千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

日経『関西コンシェルジュ』

2007-10-16 00:02:42 | 千里山INFO
日経『関西コンシェルジュ』に関西特集『街はいま、市民・行政協働の街づくり、千里山』という記事が出ています。千里山まちづくり協議会の松岡さんから会員にメールで紹介がありました。
日経『関西コンシェルジュ』は日経新聞のWEBサイトで、関西圏の詳細な取材を通して社会・経済・文化など幅広い情報を発信していますが、今回は千里山で2005年以来行われてきた市行政と住民、そして阪急やUR都市機構との「協働」による「千里山駅周辺まちづくり懇談会」の進捗状況を踏まえつつ、千里山の新しいまちづくりについて論評をされています。
記事の最後に、最近の住民主導のまちづくりへの取り組みが、予算の制限や業者の利益追求そして住民間の考えの違いなどにより、空中分解してしまう例が多くあるという現実に触れながらも、千里山の事例には“「郷土」意識が支え”と題して次のように明るい評価が与えられています。

『‥‥ただ千里山では、今回のような市民参画型の街づくりが今後も続く公算が大きい。この辺りは大阪市中心部への交通アクセスや生活環境が良い。市民には土地への愛着心が強く、長い期間にわたり住んでいる人や、仕事などの都合でいったん地域外に移り住んでも戻ってくる人が多いという。千里ニュータウンなど周辺の住宅地でも同じような傾向がみられるが、新興の郊外都市などではあまりみられない「郷土」意識が、市民の街づくりに対する積極姿勢を支えているようだ。』(編集委員 吉田公彦)

『ちさとの風』秋号が出ました

2007-10-15 00:02:05 | 千里山INFO
千里山まちづくり協議会の会報『ちさとの風』秋号が出ました。まちづくりニュースとして会の発足以来続けてきましたが、この度『ちさとの風』と改称しての再出発です。
春と秋に発行していますが、一年間の抱負をお知らせする春号に対して、秋号ではその成果を写真スナップを添えてご覧頂く内容がメインとなります。千里山駅前周辺の再開発へのまちづくり協議会の取り組みや、千里寺で開催された上方落語寄席「ちさと亭」の報告など、生活に直結した問題から楽しい交流イベントまで多様なことに、会員それぞれが一住民の立場から関わっていることを知って頂ければと思います。
A-3判2つ折りの4ページ目では「千里山ニュース」ということで、Rua Feliz(幸せの街路)や自治会のファミリーフェスタなど、千里山の秋を彩るイベントの告知協力をさせて頂いています。また今回は東京の千里山会の会員で漫画家の田代しんたろうさんの描かれた、懐かしい“千里山漫画”のご紹介など楽しいお知らせになっています。
『ちさとの風』は千里山自治会の回覧やちさと図書館・千里山駅そして協力ショップ(ゴーシュやル・パルク、ポモドーロなど)で配布しています。また実際の印刷物は一色刷で仕上がりもややラフなものになってしまいますが、「千里山.NET」に掲載しているWEBページはカラーで原稿に近いものをお読み頂けますし、必要であればPDFでもリンクしプリンターで増刷もできますのでよろしくお願いします。

PDFデータは8.8MBありますので、読み込みに少し時間が掛かりますがご了承下さい。

WEBアルバム「Zorg」

2007-10-14 00:31:47 | ブログ伝道師
写真共有サイトは、Yahoo!やlivedoorそしてGoogleなど検索ポータルサイトの写真サービスや、Flickrやフォト蔵・Zorgなどの専用サイトなど、多くのWEBサービスがクォリティーを競っていますが、SNSのmixi内の写真共有サービス利用者の活発化に対し、最近は低い伸び率に留まっているようです。
mixiの写真サービスは友達交流の延長として気楽に利用されていると思われますが、写真共有サイトのそれはやや本格的な写真公開サービスを感じさせると同時に、SNS的なコミュニケーション機能などもマニアックでやや高尚な交流をイメージさせます。ある程度利用者のパイが制限される面は否めないと思われます。
しかし、旅行スナップやアート写真集など、何かまとまったアルバムを一般公開したい場合には、スライドショーなど細かな部分にも行き届いた写真共有サイトの利用をお薦めします。今回僕は先月開催した『千里山.NETの見た景色展』という街並み写真展のWEBアルバムを、専用サイトのZorgを活用し公開することにしました。
実はフォト蔵でも作成してみたのですが、URLリンク指定に1ヶ月の期限がありました。特にデザイン的な比較でも、まだ1周年と新しいサービスである「Zorg(ゾーグ)」の、写真を見せることに集中させるスッキリとしたグランド&インターフェイス・デザインをお薦めしたいと思います。

