気楽にいきましょう!

バイク好きオヤジのひとりごと

自分から 勤務先を選ぶことも大事です

2017年10月16日 | 日記

自分の勤務先の経営状態って、勤め人だったら気になりますが
長く生きてきて、いろいろな会社で仕事をしてきたり
閉鎖された工場から移ってきて、一緒に働いていた人から聞いた事を基に考えると

倒産したり、一部の工場が閉鎖される前の 企業の工場の状況って
従業員レベルでも判るような 一定の前兆が見えることがあるみたいです。
それに気づくか気づかないか?は その人それぞれでしょうが・・・

私の今までの経験で判断して思うに、
①経費を抑えるようになり、仕事に必要な消耗品さえ買い辛くなる。
②利益を度外視した価格で製品を売り、目先の売上げ額ばかり伸ばそうとする。
③従業員に対する各種手当などの出費を 色々な理由を付けて抑えようとする。
④正規従業員を増やさず非正規従業員が増える。

勤務先が 上の項目を急に実施するようになったら危ないと思いますが・・・

例えば、大企業の場合 経理上は黒字決算であっても
経営内容をよく見ると、何故毎年黒字決算になっているのか?
その黒字状態はこの先も続けることが可能なのか?
と考えると、結構危ない企業もあると思いますが・・・

大企業であれば 当然赤字部門もあるでしょう
日本では赤字部門でも、新興国にはその部門を欲しがっている企業もあるし

国内の企業や投資ファンドが直接手を出すのは無理だけど
外国資本なら「しがらみ」が無いので 大企業の赤字部門の工場を安く買収し
売れる部門を他の企業に売却して、本当に欲しい部門だけを他に(海外?)移し
残った工場の土地は高く売れるときに売却するという
「ハゲタカ」と呼ばれる手法も存在しますからね。

実際に 日本国内の銀行が運営するファンドから数億円単位の融資を受けて
独自技術があるけど 経営が行き詰りかけている企業を買収し
経理上は黒字にして
その会社の「技術や経営権を他に売却するということで利益を上げる」
という事を仕事にしている人と ある会社にいたときに関わる事あったけど
その人、周りの人から「ハゲタカ」って陰口言われていたっけ。

その、「ハゲタカ」と言われていた人の名前も 融資していたファンドも
ターゲットにされた会社名も知っているけど もちろん書ける訳ありません。

赤字部門を整理できるという企業側の思惑
買い取った赤字部門や赤字工場を売却して 利益を得るという思惑
さらに 融資をして「利子で利益を上げる」という融資元
3者の目的が一致したら・・・ その工場に勤める従業員は?

売却できる部門が無くなった後の企業は 黒字を維持できるの?

とりあえず、3ヶ月前に転職して 私が今勤めている会社は
会社の存在というか、成り立ち自体が 経営破たんする事はなく
当然、絶対に倒産することは無いので 心配無いわけですが

今勤めている勤務先をどう判断するかは その人が決めることですからね。

コメント
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