この日は気仙沼から志津川へ移動。南気仙沼駅まで歩いてBRTに乗る予定だが、
途中にこんな店が出来ているので朝飯に入ってみました。
津波で長らく更地になっていたところにこんなきれいな店が出来ていました。
働いているおねいさんたちもきれい^^ オサレなさつまいもパンとコーヒー。
向こうにはおばーさんたちが集って楽しくおしゃべりをしていました。こういう
人が集まれる場所が出来るのは嬉しいことです。震災後も10年以上経ったんだなあ。
南気仙沼はいまだにこんな感じだ。少し内陸で海が見えない場所なのに、ぜ~んぶ
流されちゃったんだなあ。。。
線路だったところにBRTがやってきました。
南に走るとホテルから見えていた三陸道路の橋が見えます。
BRTの専用道路はメインテナンスらしく、いまここは一般道路を走っています。
そういう意味でバスはフレキシブルに公道も走れるから便利だな。しかし来るたびに
ルートが変わるなあ。
海岸沿いはず~っと工事をしていたけれど、ようやくそれも終わってきたようです。
これで完成なのか?
コンクリートの海岸が出来上がって、これでいいのか?
たまーにきれいな浜辺が見える。少しほっとする。海岸沿いで、海が見えて
嬉しいって。。
ここは線路だったところ。
一本道で橋を渡ったりします。
ひたすら堤防だw
なんだかなー、という気分になりますよね。
国は復興に莫大な資金を出しています。それを被災者数で割ると、ひとりあたり
7000万円にもなるという話だとか。海が見えなくなる堤防をこんなふうに造るより、
被災者がほんとに喜ぶような支援の仕方が他にあったようが気がします。しかし
税金を公共インフラ以外に、どうやって使ったらいいんだ?
リアス海岸だから、たまに堤防が途切れて港が見えるんです。
そしてトンネル~。これが開通したのはこの100年くらいでしょうから、その前は
アクセスが大変で秘境だったのでしょう。
そして志津川に到着しました。ここも津波で壊滅的な被害を受けたところです。