さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

敦煌古城

2012年11月11日 |  新疆ウイグル



宿に荷物を置き、早速観光に出ました。まずは「敦煌古城」という、映画の
実物大セットを見に行きました。街を歩いていると、もうすぐそこに砂漠が
見えています。



敦煌は西と東を結ぶシルクロードが、タクラマカン砂漠を目の前にしてそれを
北に迂回するルートと南に迂回するルートの分岐点。長い間、中国が支配する
領域の一番西のはずれに位置する重要なポイントになっていました。

つまりあちこちの勢力から見ての最前線であり、数多くの民族が行きかい、
通商貿易で様々な物資があふれる豊かさを享受しながら、常に他民族の侵略に
緊張する長い歴史を持っているのです。

でも、今はもうそんな歴史も昔の話。ご覧のように中国の経済的発展による
開発が進んでいるのです。



さ~て~、映画の実物大セットに到着です。様々な絵画などを元にして、昔の
様子を忠実に再現したものだということですが…。



やっぱり人工のものですから、観光地としてはあまり人気がないようです^^;



でもここに来る前に「敦煌」という映画を見たものですから、ちょっとそれを思い出す。



日射しが暴力的に強いんですー。真夏ですからねェ。



ここにやってくるのに、市内から巡回ワゴン車に乗ってきました。料金はたったの
3元、40円弱です。このワゴン車、走り出すと演歌が鳴り出しました。それが
車内だけでなく、スピーカーで外に向けても大音量で鳴らしているのです。

最初はちょっと笑えました。いったいなんでまたド演歌を大音量で(^益^)?

しばらく走っていて、その理由がわかりました。市内循環ですから、年寄りが
移動するのに乗るのです。つまり利用者は、演歌が聞こえてくると外に出てきて
バスに乗るのです^^ 日本の田舎でも、こんなワゴン車を巡回させるといいよねえ。



そうそう、栃木市をぶらぶら歩いているとき、そこの市内循環バスの運転手が、
アイドルみたいなかわいいお嬢さんだったなぁ。中国の演歌バスより、日本の
かわいこちゃんドライバーのほうが勝ちかな(^益^)b