立本寺(りゅうほんじ)で宝物お風入れと庭園開放があるというので、
スクーピーとカブで行ってみた。
場所は北野天満宮から南へ200mぐらい。バイクは天満宮に停めてそこから
歩くことにした。
天満宮へ行く道中は、どこでも地蔵盆の真っ最中。
路地を抜けようとすると地蔵盆の子供たちでいっぱい。
ゆっくり走ってジャマにならないようとことこ走り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/3f/cdae95707c2052f5e75162c751a5c84d.jpg)
北野天満宮からふれあいの街きたの商店街を南東に。
路面電車のモチーフが商店街のいたるところにある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/f7/fb5a3c6045631d56f07ff62fde67f1b5.jpg)
七本松通りを南に行くと立本寺。
入り口で志を奉納して庭に通じる廊下へ。
日蓮宗由緒寺院の一つであり、法華系京都十六本山の一つ。
また、妙顕寺(上京区寺之内通堀川東入る)、妙覚寺(上京区上御霊前通堀川
東入る)と並び三具足山の一つ。本尊は十界大曼荼羅。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/28/511b464744edd6ba37129e01ed8528a9.jpg)
古いガラス越しに見る庭も、石でできた手水鉢がアクセントになってる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/50/209f95e90413ba2b518df67fe3fc0bd3.jpg)
部屋には色々な宝物が展示されている。
掛け軸とかに書かれた文字は達筆すぎて読めず。なさけない。
水墨画に目が惹かれる。墨の濃淡だけでこのように書くってすごい。
うまい人の絵は空気感が表れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/1d/dc10435a23cac195331970c3405f5a72.jpg)
狩野玉楽という、戦国期に小田原狩野派の一人として、北条氏の城下町・小田原
で活躍したとみられる絵師の作らしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/04/d3ea34323019e8a938a051910b0b303d.jpg)
襖絵の虎に睨まれてしもた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/4e/410b873dbf1f5a4878f5ef8e95669260.jpg)
簡素な庭の雰囲気がいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/5d/7956c554afc649245f8a3ab24cf128ca.jpg)
建物の中の柱とかは黒光りしていた。年期がはいってる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/77/42e6456c6be80b84b58aeb649faf63f3.jpg)
境内の鬼子母神堂で地蔵盆が行われている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/e9/1967d8cf8ed35239d7f46e58d0039409.jpg)
立本寺に一礼して千本出水のほうへ。
千本出水から七本松へ戻るルートをとる。
福勝寺(ひょうたん寺)は門が閉まっていて入れなかった。
隣の出水の毘沙門様の華光寺へ。
ほほえましいお地蔵さんが入っていいよといっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/66/44de3660d37dd327afec993ce73ce28a.jpg)
出水という地名は湧き水から来ているといわれ、ここの庭にも豊かな水を利用した、
庭園がある。
天正11年(1583)に妙顕寺の12世日堯上人が開山した。
十界曼荼羅を本尊として祀る。また本堂の一角に安置されている毘沙門天像は、
鞍馬寺の像と同木同作で平安後期の作と伝え、豊臣秀吉が伏見城で祭祀してい
たのを、この寺の守護神として寄進したといわれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/cd/b018fc36daf0bf33a416f736134ea42f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/17/2e060b93fd8018b4897c9070616b58c1.jpg)
百足は足が多いので、おあし(銭)がたくさんつくといわれ、金運を呼ぶもの
として人々の信仰を集めた。
また、百足は後ろに下がらず、前進するのみであるから、戦国武将に好まれた
らしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/b3/59d5aaa30e57f4395b646c473333ea06.jpg)
ここにはかわいらしいお地蔵さんがいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/f8/2492a14ab262f2b7ae84cd1c776bdf23.jpg)
毘沙門様を出てすぐ向かいの「うかれ猫」の光清寺へ。
門を入るとすぐ石庭が飛び込んでくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/ee/c5cc8962e5bbbd0d7d4a4c64ad0a2086.jpg)
うかれ猫。名前がいい。説明書きにはこのように書かれてます。
『光清寺の鎮守堂に、牡丹に三毛猫の絵という異例の絵馬が江戸時代から掲げら
れている。江戸時代後期、近辺の遊里から三味線の音が聞えてくると、誘われる
ように猫が絵馬から浮かれ出し、女性の姿になって踊り始めるのだった。それを
見た人がいて、大騒ぎとなった。住職が不快に思い、法力で浮かれ猫を絵馬に封
じ込めてしまった。
その夜、衣冠束帯に威儀を正した武士が住職の夢枕に現れた。「私は絵馬の猫の
