相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

鎌倉観音巡礼札所の「天照山千手院」

2017-07-05 11:31:53 | 寺院
鎌倉市材木座に浄土宗関東本山「光明寺」の塔頭(支院)である「天照山千手院」はある。開山・創建年は不明。本尊は千手観世音菩薩。光明寺が大檀林の際は各地から集まった学僧たちの「修行道場」(僧坊)の一つであった。光明寺の総門前を左折するとすぐ赤い「山門」が構えられている。山門を抜けると敷石ある参道正面に「本堂」がある。境内には手入れを施した庭木が植えられている。江戸時代には学僧数も減小、近所の子供たちに読み書きを教える寺子屋を開いていた。境内には松尾芭蕉の句が刻まれた寺小屋の記念碑、他に西国、坂東、秩父の百観音巡礼の石碑が建てられている。当寺は鎌倉観音巡礼第20番札所である。(1706)







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「東北絆まつり パレード」の最大の「青森のねぶた祭り」

2017-07-05 09:52:09 | 祭り・イベント
東北絆まつり パレード」のトリを務めるのは「青森ねぶた祭」である。毎年8月2日~7日に開催される本番では22台の大型ねぶたが出陣し、引手、囃子とハネトが混然一体となり暑い夏に、その魂を爆発させる。パレードには総勢3000名を超える人が出演する。昨年は6日間で約276万人が来場したという日本最大の祭りである。祭りのメインである山車、ねぶたを作る制作者を「ねぶた師」といい、奈良時代(710年~794年)に中国から渡来した「七夕祭」と古来から津軽にあった習俗と精霊送り、人形、虫送り等の行事が一体化して、灯籠となり、それが変化して人形、扇ねぶたとなった。初期のねぶたの形態は「七夕祭」で、そこに登場する練り物の中心が「ねぶた」と呼ばれる「灯籠」であり、七夕祭は7月7日の夜に穢れを川や海に流す、禊の行事として灯籠を流して無病息災を祈っことが「ねぶた流し」と呼ばれ、現在の青森ねぶたの海上運行に表れている。「ねぶた(ねぷた・ねふた)」は、東北地方、信越地方「ネンブリ流し」、関東地方「ネブチ流し・ネボケ流し・ネムッタ流し」等の民俗語彙分布と方言学から「ねむりながし」の眠りが「ねぶた」に転訛した。当日「東北絆まつり パレード」では一台だけであったが引き手、囃子方、ハネト約250名が参加し日本最大祭りの片りんを見せてくれた。東北を代表する6つの祭りが一つとなり、東北は熱い絆で結ばれ更なる復興を誓い合ったようだ。 (1706)






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