続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)寒卵。

2020-10-03 06:22:48 | 飯島晴子

   寒卵寝るのもいやになりにけり

 パックには立てて入っているが、自然には横になっている(寝ている)。寒中の栄養価の高い卵は、果たして卵の殻を破り(寝ているのも嫌になったので)雛に孵ったということ。

 寒卵はカン・ランと読んで、肝、覧。
 寝るのもいやになりけり(寝嫌)はシン・ケンと読んで、審査、兼。
☆肝(かなめ)は覧(よく見て)審(正しいかどうかを明らかにする)。
 兼(二つ以上のものを併せ持っている)。

 寒卵はカン・ランと読んで、癇、乱。
 寝るのもいやになりけり(寝・嫌)はシン・ケンと読んで、震、拳。
☆癇(激しやすい性格)で、乱れ震える拳(握りこぶし)。