松浦亜弥の『笑顔』

2007-10-13 00:28:04 | 作詞・作曲
週刊文春の「芸能マル秘スクープ10連発」というコーナーに、「あややピンチ“CD売上げ9000枚”」」というのがありました。松浦亜弥さんの8月リリースの1年半ぶりのシングル『笑顔』の第一週売上げが何と9,397枚で、オリコンチャートではその後も思わしい伸びを示していないことが書かれています。「マイナー演歌歌手の手売りの方が売れるんじゃないか‥‥5年前の『桃色片思い』辺りは初動で14万枚ほどいったものです。前作からプロデューサーのつんく♂の手を離れた影響なのか、とことん売れません」(レコード会社関係者)と言われているようです。
もはや深夜番組や週末のバラエティーでよく姿を見る“元アイドル的存在?”とも書かれており、そう言えばお笑い芸人のぐっさんの居酒屋風トーク番組で、あのクシャッとした“笑顔”を最近見たことを思い出しました。CD屋さんのディスプレーでも『笑顔』の温和しめのジャケットはインパクトは感じませんし、もう新譜でもないので目立つ場所には置かれていませんでした。
実は僕のiPod nanoのフェイバリットには『風信子(ヒヤシンス)』が入っています。『田舎に泊まろう』のテーマにもなっていた谷村新司の提供によるものですが、少し鼻にかかった可憐な声質と抜群の歌唱力で、聴いていて日本の何処にでもある美しいまちの風景が広がっていくような佳曲です。『桃色片思い』のアイドル路線と並行して『風信子』のような曲を歌い、音楽番組でオーケストラと共演してスタンダードを巧みに聴かせてくれていました。
「本人は『アイドルになりたいと言ったことはない。プロとして歌い続けていきたい』と言っているようです。」(芸能記者) いつまでもアイドルではいられないし、またアイドルを求めてはくれないでしょう。一言でいえば脱皮の季(とき)なのでしょうけれども、プロ歌手としての一生でどのような新たな代表曲に巡り会うのか、僕にとっては今後も楽しみなアーティストではあります。

※ 音楽関連のものを集めたブログ「季宙ブラウズ」でも、より詳しい情報を発信していきますので、そちらも覗いて見て下さい。
※ シングル曲『笑顔』やセルフカバーなどを含む、7枚目のアルバム『ダブルレインボウ』も発売されています。

