけど,自分のスリッパは新しかったのだけどなぁ。 高かったのに,残念。 朝,誰かがはいていて,玄関に無かったので,入れるのを忘れたんだな。

※ こんどは社長とKさん 

「十勝のセキレイ館にブーツを忘れたみたい」

「わたしもセキレイ館にLEDの懐中電灯を落としてきたみたい」

こんどはセキレイ館に電話をして,鹿児島に送ってもらうようにお願いしました。 なんだかなぁ。

そして次の朝,ホテルの窓の外に広がる真っ青な空に、思わず『やったあ』 [E:heart02] [E:lovely]。

北海道を走り始めてから,初めて青空の下を走る事が出来るんだから,みんなのテンションだって上がる上がる。

さあ、今日は良い一日になりそうだ。

ナイタイ高原、三国峠、パッチワークの丘も待ってろよ。


⑮ 襟裳岬は、雨と風の中

2010-07-10 21:06:09 | 2010北海道ツーリング

「せきれい館」のオーナー夫妻に見送られて大樹の宿を出たときは、雨も小降りでみんな元気いっぱいでした。

襟裳岬に向かう黄金海岸あたりにくると、風も雨も強くなってきました。 ヘルメットのシールドは曇ってくるし、下から巻き上げてくる風で水滴がシールドの内側に付いて、視界は最悪。

曇り止めもレインブレーカーも,これだけの雨に遭うと役にたちませんね。Photo

レインスーツを着ていても、シートにたまった水が中に染みこんできて、下着までぐっしょりになった人もいました。 高いレインスーツなのにね。 値段じゃないんでしょう。

トンネルが連続する黄金海岸では、トンネルの度に「ほっ」とするのですから、それほど天候が悪かったのですよ。

百人浜のあたりでは、海からの強い風を覚悟していたのでしたが、意外に普通の風で拍子抜けでした。 たぶん、後ろから吹いてくる風だったので、あまり強く感じなかったのでしょう。

ところがところが、襟裳岬への最後の登り、頂上駐車場まであと100mというところまでくると、この横殴りの雨と風はなんだぁ!と思わず叫びたくなるような状態。

バイクを停めるときにも、突風でバイクが倒されるんじゃないかと心配になるくらいなので、ハンドルを左に一杯切って停めたのです。

で、そこに遅れてやってきた彼。 そう、お騒がせの彼です。バイクを停めようとして、サイドスタンドを出そうとした瞬間に、ねらい澄ましたように彼を襲う突風。

予想通り、バイクはバランスを崩してゴロリン。 すぐにみんなで起こしましたけどね。 残念ながら、写メを撮る時間はありませんでした。(笑)、

これで、今度のツーリングでのバイクゴロリンは、3回目です。 けがもなくバイクの破損もないのでいいのですけどね。

襟裳岬では、あまりにも強い雨と風に恐れをなした薩摩6人衆は、写真を撮ったら、とっとと退散することにしました。Photo_9

屋内まで雨が吹き込んできて,レンズに雨滴が付いています。

晴れの襟裳岬Brog (2008年撮影)

この帰り道も、強烈な襟裳の風の洗礼を受けて、一同恐怖驚愕の1日になりました。 

昔,鈴鹿8耐を見に行った帰りに,台風の中を走ったことがありますが,こんなに強烈な雨と風に会ったのは,その時以来でした。 

膝でタンクをしっかりと挟んで,体を出来るだけ小さくしてウィンドシールドに隠れるようにして,必死の思いでスノーシェルターのある場所までバイクを転がしました。

その後は天馬街道を通るルートで、帯広に向かいました。 晴れの天馬街道は,とても気持ちの良い道のように聞いていますが,雨と風と寒さに耐えながらの走行は,苦行としか言いようがありませんでした。

でも,H・O・G・インターナショナルマネージャーのブルース・モッタ氏の言葉に(H・O・G・newsより)