化身だが、あなたに封じ込められて苦しくてしかたがない。今後は、世間を騒が
すことはけしてしないので、許してもらえないか」と嘆願した。住職は哀れに思
い、法力を解いたという。
この界隈に伝わる「出水の七不思議」の一つに数えられる。』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/77/06951a4c3a391e5055ab032e0f63c185.jpg)
石庭の正面。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/15/20d85266adb0ed05d975c9294c5dfab3.jpg)
観音寺のよなき地蔵さんにお参りしてから、少し南に下がって祐正寺の妻取地蔵へ。
独身男性がお参りすると、よき妻とめぐり合うらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/d5/8b5506e9a470b4624c4390b1f1b8220b.jpg)
一条商店街(大将軍商店街)へ。
ここは妖怪ストリートがあり、見ているとけっこう面白い。
境港の水木しげるロードには完全に負けるが、手作りの面白さがある。
これは家具屋に置かれたタンスの妖怪。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/f4/195393949aef1f9902fbc274e7935eb7.jpg)
パン屋の妖怪。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/7a/e61c96064b6eca22f46b86bd15d911ac.jpg)
魚屋の妖怪。
これ以外にも、この道にはいろんな妖怪たちがお客を呼んでいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/cf/0d41c1b40cf64f1b6a679ed238ed8a79.jpg)
大将軍八神社へ。
祭神は古来の日本の神ではなく大将軍一神を祀っていたが、 明治時代に「神仏
分離令」によって 神道を国教とし現在の形「素盞鳴尊、その御子五男三女神、
並びに 桓武天皇を合祀」となり、御子八神と暦神の八神が習合して以後社名は
「大将軍八神社」という。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/18/9835a100ee59ae83212cb7de0242de6e.jpg)
欄干にちいさな屋根がついてる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/26/919eb242577560f080ae60706202ef25.jpg)
祭殿の裏手に錨発見。何の船の錨かわからず。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/62/13ca5d3ca2d1d7e607da824cc7d4a89b.jpg)
北野天満宮へ戻る途中に、なつかしい看板発見。
NIKON D70 標準ズーム使用
スクーピーとカブで行ってみた。
場所は北野天満宮から南へ200mぐらい。バイクは天満宮に停めてそこから
歩くことにした。
天満宮へ行く道中は、どこでも地蔵盆の真っ最中。
路地を抜けようとすると地蔵盆の子供たちでいっぱい。
ゆっくり走ってジャマにならないようとことこ走り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/3f/cdae95707c2052f5e75162c751a5c84d.jpg)
北野天満宮からふれあいの街きたの商店街を南東に。
路面電車のモチーフが商店街のいたるところにある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/f7/fb5a3c6045631d56f07ff62fde67f1b5.jpg)
七本松通りを南に行くと立本寺。
入り口で志を奉納して庭に通じる廊下へ。
日蓮宗由緒寺院の一つであり、法華系京都十六本山の一つ。
また、妙顕寺(上京区寺之内通堀川東入る)、妙覚寺(上京区上御霊前通堀川
東入る)と並び三具足山の一つ。本尊は十界大曼荼羅。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/28/511b464744edd6ba37129e01ed8528a9.jpg)
古いガラス越しに見る庭も、石でできた手水鉢がアクセントになってる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/50/209f95e90413ba2b518df67fe3fc0bd3.jpg)
部屋には色々な宝物が展示されている。
掛け軸とかに書かれた文字は達筆すぎて読めず。なさけない。
水墨画に目が惹かれる。墨の濃淡だけでこのように書くってすごい。
うまい人の絵は空気感が表れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/1d/dc10435a23cac195331970c3405f5a72.jpg)
狩野玉楽という、戦国期に小田原狩野派の一人として、北条氏の城下町・小田原
で活躍したとみられる絵師の作らしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/04/d3ea34323019e8a938a051910b0b303d.jpg)
襖絵の虎に睨まれてしもた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/4e/410b873dbf1f5a4878f5ef8e95669260.jpg)
簡素な庭の雰囲気がいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/5d/7956c554afc649245f8a3ab24cf128ca.jpg)
建物の中の柱とかは黒光りしていた。年期がはいってる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/77/42e6456c6be80b84b58aeb649faf63f3.jpg)