笑顔
岡ナオキ,上野圭市,松浦亜弥,谷村有美
ZETIMA
このアイテムの詳細を見る

ダブルレインボウ
松浦亜弥
ZETIMA
このアイテムの詳細を見る

『07EXPO70ーわたしと万博ー』

2007-10-12 00:09:14 | 千里山ギャラリー
今月20日(土)から12月2日(日)までの予定で、吹田市立博物館において『07EXPO70ーわたしと万博ー』が開催されます。
昨年開催された『千里ニュータウン展』は、リクエストにより期間延長が行われるほど関西一円から入場者が訪れ、非常に好評裡に終わりました。大勢の市民ボランティアが参加する新方式の博物館イベントとして、今後のパブリックな活動への良き参考事例にもなったということも聞いています。又より多くの人々の関心を集めるテーマを設定したことが、大きな成功要因だったことも確かです。
さて、今年もその住民パワーの勢いを持続させて、特に関西人にとっては思い入れの深い『EXPO70展』となりました。人それぞれの心に残る万博の想い出のものを持ち寄り一堂に展示されます。EXPO70大阪万博の記憶は大阪ばかりではなく、高度成長経済の成果を世界に発信し、世界平和を高らかに歌いあげた日本復活の一大エポックとして知られているものですが、その時代を軸としてそれぞれの人達が投影させていた生活と思いを展示する試みは、自分史を振り返るという意味でも興味深く楽しみな企画です。
EXPO70の趣旨に因んだイベントもたくさん企画されているようです。今回は、僕のブログに「太陽の塔のマンホール」という吹田市のマンホールの蓋を扱った記事があり、そのことから「カラー・マンホール塗り絵」という親子参加アトラクションを提案させて頂いたりしました。残念ながら実現しませんでしたが、そんな縁もあって『07EXPO70ーわたしと万博ー』にもぜひたくさんの方に見に行って頂ければと願っています。

・『07EXPO70パンフレット』 (拡大) ・『07EXPO70イベント』 ・地図

【追記】週刊『昭和タイムズ』でもタイムリーに1970年号が出ています。

「吹田郷土史研究会」秋の講座

2007-10-11 00:12:23 | 千里山人(ちさとのやまひと)
10月21日(日)メイシアター小ホールで、「吹田郷土史研究会」主催の秋の歴史文化講座が開かれます。その講座で講師の一人として千里山の建築家中島祐三さんが発表を行います。その詳細内容を中島さんからお送り頂きましたので、ぜひご紹介させて頂きたいと思います。

『大正9年(1920年)に開発されて80余年の千里山。そこに住んだ人びとによって守り継がれてきたまちづくりの今について考えてみます。
吹田郷土史研究会は歴史も古く、年間を通じて講座や歴史探訪ツアーの企画などとても活発な研究会です。
この講座では第1部にて「千里山の暮らしと住まい」と題して、千里山の開発からまちづくりの今について中島祐三が担当。第2部では「千里ニュータウンの誕生とまちづくり」として、吹田市立博物館の藤井裕之氏の講演が企画されています。開発の時代も内容、成り立ちのまったく異なる両者を比較することで、「今とこれから」を考える新しい切り口が生まれる事を期待しています。
参加は無料、申し込みも不要です。』

問い合わせ:千里山会館 TEL:06-6384-0603 開演:午後1時~終了:4時半

週刊『昭和タイムズ』

2007-10-10 00:21:47 | お薦めします
デアゴスティーという出版社があります。様々な企画テーマにより週刊や月刊の形でシリーズ雑誌を出版し、例えばロボットの歴史や科学を学びながら、付録パーツを組み上げると完成品が作れるものや、美空ひばりさんのCD付きのファンをターゲットとしたスペシャルBOOKなど、と言えばどこかで見られたこともあるのではないでしょうか。
販売の特徴としては創刊号だけは破格の値段で、とりあえず興味を持たれた潜在購買者を囲み込むということがあります。かくいう僕も以前にスターウォーズのシリーズや、チャンピオン・バイク・コレクションの創刊号を購入した経験があります。しかし出版社の思惑とは違い、続けて買っていくまでには至りませんでした。
ところで、週刊『昭和タイムズ』が最近TVでも宣伝され、書店レジ横でも専用ラックまで置かれています。実は僕は創刊号「昭和39年」(190円)を、東京オリンピックや新幹線の開通というエポック記事に惹かれて買いました。第2弾は大阪万博の年の号となりそうですので、おそらくはそれも買ってしまうでしょう。ちなみに、値段は通常価格の560円になるようです。
昭和の前半は暗い戦争の時代ですが、戦後は高度経済成長にひた走った、元気で夢のある時代と総括できると思います。僕の予想ではかなりヒットする企画になるのではないでしょうか。