「完璧な日なんて面白みがないよ。 大変な思いをした旅の方が,深く心に刻まれることもあるんだ」

たしかに,いつまでも思い出に残る旅の一つになるだろうなぁと思いました。

※でも,残念なことが一つ。

帯広では雨の中を、まずハーレーのディーラーに行ったのでしたが、なんと土日とも臨時休業なんだって。 せっかく雨の中、探し探しここまで来たのに。 担当のMさん、ガックリでしたね。

結局,せきれい館を出てから帯広のホテルに入るまで,一日中叩きつけるような雨の中のツーリングでしたが、夜はジンギスカンの店で美味しいお肉をたっぷりと食べて英気を養いました。

雨で,カメラを出すことも出来ずに,今日は画像無しです。 

さぁ、明日は天気も回復するとの予報です。 楽しみです。


⑭ 襟裳岬へ

2010-07-10 07:05:15 | 2010北海道ツーリング

夜半から降り出した雨は、朝になってもまだ止みそうにもない。 エゾ梅雨なんでしょうね。襟裳岬へ

シトシトと降る雨は、それでも襟裳に行きたい気持ちを、萎えさせはしないようだ。

天気の神様、北海道にいるあいだに、カラッと晴れた空をプレゼントしてください。

雨具とブーツカバー,レイングローブで完全装備して,宿主さんや連泊の皆さんに見送られながら,襟裳岬をめざしました。

この後どんなに過酷なツーリングが待っているのかも知らないまま。


⑬ 清里から十勝の大樹町へ

2010-07-09 18:45:33 | 2010北海道ツーリング

北海道ツーリングに出発して、今日はもう7日目。 そろそろ疲れが出てきても良い頃です。

天気もいまいちパッとしない日が続いて、シニアエイジのおじさんたちの体調が心配になってきたので、思い切ってコースを短縮することにしました。

カットしたのは野付半島のトドワラ、納沙布岬と霧多布湿原です。 これで、だいぶ距離を短縮できます。 私としては,北太平洋シーサイドラインはまだ走ったことがなかったので,楽しみにしていたのでしたけど。 

コースを、清里から屈斜路湖サイドを駆け抜けて釧路までのルートに変更したので、見所が無くなってしまいました。

急遽、見学地点に入れたのは、釧路湿原が見渡せる細岡展望台、そして釧路駅前の和商市場の2カ所。Photo

細岡展望台へのアクセスは,一部ですが,未舗装のダート部分があるので、重たいバイクではちょっと快適とは言い難いのですが、それでもみんな素晴らしいと感激していました。

和商市場では、定番の勝手どんぶり。 ウニをたっぷりのせて、イカ刺しものせて、さらにカジカの刺身を3枚のせて、大満足。Photo_2

でも、勝手どんぶりを食べなかった3人は、市場内の食堂で冷やし中華をたべてましたね。    

案内した私としては。 う~ん。

釧路の町を出ると、一面の霧。 釧路から十勝平野にかけて、濃霧に包まれていました。 北海道はどっぷりと蝦夷梅雨にはまってしまっています。

今夜の宿は、広尾郡大樹町の晩成にある、民宿「せきれい館」です。 

宿のオーナーに近くの温泉まで送り迎えをしてもらってヨード温泉に入りました。 黒いお湯でヨードの臭いがするお湯でした。Photo

送迎の車に乗る時に頭をぶつけ、風呂で降りるときにづっこけて落っこちそうになり、また乗り込む時に頭をぶつけるという、とんでも無い人も、一人いましたよ。

さあ、明日は、またまた雨の予報。 襟裳岬をどうしようかな?


