さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

富士急行に乗って 1

2021年09月23日 | 関東甲信越


ローカル線が大好きな乗り鉄の友人と、富士急行に乗りに行きました。暑さもやわらぎ、
旅には良い気候となりましたが、あいかわらず遠出は難しいので、日帰りでの散歩と
なったわけです。富士急行は中央線の大月から河口湖までのローカル線。途中で
「富士山駅」を通過します。元は「富士吉田」という駅名だったのに、ガイコツ人観光客を
引き寄せるために改名しやがったな。。。


JR大月駅に比べて、富士急大月駅はやはりこじんまりしているね。私鉄はどこでもそうです。
とってつけたような鳥居ですが、なかったら倉庫の入り口みたいだからなw


お、車両は中央線の使い回しじゃないか。富士山のエンブレムがついてますけど。


さてまずは昼飯を食べることにして、町を歩きます。古い感じの旅館がありますが、
営業しているのかしら。


駅の北側に回り、郷土料理のうどん店に向かいました。来る前にグーグルマップで
富士急行の路線を見ていたら、どの駅近にも「うどん屋」があります。この地方の
人たちは、やたらにうどんを食べているのか?

「吉田のうどん」はなかなか有名なものでした。富士山が噴火したせいか、ここらの
土壌は火山性。なので稲作には向かず、みなさん麦を育てて食べており、うどんが
ずっと常食だったそうなのです。


駅と反対側のあんまり人がいない住宅地なのに、昼時とあって満員でしたぞ。
暑いので「冷やし梅干しのせ」にしました。おねいさんに注文したら、おばちゃんが
持ってきて「はい~大盛りお待たせ~♪」と言いました。私は少食なので、むしろ
小盛がいいくらいなのに、間違っても「大盛り」なんて頼むわけがないのになあ~w

さてうどんは硬い!名古屋の味噌煮込みうどんよりも硬い。日本で最強なのではないか?
柔らかいよりはずっといいので、私好みである。しかし多いな^^;頑張りましたー。
大根おろしがワラワラかかっているのも印象的ですが、紫蘇が新鮮で旨かったぞ。

食べていたら、隣の客が「梅干しって言ったのにー」と不満を言っていました。
おばちゃんはオロオロしていろいろ言っていましたが、最後に「これから梅干しを
のっけましょうか?」と言う。それですむんだから、さっさとそうすればいいのに(^益^;
どうやら注文を取るおねいちゃんがボケていたようです。。。


大盛りで少し苦しくなって、駅へ戻る。こりゃ古そうな建物だ。駄菓子屋といっても、
私が子供の頃に下町で入り浸っていたようなのとは違う、きちんとした(?)お菓子でした。


右は風呂屋みたいな玄関だが、その向こうはとってつけたような外装のスナック
「シーバース」。どういう綴りなんだろう?


「居酒屋かあちゃん」がやってたら、帰りに寄るかなー。


とんかつ屋さん。やたらに紫蘇を入れるようだな。こんなん田舎ならどこにでも
生えているような気がするが、さっきのうどんにも入っていたし、こちらの名産品
なのでしょうか。友人は「俺はただのとんかつがいいな」とつぶやきました。