【追記-1】東京オリンピックが開かれた10月10日は、その後「体育の日」として祝日になりましたが、その日が晴天の確率がとても高いことで選ばれたというのは有名です。「体育の日」が連休化したので今年は愚図ついた日和でしたが、どうも明日(10日)も雨模様の予報です。(結局は秋晴れになりました。偉大なる元「体育の日」)
【追記-2】『三丁目の夕日の時代』という昭和30年代図鑑も、映画『ALWAYS・続』の公開を控えて出版され、資料的な写真満載でとても懐かしく楽しめます。

ピアノ発表パーティー

2007-10-09 00:02:30 | 千里山人(ちさとのやまひと)
昨日の午後、千里山の「カフェ・ド・ゴーシュ」でピアノの発表パーティーがありました。
ピアニストで且つシターの数少ない演奏家としても活躍されている、中川啓子さん主宰のピアノ教室で習われている人達の発表会です。ただ普通のピアノの発表会のイメージでは、会場を借りたくさんの親族・友人に聴いて貰う形だと思いますが、もう少し軽い感じで和気藹々とできたら楽しいのではないかと、今回のパーティー・スタイルになったようです。
ケーキ・セット(千里山西の「カフェ・ウルー」特製)のティー・パーティーが開かれているリラックスした中で、生徒さんの演奏が次々に進んでいきました。友人の演奏を緊張しながら見守るというより、音楽を楽しんで聴いている場の雰囲気がお互いに良かったようで、発表後もいつまでも交流がつづきました。
ゴーシュにピアノが置かれるようになったことを契機に、中川さんは千里山でも“日々を楽しむピアノ教室”を開くことも視野に入れ、ママさんともお話をされているようなので、ひとつピアノでもという方は問い合わせてみられても良いのではないでしょうか。

※ シター[cithare] はフランスの宗教楽器で、ハープと同じ楽器の仲間です。

『終(つい)の棲家』アンケート

2007-10-08 00:03:02 | Weblog
先日、デザイン学校からの親しい友人で、日本インテリアデザイナー協会でお世話をいろいろされている、スペースY.D.の建築デザイナー山本紗代子さんから、次のようなアンケート依頼がありました。

 『‥‥さて、私の所属しております(社)日本インテリアデザイナー協会の関西事業支部では研究委員会(「セカンドライフの住まいプロジェクト」)において【インテリアデザイナー発信『セカンドライフの住まい(終の棲家)』のご提案】を目標に研究を進めております。
 そこで、皆様に多数ご意見など頂きたく、『セカンドライフの住まい』のアンケートをJIDウェブサイトにて実施することになりました。
つきましては、突然で恐縮なのですが、是非アンケートご回答にご協力賜りたくお願いする次第です。又、お知り合いの方々にもご転送頂き、ご協力頂けると幸いです。
 集計結果を基に良いご提案をしたく思っております。
 どうぞ宜しくお願い致します。』

ということで、僕のブログでも広くお知らせすることに致しました。この団体は歴史もあり公的な社会貢献もされている社団法人で、真面目に現代人の住まいに関して研究・提言をされております。アンケート回答などの目的以外の使用や、住宅設計の勧誘への心配などは決して有りませんので、テーマに興味のある方はぜひ協力して頂ければ嬉しいです。

千里山の公園

2007-10-07 00:29:29 | 千里山ウォーカー
千里山.NETの「街並み案内」メニューの「緑地・公園」ページを、ようやく作成できましたのでご覧下さい。特に千里山に移って来られてまだ間もない住民の方には、子ども達を遊ばせたり心を落ち着けたりできる場所として、参考に近くの公園を訪れてみて頂ければ嬉しいです。
阪急千里山マーケットそばの“テレビ公園”には昭和30年代、遊具の真ん中に街頭テレビ(モノクロ)がありました。第一噴水のそれとともに当時新しい千里山風景だったようです。現在は駅周辺駐輪場と変わり駅前再開発まで暫定的に利用される予定です。また、千里山団地内の“電話公園”には、現在隣接する駐車場脇に公衆電話BOXがありますが、そのことで通称となったと思われます(或いは別のところに在ったのでしょうか)。
“テレビ公園”を“カメラ公園”と呼んでいた子供達もいたようで、通称というものは人(そしてグループ・世代)それぞれに存在するのかも知れません。その他にも“ロケット公園”や“きりん公園”などと呼ばれる公園もあり、主に遊具の形からきているもののようです。
今回の公園紹介の中で“銀杏公園”は公式には千里山東遊園という名称ですが、これからの季節に黄色い落ち葉が散り敷くこの場所がとても美しく、千里山の新たな通称として提案させて頂きました。

