これから・・・。

　後藤新平は、復旧ではなく、復興を考えたという。

　これから・・・どう収まっていくのか。
　新しい、近未来都市としての設計を描く人がいるのだろうか。
『生きる』ことが先決問題。
　補償・・・権利・・・あらゆる利権のいざこざ・・・。
　わたしの考えの及ぶところではないけれど、処理機能をはるかに超えた瓦礫の山・・・被災者の健康管理。
　為すべき事は山積している。

Re『武蔵野』２４６。

　　　八
　自分は以上の諸説に少しの異存もない。

　自分以上諸説少異存

☆字を部ける意（気持）の帖（ノート）を書いて接（つなぎ）、消して意（考え）を損（こわす）。
　消す考えは、損（割に合わぬことでも、しなければ気のおさまらないさま）である。

『城』４３８。

　すると、オルガが声をたてて笑った。
「なぜ笑うんだね」と、Kは腹をたてた。

　オルガ/Olga→lrgan/機関。
　笑った/lachte→Rachen/復讐する。
　腹をたてえう/argerlich→erganzen/補う。

☆オルガ（機関）における復讐。
「どうして復讐するんだね」Kは、補うようにたずねた。