境内の鬼子母神堂で地蔵盆が行われている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/e9/1967d8cf8ed35239d7f46e58d0039409.jpg)
立本寺に一礼して千本出水のほうへ。
千本出水から七本松へ戻るルートをとる。
福勝寺(ひょうたん寺)は門が閉まっていて入れなかった。
隣の出水の毘沙門様の華光寺へ。
ほほえましいお地蔵さんが入っていいよといっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/66/44de3660d37dd327afec993ce73ce28a.jpg)
出水という地名は湧き水から来ているといわれ、ここの庭にも豊かな水を利用した、
庭園がある。
天正11年(1583)に妙顕寺の12世日堯上人が開山した。
十界曼荼羅を本尊として祀る。また本堂の一角に安置されている毘沙門天像は、
鞍馬寺の像と同木同作で平安後期の作と伝え、豊臣秀吉が伏見城で祭祀してい
たのを、この寺の守護神として寄進したといわれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/cd/b018fc36daf0bf33a416f736134ea42f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/17/2e060b93fd8018b4897c9070616b58c1.jpg)
百足は足が多いので、おあし(銭)がたくさんつくといわれ、金運を呼ぶもの
として人々の信仰を集めた。
また、百足は後ろに下がらず、前進するのみであるから、戦国武将に好まれた
らしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/b3/59d5aaa30e57f4395b646c473333ea06.jpg)
ここにはかわいらしいお地蔵さんがいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/f8/2492a14ab262f2b7ae84cd1c776bdf23.jpg)
毘沙門様を出てすぐ向かいの「うかれ猫」の光清寺へ。
門を入るとすぐ石庭が飛び込んでくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/ee/c5cc8962e5bbbd0d7d4a4c64ad0a2086.jpg)
うかれ猫。名前がいい。説明書きにはこのように書かれてます。
『光清寺の鎮守堂に、牡丹に三毛猫の絵という異例の絵馬が江戸時代から掲げら
れている。江戸時代後期、近辺の遊里から三味線の音が聞えてくると、誘われる
ように猫が絵馬から浮かれ出し、女性の姿になって踊り始めるのだった。それを
見た人がいて、大騒ぎとなった。住職が不快に思い、法力で浮かれ猫を絵馬に封
じ込めてしまった。
その夜、衣冠束帯に威儀を正した武士が住職の夢枕に現れた。「私は絵馬の猫の
化身だが、あなたに封じ込められて苦しくてしかたがない。今後は、世間を騒が
すことはけしてしないので、許してもらえないか」と嘆願した。住職は哀れに思
い、法力を解いたという。
この界隈に伝わる「出水の七不思議」の一つに数えられる。』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/77/06951a4c3a391e5055ab032e0f63c185.jpg)
石庭の正面。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/15/20d85266adb0ed05d975c9294c5dfab3.jpg)
観音寺のよなき地蔵さんにお参りしてから、少し南に下がって祐正寺の妻取地蔵へ。
独身男性がお参りすると、よき妻とめぐり合うらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/d5/8b5506e9a470b4624c4390b1f1b8220b.jpg)
一条商店街(大将軍商店街)へ。
ここは妖怪ストリートがあり、見ているとけっこう面白い。
境港の水木しげるロードには完全に負けるが、手作りの面白さがある。
これは家具屋に置かれたタンスの妖怪。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/f4/195393949aef1f9902fbc274e7935eb7.jpg)
パン屋の妖怪。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/7a/e61c96064b6eca22f46b86bd15d911ac.jpg)
魚屋の妖怪。
これ以外にも、この道にはいろんな妖怪たちがお客を呼んでいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/cf/0d41c1b40cf64f1b6a679ed238ed8a79.jpg)
大将軍八神社へ。
祭神は古来の日本の神ではなく大将軍一神を祀っていたが、 明治時代に「神仏
分離令」によって 神道を国教とし現在の形「素盞鳴尊、その御子五男三女神、
並びに 桓武天皇を合祀」となり、御子八神と暦神の八神が習合して以後社名は
「大将軍八神社」という。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/18/9835a100ee59ae83212cb7de0242de6e.jpg)
欄干にちいさな屋根がついてる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/26/919eb242577560f080ae60706202ef25.jpg)
祭殿の裏手に錨発見。何の船の錨かわからず。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/62/13ca5d3ca2d1d7e607da824cc7d4a89b.jpg)
北野天満宮へ戻る途中に、なつかしい看板発見。
NIKON D70 標準ズーム使用