『大阪経済大復活』

2007-10-06 00:01:41 | お薦めします
実を言いますと、日頃から愛読している増田俊男さんの新刊と勘違いして買いました。真っ赤なカバーに大きな文字でタイトルが書かれた、インパクトの強いデザインもその著者のお馴染みのイメージでしたので‥‥。
そんな間違いはありましたが、『大阪経済大復活』というタイトルには大いに惹かれるものがありました。そして読み進んでいくうちに、これはとてもラッキーな出会いになったという思いになりました。何十年にもわたって不振を続けてきた阪神経済が、その大きな要因と指摘されている法律の足枷から解き放たれ、ものづくりの比類無い集積地としてのIDを活かし、力強く復活を果たすシナリオが提言として示されています。
交通ネットワークの改善・都心型大学の誘致・保育幼稚園の大増設・デパート集客特区の設定などの興味深い7つのアプローチが、いわゆる規制緩和の時代の可能性を明らかにしていきます。経済学者から不動産証券アナリストを経て、現在は企業投資の専門家である著者の広く確かな分析力により、大阪経済に大きな希望を感じさせてくれました。
“あとがき”には、自分が東京出身で一橋大学に通い、大阪には二泊三日以上滞在したことはないと書かれていました。それがかえって客観的な説得力を感じさせるところが面白い本です。

大阪経済大復活
増田 悦佐
PHP研究所
このアイテムの詳細を見る

高度経済成長は復活できる (文春新書)
増田 悦佐
文藝春秋
このアイテムの詳細を見る

千里山団地を撮ろう

2007-10-05 00:00:55 | 千里山トラスト
先日テレビニュースで『団地萌えな人々』という特集があり、ブログにも書かせて貰いましたが、改めて千里山団地の写真を撮り残しておこうと感じました。
そこで、“まち歩き”の時々にロケーションなどを検討しながら、いつも携行しているコンパクト・デジカメで試し撮りし、来年くらいにデジタル一眼レフの手頃なものを手に入れ撮影しようと思っています。
これまでもかなり撮ってきましたが、それは散歩者の目線的なものが多かったように思います。今日はもう少し生活者のアングルから景色を見てみようと思い、棟の入り口のグランド・レベルへと石段を降りて歩いてみました。石段の土手にはこんもりと灌木が生い茂っています。また見上げる建物はよりパースペクティブに見え、上の道路を人や自転車などが行き交います。何年後かに取り壊されて再開発される予定ですので、住民は徐々に減り寂寥感もする空間ですが、ゴミなどは比較的少なくしっとりと心地よく感じられました。
次は建物の中へ、そして部屋の窓から見える千里山の風景など、より生活感のあるアングルに向かっていくことになるでしょう。実際の生活者の想い出などもお聞きしながら‥‥。
帰りかけてふと気がつくと、草むらから猫が「何してるの?」とでも言いたげに僕を見つめていました。こちらも見てやると傍の猫じゃらしに顔を撫でさせ、トンッと身を翻して行ってしまいました。

