ペーパー・写・楽

ペーパークラフト、京都の写真、カブ、自転車、軽自動車で楽しんでいます。

赤山禅院へお参り

2009-09-30 10:34:04 | 神社
 京都の表鬼門にあり、王城鎮守、方除けの神として有名な赤山禅院へお参り。


白川通りから修学院離宮道を入ると、道しるべが見えるので左側に向かう。
右正面奥は修学院離宮の御門。


200mほど進むと、右手に石でできた鳥居が見える。


赤山禅院の門。
紅葉の名所としても有名。


門をくぐると、両脇に苔がびっしり生えた参道を歩く。
うっそうとした感じだが、心が落ち着く。


左手には大きな石灯篭。
昔はこの石灯篭奥に池があり散策できたが、今は立ち入り禁止となっている。
小さい頃、その池で釣りをした記憶がある。


お堂への階段。




狛犬。
どちらもお尻を持ち上げたスタイル。


手水舎。
いつもは季節の花が飾ってあるが、今回は無かった。
少しさびしい。




手水舎の屋根に鬼門除けの猿が座っている。


赤山禅院は都七福神の一つ福禄寿神のお寺。


拝殿。
赤山禅院は比叡山延暦寺の塔頭の一つで,天台宗第三代座主慈覚大師の遺命
により,仁和4年(888)安慧僧都が創建した。
 天台宗の鎮守神に,陰陽道の祖神である泰山府君を赤山明神として祀って
おり,神仏混淆の形態を伝えている。


拝殿屋根の表鬼門の猿。
この猿は比叡山を守護する日吉大社の神猿。
御幣と鈴を持ち御所の猿と向き合っている。


順路に従い、左手の地蔵堂へ。


お線香たての足がどのような形なのか見るのが好き。
ふむふむ。迫力ある鬼さん。


入り口に正念珠のある赤山大明神。
御祭神:赤山明神 = 泰山府君
御神徳:方除け・商売繁盛・集金の神・数珠供養・ぜんそく封じ
本殿は三間流造。




狛犬。
色付けがされていて迫力がある。


絵馬。
いたってシンプル。


灯篭の足のスタイルが気に入った。


出世弁財天堂。


奥の竹やぶ近くに三十三観音と十六羅漢石仏がある。


本殿裏手の道を川沿いに下ると稲荷社がある。




福禄寿堂。
秋も深まると、この近くで銀杏とお漬物が売りに出される。


福禄寿堂を過ぎ、夫婦鳥居をくぐると少し坂の摂社参道がある。


金神社。
摂社参道はさらに薄暗く、カメラがぶれてしまった。




相生社。


縁結びの相生明神絵馬。




摂社参道を下がると御瀧場がある。
打たせ滝の水はいきおいがあった。
自分は特にここで心身を清める必要があるかも。


不動堂。
もともとは雲母坂にあったといわれている。


10月3日にぜんそく封じへちま加持が催される。
境内では護摩が焚かれ、比叡山千日回峰大行満の大阿闍梨により加持が行わ
れる。
「へちまの護符」を持ち帰り祈願するとぜんそくに効き目があるといわれて
いる

・・・・・
赤山禅院は参道も趣きがあり、お堂もたくさんあって変化に富んでいる。

叡山電車修学院駅で降り、赤山禅院~修学院離宮(宮内庁へ事前予約必要)
~曼殊院~円光寺~詩仙堂~狸谷不動尊(ここはかなりしんどい)と山沿い
を歩き、叡山電車一乗寺駅近くのけいぶん社に寄り、ラーメン街道で食事を
とってから帰るコースがお勧め。

使用カメラ:CANON-PowerShot-G5
KONICA-MINOLTA α7デジタル AF80-200-ZOOMXi
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする