正月や鱪(しいら)の男方女方置く
鱪(しいら)は22㎏、86~140㎝と巨きな魚であるから、皿に盛る時は切身にならざるを得ない。正月だからと言って男方女方に置くという作法に適うものでなく、双方同じに置くしかないのである。
正月はショウ・ガツと読んで、章、合。
鱪はショと読んで、書。
男方女方はダン・ホウ・ジョ・ホウと読んで、談、放、叙、呆。
置くはチと読んで、質。
☆章を合わせて書く談(話)を放(送り出す)。
叙(述べるのは)呆(事の意外さに驚く)質(内容)である。
正月はショウ・ガツと読んで、声、合。
鱪はショと読んで、庶。
男方女方はダン・ホウ・ナン・ホウと読んで、団、放、難・法。
置くはチと読んで、遅。
☆声を合わせて庶(多くの人たち)が団(一つにまとまり)放(送り出す)のは難しい。
法(手立て)には遅(時間がかかる)。