『千里山こだわり・お宝展』企画

2007-10-04 00:09:31 | 千里山ギャラリー
「まちづくりは人づくり。人と人のつながりが大切です。友人・知人・親族、様々な人間関係から譲り受けた作品など“あなたのお宝”を展示し、人と人のつながりの大切さを再認識しましょう」
という目的を掲げて、千里山まちづくり協議会が『千里山こだわり・お宝展』(仮称)を企画中です。絵画や書画、写真などを展示し、広く住民の皆さんに見て頂こうということですが、誰からどのように譲られたかというような謂われを、プライバシーに配慮した範囲でよいのでメモ説明として付けます。
開催日時:11月16日(金)~18日(日)の三日間で、展示場所:ちさと図書館の復元教室の予定です。
祇園祭りの時期に京都で行われる屏風祭(家々に伝わる屏風をそれぞれの家で公開する)の趣旨にも通ずるところがありますが、昨日企画提案者の一人のHさんとお話した限りでは、そんなに大それた貴重品ばかりではなく、広く“あなたのお宝”で考えて良いとのことのようです。
さて、写真はミスタードーナッツ千里山店の懐かしい一齣ですが、僕はパートをされていたTさんにお願いして、カップ&ソーサーを3組貰い受けました。いつか街の回顧展のような企画があれば‥‥という思いもありました。閉店日に店頭で配られた灰皿もセットにして展示したら面白いかも知れません。

『豊中・吹田今昔写真帖』

2007-10-03 00:01:14 | 千里山INFO
以前の記事にもお知らせしましたが、郷土出版社発行の『豊中・吹田今昔写真帖』の編集作業が終了し、11月下旬を期して現在予約受付中ということです。
編集担当者から情報協力を依頼されていたのですが、残念ながら余りお役に立てることもなく申し訳なく思っています。吹田を代表する近代住宅地ということで、多くの千里山の写真が掲載されることを願っていましたが、どういうものになったのか出版が楽しみでもあります。
旧い街並み写真と現在の撮影風景を比較し、その時代変化を一望しようという企画主旨には、地域情報サイト「千里山.NET」のコンセプトにも近いものを感じました。サイトを構成する中で、現在の街の写真や出来事は自分でも撮ることが可能ですが、千里山の“今”を作ってきた街の歴史やイメージに、なかなか出会うことの難しさを感じています。将来的には『千里山今昔写真帖』的なページを、「千里山.NET」でも提供したいと密かに考えています。
早速ですがちさと図書館の方へ図書購入希望を出し受け付けられましたので、また連絡があり次第お知らせしたいと思います。また宣伝チラシの方は駅前の田村書店レジ下にも置かれていますので、個人的に興味のある方は予約などの参考にして下さい。

チラシ(表面)拡大

吹田市立図書館ホームページでは最近、本の検索やメールでの情報交換など、多彩なWEBサービスをおこなっていますので、ぜひ利用者登録をお薦めします。

桂小米朝インタビュー

2007-10-02 00:00:25 | 千里山人(ちさとのやまひと)
読売新聞の日曜地域版に面白い企画があります。それは『読者の夢インタビュー』という題名で、日頃から会ってみたいと思う有名人(芸能人や文化人など)に、読者自らインタビューすることができるというもので、たくさんの応募の中からインタビュアーが決定します。
今回のインタビュアーは吹田郷土史研究会の佐々木進会長で、そのお相手は噺家の桂小米朝さんでした。佐々木進さんは北摂や吹田ばかりではなく、千里山の街の歴史についても造詣が深く、また教育者としての威厳と親しみを具えた方です。桂小米朝さんについては敢えて言う必要が無いほどに、上方落語の本流を行く人気者です。
そして、ご両人共に千里山の住民という共通点がありました。記事にもありますが、小米朝さんが千里山に対して利便性と快適さを感じ、たいへん気に入られている様子が分かります。まちづくりにも関心を示して頂けるのはとても嬉しいことです。
天満天神『繁昌亭』の盛況振りや、落語が題材になっているNHKの連続テレビ小説『ちりとてちん』など、時代と落語が一本の糸で繋がってきているという話に進んでいきます。ここで僕としては千里寺の『ちさと亭』のことにも、少し触れて欲しかったのですが‥‥。
ところで、千里山には吉本興業の創業者の吉本勢さんが、篤く信仰を寄せていたという神社もあるのですが、実は落語家をはじめ漫才師やコメディアンなど芸人も多く住まわれているのです。

記事全容