続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

Re『武蔵野』284。

2011-05-16 06:44:47 | 国木田独歩
その間を村の者町の者十数人駆け廻ってわめいている。

 間村者町者十数人駆廻

☆換(入れ替わる)存(存在)を遮る。
 重ねて、枢(物事の重要なところ)を忍ばせている。
 究(きわめた)怪(不思議なもの)である。

『城』482。

2011-05-16 06:37:37 | カフカ覚書
Kは、もう一度目だたないようにフリーダと話がしたかった。そこで、棚から新しいジョッキをとって、彼女のそばに行くと、

 もう一度/einmal→Ahn Mal/先祖の傷痕。
 棚/Stander→stand/状況。
 ジョッキ/Glas→Graus/恐怖。

☆Kは、先祖の傷痕を悟られないように話した。そこで、状況から空虚な恐怖を予感して彼女のそばに行くと、

『城』481。

2011-05-15 06:00:21 | カフカ覚書
あちこちでお客たちが立ちあがって、空のジョッキにビールをついでもらおうとしていた。

 お客(人々)/Leuten→lauten/(鐘が)鳴る、(鐘が)知らせる。
 ジョッキ/Glas→Granz/恐怖。

☆あちこちで(鐘が)鳴ることに精神の高揚を感じ、空虚な恐怖にいっぱいにさせられていた。

草取りの真意。

2011-05-14 06:56:44 | 日常
 Kさんは、隣接する駐車場や川沿いをいつも気にかけ、草取り清掃をしている。
 ある時などは、見知らぬ人が駐車場の草取りをするのを見て、自分もお手伝いにと鎌を持って近寄ったら、
「わたしは仕事(雇われて)で、草取りをしているので手伝わないでください」と言われたらしい。

 つい最近もそこの草取りをしているので
「止めときなさいよ、草取りをする人の仕事がなくなっちゃうじゃないの」と言ったら、
「うーん、そうだけどね・・・わたしはここの地主さんにはお世話になったから少しでも恩返しがしたいだけなんだよ」という。

「そう」
「そう、他所から来たのに子供が生また時には、借家なのに増築してくれたんだよ、四畳半をね。」
「・・・」
「前の町内会会長だった人だよ、もう亡くなったけど」
「わたしは恩返しをしているだけなんだよ」
 齢90を超えんとするKさんの言葉に胸が詰まった。

Re『武蔵野』289。

2011-05-14 06:45:13 | 国木田独歩
話していた人々がどっと何事をか笑った。月が家並の後ろの高い樫の梢まで昇ると、向う片側の屋根が白ろんで来た。

 話人人何事月家並後高樫梢昇向片側屋根白来

☆吾(わたくし)の忍ばせた図りごと。
 化(形、性質を変えて別のものにする)の字を照(見比べる)
 合わせる化/形、性質を変えて別のものにし、蔽(見えないようにする)語(ことば)の構(しくみ)。
 可視(肉眼で見えること)で消し、照/てらしあわせ、考えると、返/もとにもどる則(きまり)也。
 混ぜて吐く(言う)ことが頼りである。

Re『武蔵野』288。

2011-05-13 06:32:44 | 国木田独歩
鉄蹄の真赤になったのが鉄砧の上に置かれ、火花が夕闇を破て往来の中程まで飛んだ。

 鉄蹄真赤鉄砧上置火花夕闇破往来中程飛

☆徹(つらぬきとおす)定(きまり)。
 新たに昔を綴る自記。
 常なる地(大地)の渦(災難)
 仮の幽((死者の世界)の案(考え)。
 覇(武力で天下を統治する者)の王(君主)の頼るのは忠(忠義)。
 
 底(物事の元)を、秘(人に見えないように隠している)。