ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

某テレビ局からの取材依頼

2006-08-02 11:23:25 | 情報や案内及び雑談
全国ネットの某テレビ局から、 巨針療法 の取材申し込みがありましたが、丁重にお断りさせて頂いた。

理由は、
①長年の研究と努力で作り上げた技術が、お笑いにされる可能性がある。
②現在「臨床実践塾」で勉強してくれている方々にまで迷惑をかける。
③患者さんにも迷惑をかける可能性がある。
④不特定多数から患者さんを集める気はない。

ということでした。


話は変るが、最近は「主婦でも稼げる」という嘘も横行しているように思える。

毎日のように「儲かります」という内容のメールが届く。
テレビや新聞雑誌でも「儲け方教えます」という内容のものが多くなった。
そんなに稼げるのなら、「こっそりと自分だけで稼げ」と言いたい。

果たしてほんとうだろうか。

きょうのKenさんの≪学校で教えてくれない経済学≫は、その疑問に明快な答えを出している。

株や投資で失敗した人を何人か見てきましたが、かれらは全て住所を変え、連絡が取れないようになってしまった。

離婚した人もいました。

差し押さえされた人もいました。


メディアはいいものですが、時には人の命を奪ってしまう原因になることもある。
しかし、判断するのは個人であるので、メディアに責任はない。
結果がどうなるのかということを考えるのが大人だからだ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

利上げ打ち止め観測後退、NYダウ59ドル安ー学校で教えてくれない経済学

2006-08-02 10:30:54 | 経済学
相場は人の心の鏡である。それが株式相場であれ、原油相場であれ、為替相場であるかを問わない。先が見えない今のような世の中では、不安心理が一層増幅される危険がある。

不安心理ということでは、昨日の夜、NHKテレビを見ていたら33年前の第一次オイルショックのときのトイレットペーパーを買い求めて多くの主婦がスーパーに殺到する映像を流していた。人を押しのけ鬼のような顔をしてトイレットペーパーをわしづかみしてまた列の後ろに並ぶ姿である。

11年前の阪神・淡路大震災のとき、神戸の人は上品でなにごともなく冷静に行動したとまことしやかに伝えられた。ところが近くのスーパーの棚の品物は瞬く間に無くなった。群集心理は相場の世界と同じで人を人でなしにいとも簡単に変えてくれる。

地震の経験のない時事評論家と称するひとが地震の心得をテレビ画面に登場してあれこれ解説する姿ほど興ざめするものはない。時に株式評論家も同じ穴の狢である。人の話を聞いただけで、安易にお金儲けが出来るなどと決して考えないよう子供のころからしかと教えておかなければならない。

8月1日、原油相場が再びバレル75ドルを超え、この日発表された米個人消費物価指数が95年5月以来の高い伸びを示したことから、8月8日の次回の米FOMCの会合で実施されれば18回目となる0.25%の利上げを警戒するムードが再び高まり、NYダウは前日比59ドル強値下がりした。

イスラエルの地上軍がレバノン南部に侵攻したこと、大西洋上に発生した熱帯性低気圧Crisが勢力を増しつつあり、ハリケーンに発達すれば、昨年メキシコ湾岸の精製設備に甚大な被害をもたらした悪夢のカトリーナ再来を不安視して、NY原油先物(WTI)相場はバレル1.05ドル上げ75.45ドルで取引された。中東不安から金、プラチナも上昇した。

本年4~6月期の米GDPが前期の5.6%増から2.5%増へ鈍化したことを受けて、次回FOMCで利上げ継続打ち止め観測が強まっていたが、この日、米商務省が発表した6月の米個人所得、個人支出、特にエネルギーと食料を除いた、コアの個人消費価格指数が予測を上回り上昇したことが厄病神の役割を演じ、特にNYダウを冷やしたようだ。

債券相場は小動きに終始した。一方、NY為替相場、ポールソン財務長官の「強いドル」発言を受けて一時1ドル=115円台まで急騰したが、1ドル=114,45 円、1ユーロ=1.2827ドルで取引修了した。米国は膨大な貿易赤字を抱えている。米利上げの終幕は近い。ドルという家は崩れ易い地盤に建っている。ドルじり安傾向が続く可能性は高いであろう。(了)

江嵜企画代表・Ken


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする