さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

静岡の夜を彷徨う 8

2015年05月25日 | 関東甲信越



美術館のあとに午後をのんびり喫茶店で過ごし、ホテルに帰って暗くなるのを待ち、
それから酒の時間となる。大変評判のいい蕎麦屋へ向かう。

開店時に行けば、よもや満員はないだろうと思っていたのが甘かった。蕎麦屋だよ?!
入った途端に「御予約ですか?」と聞かれて、丁寧に満席だと断られる。うーむ。。。



というわけで、あてもなくなって少々彷徨い、「地魚・地酒」という言葉に魅かれて
この店に入る。こちらもほぼ満席。カウンターの一番入り口に近いところにひとつ
空いていて、そのはじっこに座る。横にはサラリーマンの一団。



地酒飲み比べセットがありました^^;

しかし隣のリーマンはつまらない仕事の話ばかりしてやがる。そして奥の座敷と
2階には宴会の団体が複数入っているらしく、厨房はてんてこ舞いだ。

女将は右往左往しながら、「どちらからですか~」とか定番のセリフをかけてくるが、
とにかく止まって話をする余裕がない。普段はそういう対応をしているのでしょうが、
どうもこの日は緊急事態の様子。



一品料理もなかなか出てこない^^; 大将が「遅くなってスミマセン」と平謝り。
こうやってふらりとやってくる客を大事にしたいと思いつつ、手が回らないので
大変そうな様子でした。ま~こちらヒマですしーw

しかし静岡は、いつもこんなにどこも混んでいるのか?



というわけで一軒目はテキトーに切り上げ、また夜の街を徘徊することに。



2軒目はこういう大衆酒場にした。気を遣われる気遣いもないだろう(^益^;



店員はみんな大学生みたいな連中だ。さっきの割烹のようなちょっと高級店は、
静かに落ち着いていて若干の会話を楽しんだりするようなところ。はずしたけどね^^;

このような大衆店は、気遣いも受けないので、逆にほうっておかれて気が楽なところも
あるってわけだ。

んで、静岡名物の黒おでんを注文。



こういうことらしい(=゜益゜):;*.’:;



私は「もつ」がちょっと苦手で、焼き物は「ねぎま」が好きかなあ。
こんときゃ「鮭のハラス」と「豚バラ」でした。どちらも大好物なのです(^益^)b

さてさて、静岡は大店舗を規制しているので、街の住民が車で郊外へ買い物に行き、
街の中心部が寂れてゆくというお決まりのパターンが起っておらず、中心部が
賑やかでイイ、という話を聞いたものだから見に来たわけですが…。

ちょっと賑やか過ぎるかしらw 一日目の居酒屋はなかなか入れないくらい毎日
混んでいるらしく、二日目の蕎麦屋は予約がないと開店時でも入れないくらい
だった。次の店も満席で落ち着かなかったし。

車が多くて、街の規模も大きすぎるかな。もうちょっと気楽に歩いて回れるくらい
のほうが落ち着いていていい。そもそも東京のゴミゴミしたところから逃れてくる
私なんですから^^;