さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

ディープな青葉横丁のおでん屋へ 4

2015年05月18日 | 関東甲信越



一軒目の居酒屋で隣になった常連の女性も、雰囲気がディープ過ぎて「行った
ことがない」という青葉横丁にやってまいりました。同行はあっさりと断られたので、
少々気後れしながらもひとりでやってきました。どこも小さく満席に近いようなので、
なかなか入る店がない。外でウロウロしている段階なのにアウェー感ひしひし。

一軒だけ、客が誰もいませんでした。変だよね?どこもぎっしりなのに。

誰もいない酒場には何度も入っていますよ。しかしそれは開店すぐの時間だったり、
もしくはだ~れも外を歩いていない過疎地だったり。そういうときは、「おっ!いらっ
しゃ~い♪」とだいたいは歓待される。しかしこの状況は明らかに変だ。

変だが、選択肢がない。おでん屋の並ぶ横丁だけに、クソまずいということもないと
思うし、ぼられるってったって風俗店じゃあるまいし、おでんだぞ。

とにかく入る。死ぬことはないだろう。



おお、真っ黒い静岡おでん。他に客もいないし、見せたい人がいるからと写真を
撮らせて頂きました。



おでんは悪くなかったよ^^;

しかしまあ、おばちゃんの愛想のないこと。面白くない気分丸出しの顔つきで、無言で
ふてくされた様子。凍った空気を少しでも和らげようと、いちおう「静岡のおでんって、
こんな感じなんですね~。初めてで…」うんぬんと話しかけてみるが、まともな返事も
帰ってこないので、会話は早々にあきらめた。

こっちが食べ始めると、不機嫌な顔で煙草を吸っておりました。

まあこれが普通の居酒屋ならば、ひとりで飲んでりゃいいだけの話。しかしねえ、
数人しか入れないカウンターだけの小さな空間で、他に客もいないから面と向かって
1対1。息苦しいよ、気まずいよ。空気が重くてつぶされそうだよ。



早々に出てきました。あれじゃあ混み合っている横丁でも、誰も入らないよ(^益^;

それにしても、一軒目で飲み過ぎたので、頭がい骨の上のほうまでアルコールで
一杯だ。



遅くまでやっているカフェを発見。店番は若くてカワイイお嬢さんなので、恥ずかしい
から精一杯酔っていないフリをしてマンゴーパフェを注文する。そんときゃかなり飲んで
るのバレてない自信があったりするのだが、友人と一緒に飲んだときには、後日に
なって「さきち・さん、けっこう酔ってましたねー」と言われることがよくあるので、
やはり隠しきれなかったかな^^;