昨日のニュースによりますと、今夏の厳しい暑さによる水温の上昇で、道頓堀川に藻が大量発生しているそうです。
ウキクサ(日本種)とアオウキクサ(外来種)が水面を覆い尽くそうとしています。その旺盛な繁茂力は1日で2から4倍に、1週間で170,000倍(?とにかく凄いことに‥‥)に広がっていきます。
水面がウキクサで覆われると水中に太陽が届かなくて、二酸化炭素も多くなって生物が死滅しヘドロ化してしまいます。ウキクサ自体も最後には沈んで堆積し、不快な匂いも発生し兼ねません。
以前に淀川でも外来種の水草ウォーターレタスが異常発生したことを想い出しました。あの時は駆除するのに大変な費用と労力が必要になったようです。
観光水上クルーズにも支障が出ないか心配されているようです。行政の方では今回は雨水によって海の方に流されていくのを待っているようですが、水温が暫く下がるとは想えませんので、処理が遅れることはないのでしょうか。