ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

荻須高徳展:神戸市立小磯記念美術館

2006-08-12 23:02:07 | スケッチ
没後20年、荻須高徳展が8月5日から10月9日まで
神戸市立小磯記念美術館で開かれている。

荻須高徳は明治34年(1901)に愛知県稲沢市に生まれ
1986年になくなった。神戸生まれの小磯良平は東京
美術学校で同級の一人だった。

荻須は同級の山口長男と共に1922年にフランスに
渡り、以後パリに定住した異色の洋画家である。

第二次世界大戦勃発後、1940年に日本に帰国するが、
終戦後の1948年に日本人画家として一番早く
フランス入国を認められた。

荻須は、シャンゼリゼやオペラ座などの豪華な大通りよりもどうしても
人間臭い裏街にひかれ、「創作家具屋」(1929)などの優れた作品を
残した。

荻須はどこの町にも見かけない黒色の調子,黄や青、赤の新しい色彩の
パリの町が私を喜ばせてくれると書き残している。

今回の特別展には73点の油絵、4点の水彩、14点の素描が展示
されていた。時代順に一枚一枚の絵をじっくり味う事が出来た。
特に晩年が近づくにつれ絵がぱっと明るくなっていくように
感じるから不思議だ。

荻須はパリはいたるところくまなく歩きましたと語っている。
「パリの町」(1979年)のペン画が展示されていた。

荻須は、出来なくて、苦しんだり、考えたり、これも楽しみの一つで、
僕の哲学といえるかも知れませんと小磯記念美術館が「子供のための
鑑賞ガイド」の中にしるされてあった。

荻須特別展のあと、美樹館の一角にある、神戸風月堂経営の
喫茶室の風景をスケッチした。

昨年7月描いた甲子園球場とその前の年に描いた店内からの
窓外の景色のスケッチが、喫茶室の右隅に昔のままの状態で
飾られていた。

はからずも、わが子に再会したような,気はずかしい気持ちを
味うことがが出来た次第である。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)



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列島縦断図巻展:西宮神社会館

2006-08-12 23:00:30 | スケッチ
西宮文化協会の8月行事として列島縦断図巻展が
西宮神社会館で8月12,13両日開かれるとの
ご案内をいただいたので出かけた。

西宮神社の前権宮司の吉井貞俊さんが、昨年の春、
5日間で稚内から枕崎までJR線を乗りっぱなして、
車窓風景をスピードスケッチされた全長108メートルの作品が
会場狭しと展示されていた。必見の展覧会であろう。

よくまあここまで、すごい、すごいと会場そこそこに
感嘆の声が聞こえた。

ご本人に今朝はじめてお聞きしたが、列車の左の窓から
見える景色だけを、描いて、描いて、描き続けるから
右側は見られないという。それなら左の景色はと
お聞きしたら、それがまたよくおぼえていないとおっしゃる。

スピードスケッチをはじめるようになってからは
以前楽しんで書いておられたという旅の随想も
書かれなくなったと聞いた。もったいないことである。

ところで、会場入り口に用意された配布用のメモに
新聞の休刊日のことを吉井さんは書いておられた。

それなら、いっそのこと、吉井貞俊さんにもスピードスケッチの
「休刊日」を作られたらどうかと言ってみようといたずら心が
急に湧いてきた。

スピードスケッチ抜きでの列島縦断の旅を一度企画されたら
どうかと機会があればご本人に是非ともお勧めしてみたいなと
思った次第である。

吉井さんは、ただ図巻を並べるだけでは満足できない、
本のページを開けば汽車の音が出る子供の絵本から
抜き出したという音が出る仕掛けが会場に用意されていた。

膨大な量の絵巻ものを見ながら会場に時々線路を走る
汽車の音、汽笛の音が聞こえた。

会場は阪神西宮駅下車徒歩ゆっくりで10分の西宮神社
の中にある。入場無料である。暑い中ながら、お時間が
許す方は、是非お運びいただきたい。(了)




Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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中津商店街

2006-08-12 12:52:13 | 食と健康
朝のウォーキングは、大まかなコースは決めていますが、ランダムに行く場合も少なくない。


中津の朝は静かでした。



ふと、懐かしい風景が目に入ってきた。
中津商店街と書かれていました。

一駅離れたところですが、朝のウォーキングでもしてなかったら、一生来ることはなかったかもしれない。




それにしても、商店街の入り口にある「和菓子屋さん」は、早いなー!

こんなに早くからお客さんがいるのだろうか。ヽ(^o^)丿

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車中風景:JR芦屋→住吉

2006-08-12 06:03:29 | スケッチ
JR芦屋で新快速から普通に乗り換えたとき偶然
座った座席の前の風景に刺激されて思わずスケッチした。

時間帯からいえば午後6時に近く、勤め帰りの客だろうと思うが
まわりにほとんど客が乗っていない車両に時々出くわす。

中国人が日本へ来てまず驚く光景のひとつに鳩が人の
周りに寄ってくることだそうだ。こういう光景も、
外国人が見れば驚く光景のひとつかもしれない。

今年の夏はことのほか暑い。一時の休息をとるには
冷房のよく効いたすいた車両は格好のオアシスに違いない。

芦屋から最寄り駅住吉までものの5分とかからない。
スケッチもスピードが勝負となる。(了)


Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)




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