錯綜。

　原発の問題が収束を見ないまま、世情は混沌の中にある。
　復興の案も浮上する中、渦中の被災者は「先ず雇用を」「経済を」と、至極当然のことを訴えている。

　日本がこのまま沈み込んではいけない！
　誰しもが願っている。

Re『武蔵野』２５６。

その他名も知れぬ細流小溝に至るまで、若しこれを他所で見るならば格別の妙もなけれど、これが今の武蔵野の平地高台の嫌なく、林をくぐり、野を横切り、

　他名知細流小溝至若他所見格別妙今武蔵野平地高台嫌林野横切

☆多くの冥（死後の世界）の血の災い。
　縷（糸のように細く長く連なる）傷（悲しみ）。
　考える字の二役で多くを書く。
　現われる各（それぞれ）や、瞥（チラッと見る）など、三様を混ぜている。
　無の像（すがた）の八（多く）は蔽（見えないように覆われている）。
　字の考えの題（テーマ）の件（ことがら）は、燐（鬼火）の八（多く）の奥（奥深いところ）の説（話）である。

『城』４４８。

黒い口ひげは、長くぴんとはねていた。

　黒い口ひげ/Schnurrbart→Schuren/扇動者、Burte/戦斧。
　長く/lang→rang/格闘する。
　ぴんんとはねていた/ausgezogen→zogern/躊躇う。

☆扇動者の戦斧は格闘を躊躇っていた。