先日ご紹介した青山千春博士の日本海のメタンハイドレートに関する発信本で、俄に現実味を帯びてきた我が国自前のエネルギー資源の真実が明らかになってきましたが、経済評論家の長谷川慶太郎さんの2014年の世界情勢を予測した新書でも、メタンハイドレートのことが以前にも増して大きく採り上げられていました。
そんな中で現在参議院選挙戦が行われていますが、原発に関しては2030年までに脱原発とか党によって姿勢の違いはあるものの、メタンハイドレートに触れた主張を聞くことが全く無いというのは寂しい限りです。
新書では安倍政権がメタンハイドレート商業化のために、国営の日本政策投資銀行に1兆円の融資枠を設けたことを高く評価し、今後の民間による技術開発の競争・促進に大きく期待しています。「メタンハイグレートはもの凄い可能性がある。安倍首相は本気だから、これは成功するだろう。」という文章で新書を結んでいるくらいです。
またシェール革命によるアメリカの完全復活と、最近テレビニュースでも出始めた中国の経済減速、そして共産党独裁政権の解体・崩壊の予測なども詳しく解かれています。