さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

夜はぴんぽんに

2023年02月14日 | 東北シリーズ


気仙沼プラザホテルは温泉が立派。ほぼ海水の塩分濃度で、口に含むとしょっぱい。
入浴だけの利用も可能だから、チェックインタイムの前の昼間でも入れるのが
嬉しい。前なんかどしゃぶりの日があり、そんときゃ外にいられないので昼から
風呂に入っていました。

昼間のサウナには、地元の常連客がいます。何度も来ているので、なんだか顔を
覚えてしまいました。しかし、今回はチェックイン時に「風呂は15時から」と
言われて「あれ?」と思ったのです。いまはホテルの外装工事をしているので、
なんと日帰り入浴は休止中。なので風呂に行ったら誰もいないー。空いてていいけど
ちょっと寂しいような?


温泉宿の部屋は広々していて畳でいいよねえー。ここに泊るときは少し贅沢♪


さて必ず来るのが「ぴんぽん」。


いつもと同じに手前のカウンターに。奥には広いテーブル席エリアがあるのですが、
俺はいつもひとりなので行ったことがありません。いつか誰かと来るかなー。


本日のお勧めが書いてあるホワイトボードに「牡蠣」とあったので迷わず注文。
でかいぞー!


蒸し牡蠣だと小さくなるのに、それでもこの大きさ!プリプリよーw
生でも食いたいなあー。


アワビもあったので贅沢に。といっても、これで500円とはこれいかにw


最初に大将(お兄さんのほう)がサービス品を出してくれましたが、最後のほうに
なって弟さんのほうも海藻の小皿をサービスしてくれて、これも旨いので一杯追加。
いつもちょっとした一品を「食べて」と出してくれる店なのです。


気仙沼:港町ブルースの歌碑が復活

2023年02月13日 | 東北シリーズ


BRTは南三陸さんさん商店街を通過。このあたりは専用レーン(元の鉄路)を通らずに
一般道を通るのは、この商店街や病院などに寄るからでしょう。そういう意味では
フレキシブルな運行だよなあ。


ここらの土木工事もほぼ完成したようだ。


なんかシュールな光景ですよねえ。。。国土強靭化計画とかいってもんのすごい
土木工事を延々とやって(復興増税を使って)、完成した結果がこれなんですかw


ま、とにかく移動はスムースになりました。


コンクリートとアスファルトの整備は出来ました。


まもなく気仙沼に到着です。大島に渡る橋が見えてきましたよ。


三陸沿岸道路の大きな橋も通過。


約2時間のBRTの旅も終わりましたー。


線路だったところが変な感じでしょ。


自転車で突っ走ったら早いだろうね。。。


新しく出来た商店街にもテナントが埋まったようです。


大島に渡る双頭の連絡船がなくなり、観光船だけとなったので船の行き来は減りました。


あああ! 港町ブルースの歌碑が復活したぞー( ゚Д゚)‼


去年はなかったから、出来たばかりだ。「気仙沼」の文字だけ大きくなっているのも
前と同じだ。このプレートは前のを使ったのかしら?右にボタンがあるので、さっそく
押してみるとイントロが流れた。

合わせて♪背伸び~~ と歌い出したら、あれっ!!! ♪流す~と2番が流れる。
そおか、この歌は6番まであって長いから、気仙沼が出てくる2番だけしか
やらないんだw わりと早く終わるので、2回聞きました(^益^;


裏に回ると、震災前の姿がこうやって展示されていました。港の北のほうに
あったんですぅ~。


2015年には津波をかぶったあとのままに放置されていて、その後は撤去されて
しまいました。「あれ、どうなったんでしょうね」と聞いてもみなさん「知らない」と
いう答えしか返ってこなかったわけですが、どっこい復活したんですー。

気仙沼に2泊3日の滞在中、朝に昼に夜に、通過するたびにボタンを押して聞きました。
酔っ払って帰る夜中には、静かな港に鳴り響いていました。ご近所さんは、「誰か
押したな」と気づいたことでしょう。6番までフルコーラスやった日にはご迷惑に
なりますね。戸倉上山田温泉の「千曲川」とか、青森の「津軽海峡冬景色」は
フルコーラスやってたけれど、近くに民家がなかったからなあ。


石巻から気仙沼に向かう

2023年02月12日 | 東北シリーズ


石巻から北上して気仙沼に向かうには、開通した三陸沿岸道路を車で走れば早いの
だが、こちら常に公共交通機関なので、石巻から電車で前谷地に行き、そこから
乗り換えて柳津まで行き、そこで線路は途切れているのでBRTというバスに
乗って行かねばならない。なかなかの長旅である。


しかし広い平野を1両の電車がガタゴト走って行くのはなかなか風情があっていい。
白鳥さんたちもいるぞ。


なかなかの集団です。ロシアからやってきたのかな。


旧北上川。もう少し先に行くと、本流の(?)北上川に合流します。


白鳥さんたち、ごゆっくり♪


駅前には何もなかったりするローカル線です。


平野の真ん中を走って行くのに、「のの岳」なんて山があるのかな?


