続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

あの日・・・。

2011-03-28 07:00:30 | 漫画
 あの日(2011.3.11)、わたしは粟田のバス停前にある「夢庵」で、友達とおしゃべりに夢中になっていた。
「揺れているわ」と、Aさんが言い、
「地震かしら」とBさん言った。
 とっさにCさんがテーブルの下に隠れようとしたので、
「あら、一人だけずるい」とわたしは冗談交じりに言った。

「長いわね」と肯き合っているうち、店内の電気が消えたので、驚いて外へ非難。
 Aさんが各々の家に電話・・・すでにつながらず、食事会はお開き。

 すぐ来たバスに乗車・・・消えた信号に戸惑う運転手さん・・・。
「仙台では震度7の地震が発生し・・・」バスの中にラジオの音声が流れた。

  
 まさかの巨大地震は翌朝の新聞で知った。

 あの日から今日まで、心の震えは治まっていない。

Re『武蔵野』242。

2011-03-28 06:54:03 | 国木田独歩
八王子は決して武蔵野には入れられない。そして丸子から下目黒に返る。

 八王子決武蔵野入丸子下目黒返

☆野の奥(おくふかく)、死の潔さ・・・無の像(すがた)也。
 新しさを含む詞(ことば)の化(形、性質を変えて別のものにする)に、黙って克/力を尽くしている片(二つに分けたものの一方)がある。

『城』434。

2011-03-28 06:34:57 | カフカ覚書
彼自身は、この視線によって左右されねばならないような運命があるとはまったく知らずにいたのだが、この視線は、彼にそのような運命の存在を確信させるだけの力をもっていた。

 視線/Blick→Blech/金。
 知る/wubbte→wust/荒地。
 ~ない/gar・・・尽きた、終わりの。

☆彼自身はこの金によって左右されねばならないような尽きた(終末の)荒地があると、この金の存在は彼にそれを確信させるだけの力をもっていた。

Re『武蔵野』241。

2011-03-27 11:36:29 | 国木田独歩
さて立川からは多摩川を限界として上丸辺、まで下がる。

 立川多摩川限界上丸辺下

☆慄((恐れおののくこと)は千(たくさん)ある。 
 他の真(真実)も千(たくさん)現われる。
 解(部分部分に分ける)は常(変らない)。
 眼(物事を見極める能力)で、遍く化/形、性質を変えて別のものにしている。

『城』433。

2011-03-27 11:29:36 | カフカ覚書
Kは、その視線に出会ったとき、自分の一身上のいくつかの運命がすでにこの視線によって決定されてしまったような気がした。

 視線/Blick→Blech/金。
 一身上の/betreffende・・・関係のある。

☆その金が見せかけのような気がした。
 この金はすでに関係から片付いたことである。

花粉症。

2011-03-26 07:15:31 | 漫画
 もうずいぶん前、くしゃみが止まらないなどの症状が出て、あげく、夕方になるとひどくぐったりしてしまう。
 鼻水・・・耳の奥も・・・色々考えて耳鼻科へ。
 二箇所ほど回ったけれど、「特に異常はありません」とのこと。

 三箇所目・・・共済会病院でも、「体質でしょう」との診断。
「念のため、血液検査でもしておきましょう」

 その検査結果が、植物性アレルギー。
「もうそろそろ梅雨に入りますから、薬は要らないでしょう」で、ばっさり終わり。


 その後は「こういう診断をしてもらったので、花粉症の薬をください」と近所のクリニックに申し出てアゼプチンを服用。
 不思議に良くなり、年々改善の傾向。
 現在では症状は殆ど軽減されている。

 でも最近の黄色い粉状の飛沫・・・あれは杉花粉だとか・・・。確かに金色めいて黒いフェンスに付着し、露になっている。
 
 眼に見えるものは、原発事故の影響に比べれば、まだいいかも・・・。

Re『武蔵野』240。

2011-03-26 07:07:38 | 国木田独歩
この範囲の間に所沢、田無などという駅がどんなに趣味が多いか・・・殊に夏の緑の深い頃は。

 範囲間所沢田無駅趣味多殊夏緑深頃

☆半(二つに分けた一方)の意(気持)があらわれるように書く。
 託(頼りにして任せる)多くの部(区分け)を易(とりかえて)書く。
 魅(もののけ)は他の衆(人々)に化(形、性質を変えて別のものになる)。
 録(書き記したもの)は、心(心の中)の考えである。

『城』436。

2011-03-26 06:49:58 | カフカ覚書
あまり人目を惹かない、小柄な、ブロンドの髪をした娘で、眼に悲しみの色をうかべ、頬はやせこけていたが、その視線だけは、なにかはっとさせるものがあり、独特な高慢さと優越感をたたえていた。

 人目を惹かない/unscheinbares→unschtbar/眼に見えない。
 小柄な/kleines→Klan/氏族。
 娘/Madchen→Marchen/メルヘン、作り話。
 優越感/uberlegenheit→uberraschte(予期せぬことで)驚かす。
 やせこけた頬/magern Wangen→Mage wandel/血族の変化。
 視線/Blick→Blech/金、金ぴか。

☆眼には見えないが、氏族の作り話を悲しんでいる。
 氏族は変化したが、金に対する個別の予期せぬことで驚かされていた。