大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0549 左宗近の削り

2018-12-17 22:07:17 | Weblog
過去色々な鉋もしくは鉋刃単品を集めていた。 これもその中の一つだろうと思う。 当時の入手の経緯は余り覚えていない。 その後 台は新に作った物だ。 しかしこの台良く見ると芯持ち材の様だ。それが原因か 台に割れが入っている。 それを下端に契りを入れて 台頭には端嵌めを入れて 繕っている。 これで有る程度台は安定している。 今回も刃を研ぎ直した。 滑らかに削れる様だ。 しかし 刃が短いので 台の上端から1センチ程度頭が出ているだけで 刃の出方の調整がやり難い。 こう言う場合 一部を切り取り刃の脇を 打ちやすくする様だがまだそこまでやっては居ない。 少し削り取って見ようかと考えている。 今回取敢えず この程度削りは出来た。 左宗近は何処で作られた物なのか不明だが 恐らく新潟の周辺だろう。 静岡の良く知らてた宗近の物では無いだろうと思っている。  深い刻印の大きな文字の銘だ。 表馴染みには 縄目の様な滑り止めも有る。  
コメント
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