まさかはるか向こうに見えているのがその山?!


車両の後ろに行って撮影^^


1両で走っていて乗客が少ないと、360度の景色が楽しめるのです♪


北上川を渡ると柳津に到着です。河口に近いこの川は、一関、花巻、盛岡を通ります。
東北本線がこの川に沿って、というかこの川に沿って町が出来るわけだから、各所で
この川を見ることになるわけですね。


ここで線路はおしまい。線路があちこち津波で流されてしまったので、それを復旧
することはせず、線路のあったところにアスファルトを敷いてBRTというバスを
走らせることになったのです。それも順次整備していったので、街中の普通の車道を
走ったり専用レーンを走ったりしていたのですが、ついにここも専用レーンが
完成したらしい。


駅が整備されている。去年来たときには駅前からはしばらく普通の車道を通って
行きましたが、バス専用レーンが完成したようで、そのままバス停が連結されて
いました。乗り換えがスムーズ。


しばらく走ると海に出ますー。


屋上まで津波が来た高野会館。震災の遺構として残されました。見学コースは
ここらに泊りがけでないと参加できないので、いずれ来ようと思っています。


旧観慶丸商店

2023年02月11日 | 東北シリーズ


前から気になっていた旧観慶丸商店を見物しました。すごい建物でしょ~。
こちらは昭和5年に石巻市で最初の百貨店として建てられたものです。
木造三階建てで、タイルで外壁が飾られており、屋根はスペイン瓦葺き、窓も
御覧の通りアーチ形になっていたり、とてもハイカラですよねェ。

途中から陶器店になって、震災では一階部分が浸水。その後は石巻市に寄贈されて
有形文化財となりました。いまはイベントに使われたりしており、内部を見学できる
のです。


建物は老朽化しており、災害復旧工事に耐震補強もされて、内部は鉄骨が露わw
2階は商店の歴史を刻んだ品々の展示がされておりました。


奥のドアから、オーナーの住居部分が見られました。


奥につながっているお屋敷のほうも入って見たかったけどなあー。


震災前の様子です。


震災後は一階部分が津波にやられて滅茶苦茶になりましたw


むかし売られていた品々が展示されています。値札がむかしのまま。


30銭て^^;


髪の毛につける油を入れる陶器。髷やら日本髪につけたんですねェ。


さて面白かったのがコレ。むかしはお屋敷を建てるとき、屋根裏に木箱を取り付け、
そこにいろんな品を入れておいたそうです。


この建物にも、補強工事の際にそれが発見されたのです。


そこから出てきたのがこれですー。いやいやいや、隠されていたお宝(?)を、
長い年月を経て目にすることができるなんて、すごいことじゃないですか~( ゚Д゚)


夜は酒場「六文銭」で墨廼江の大吟醸「弁慶岬」に焼穴子という絶品の組み合わせ
にも揺らいだが、こちら「天空庵」の阿部勘と蕎麦に決めました。


ううむ、ここには阿部勘が常備されておるのだ^^ しかし次に飲んだ日高見の
「弥助」のほうが旨く感じたな。そういうものだったりします。。。


馬刺しが美味ーい!


蕎麦が2段になってて、なんか味が前と違うような。ううむ、期待通りではない。
味が落ちたのか?こちらの酔っ払い度に問題があるのか?そういうこともあろう。


石巻 日和山公園

2023年02月10日 | 東北シリーズ


石巻の街には、あちこちに石ノ森章太郎のキャラが置かれています。


ハカイダーはワルキャラなのに、強くてカッコイイのです。


日和山公園の山の上に登ってきました。石巻に来ると必ずここに来ます。


2015年はこんな感じでした。


住宅街が復活することはなさそうです。震災から10年以上が過ぎてもまだまだ
復興は続いているようですね。石巻にやってくる手前の高台になるエリアには
ぎっしりと新築の家が建てられています。多くの人たちはあちらに移動したの
でしょう。


北側、内陸部のほうにはだいぶ建物が建ちました。


これが以前の姿。


新しく完成した防潮堤の上を歩いて街に戻りました。向こうに見えている山の上が
日和山公園の展望台です。


「いしのまき元気いちば」でひと休み。前回は週末なので混んでいましたが、
今回は平日なのでガラガラでした。