ペーパー・写・楽

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神明神社へお参り

2009-09-16 23:21:04 | 神社
 綾小路通りの高倉から東洞院の間に神明神社がある。
綾小路通りは四条通りの一本南にあるが、かなり道は細い。
神明神社も街中の狭い敷地に建っている。


柳ノ馬場通りに提灯屋さんが2軒並んであった。
提灯好きとしては見ていてあきない。




神明神社。
平安末期、近衛天皇(約850年前)が、しばしば皇居とされた藤原忠道(摂政)
の屋敷後で四条内裏または四条東洞院内裏ともいった。
この邸内にあった鎮守の杜が神明神社である。

ここには矢じりが二本伝わっている。社伝によると、近衛帝の時、頭は猿、尾は
蛇、手足は虎の鵺(ぬえ)という怪獣が夜毎空に現れ都を騒がせた。
これを退治せよと命を受けた源三位頼政は、神明社に祈願をこめ、みごと退治した。
その御礼に奉納したとのこと。
というわけで、神明神社は厄除け、火除けの神様である。


9月11日に訪れたときは、祭りの準備の真っ最中であった。
神殿に神輿が置かれていたので、一枚撮らしていただいた。


手水舎。
湧き水ではなく、水道みたい。


屋根瓦。
桜の文様があしらってある。


文子天満宮。
神明神社には、豊園小学校内に祀られてあった文子天満宮の祭神が戦後合祀されて
いる。
文子(あやこ)さんは北野天満宮創建の功労者。
よく間違われるのだが、文子天満宮は文子さんを祀ったのではなく、文子さんが
祀った天神という意味とのこと。
コメント
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