続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』463。

2011-04-26 06:26:52 | カフカ覚書
と、ここで彼女は、無意識にからだをすこしのばして、いま話していることとなんの関係もない、例の勝ほこったような眼つきでまたもやKを見た。

 無意識に/unwillkulich→unwirklich/非現実的な。
 のばして/richtete→lichten/解明する。
 勝ほこったような/sieghafter・・・勝つ自信がある。
 眼つき/Blick→Blech/金、金ぴか。

☆と、ここで彼女は、先祖を少し非現実的に解明し、時折、何のつながりもない金(輝き)で勝つ自信を見せた。