⑫ サロマ湖畔から知床へ

2010-07-08 22:04:17 | 2010北海道ツーリング

今日は、サロマ湖畔から出発したのは、8:30。

燃料補給をすませて,網走刑務所経由で博物館網走監獄へ行きました。 

網走刑務所前では,Uターンを苦手としているFさんが,狭い道幅でとてもうまくターンできたことに,みんなで拍手。

テンションが高いままで,博物館網走監獄に着きました。ここでは、おじさんたちが大盛り上がり。テンションがあがることあがること。Photo_10

牢屋には入って、鉄格子の向こうから出してくれぇ」と叫ぶやら、写真を撮りまくるやら。

2 Photo_7

楽しみにしていた美幌峠は、霧。 真っ白でなんにも見えない。これには参りましたね。

わざわざ遠回りをして美幌峠まで来た甲斐がありません。

美幌峠から支笏湖に向けて走り始めた時,私の無線機の送信ランプが点灯しっぱなしになっていることに気づきました。

どうやら,送信回路のどこかでショートしているようです。

しかたがないので,無線機の電源を切って,身振り手振りで案内をすることに。 でも,無線連絡になれてしまっているので,意志を伝えるのが大変ですね。

摩周湖への登り道も,濃い霧に包まれていました。 所が,霧に包まれた摩周岳は、頂上付近だけが霧が薄くなっていて湖がきれいにみえるんですね。 これには驚きました。

みんなが写真撮影などをしている間に,無線機をハンディ機に交換して,なんとか連絡が取れるようにしました。Photo_8

この間に,撮影ポイントにバイクを移動させようとしていたKさんがゴロリンとやったみたいですが,だれも証拠写真を撮っていないのです。 

「そんな時には,3人は助けに走って,一人はカメラでちゃんと撮って下さいよ」などと,言いたいですね。

次に向かった開陽台は,深い霧の中、地平線が全周見えるはずが,全周霧では,しゃれにもなりません。

でも北19号はしっかりと見えたので、霧の中に消えていく北19号を気持ちよく走ることができました。

ここから,今日2本目の日本百名道,知床峠を目指します。 でも,まだ標津町の牧場が広がる辺りを走っているときに,パラリと雨が落ちてきました。

もう,雨具をつけるのも慣れたものです。[E:coldsweats01]

知床峠は霧で、羅臼岳も見えないんです。 仕方がないので、写真だけ撮って次の目的地、オシンコシンの滝に向かう事にしました。

Photo_11 出発するぞ!と,みんながエンジンをかけても,Mさんがウロウロしているんです。 

あれ?どうした?「Mさん,どうしたの?」「なんだかグローブが見つからないらしいよ

しばらく待っていたのだけれど,どうやら見つからないようなので,エンジンを停めて行ってみることにした。

Mさんは,リヤトランクを開けてみたり,サイドボックスを見てみたり,バイクの周りを見てみたりと焦りまくり。

「どこかに,ポイと置いたのじゃないの?」と言いながら,バイクの前に回ってみると,ヘッドライトの上にグローブがきちんと置いてありました。 

Mさん,「何度も見たのになぁ・・・・・」

Mさんをからかいながら,ウトロの町を通って観光地のオシンコシンの滝へ行ったのだけれど,ついていないんですね。

「オシンコシンの滝周辺は、岩が崩れて来て危険」との事で、道路の両側とも駐停車禁止。 なんだかなぁ。

じゃぁ,今夜の宿に向かいますかと,R334を斜里町に向かってバイクを走らせていると,前方の空が真っ暗。

風も冷たくなってきたので,そろそろどこかで雨具の用意をと思っている内にバラバラと大粒の雨が落ちてきました。

狭い国道脇で雨具を着け終わる頃には,雨は土砂降りに。そこから清里までの道の長く感じること。ヘルメットのシールドの内側にまで雨粒が飛び散っている上に,曇り止めも効かなくなってきて前が見えないんですね。

シールドを半分あげて走ったのだけれど,顔に当たる雨粒は痛いし,口には入ってくるし,ルートをミスしたようで,自分の位置もわからなくなってくるしで,ナビとしてはちょっと焦りました。

清里の宿に着いたときには、みんなぐったり。 わずか30分くらいの間のゲリラ豪雨だったみたいです。

でも、温泉に行って、美味しい夕食を食べてみんな元気になりました。 今夜は,ツインルーム3部屋を準備して貰いました。

ロッジ風景画のご飯,美味しかったなぁ。