続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

デコポン。

2011-04-12 06:58:01 | 漫画
「死ぬ前に、何が食べたい?」と聞かれたら、わたしは「デコポン」を希望する。

 レモン哀歌・・・智恵子が最期に口にしたレモン、響きが美しい。

 でも、デコポンだと、同じ柑橘類でもちょっと語感がひょうきんな気がする。
 レモンの酸味に比してデコポンの甘み、酸味、香り、ジューシーさは突出している。
 なのに、デコポンの名は少々浮かばれない印象がする。

Re『武蔵野』257。

2011-04-12 06:46:10 | 国木田独歩
隠れつ現われつして、しかも曲がりくねって、(小金井は取除け)流るる趣は春夏秋冬に通じて吾等の心を惹くに足るものがある。

 隠現曲小金井取除流趣春夏秋冬通吾等心惹足

☆陰/人目につかないように言う極み。
 消えるものを混ぜる意(気持)の趣(ねらい)を叙べる。
 留める手(方法)を巡る化(形、性質を変えて別のものにする)を集めて套うTwo(二つ)。
 亜(二番目、次)を当てるという真/まことに寂(ひっそりとした)則(きまり)である。

『城』449。

2011-04-12 06:23:09 | カフカ覚書
ななめにかけた、反射のつよい鼻眼鏡に隠れて、眼はよく見えない。

 ななめ/schief→shiff/船。
 かけた/aufgesetzter→aufsitzen/座礁する。
 反射のつよい/spiegelnder→spielend/骨の折れない、たやすい。
 鼻眼鏡/zwicker→zweck/目的。
 眼.Augen→Orgen/機関。
 
☆先祖の船が座礁した目的を、機関では覆い隠していた。