ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

雷峯塔からの景色―杭州(7)

2006-08-03 13:58:16 | 旅行記
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雷峯塔からの眺めも絶景で、「地上の天国」と言われる理由を諭された。





少し角度を変えただけですが、風景がまるで違う。





前回話ました「三譚印月」も、ここからだとはっきり見える。





「三譚印月」をちょっとアップしてみます。

そうです。あのクイの真中にお月様が映ると言うのです。





こちらの景色は、山と海が重なり合うような風景で、庶民の生活が感じられた。





少し陽が沈みはじめ、何年かぶりに「夕暮れ」を見たような気がした。

こんな景色を大阪で見るのは無理。





綺麗ですよねー、ほんとに。



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弱いから強いという。暗いから明るいという相場感ー学校で教えてくれない経済学

2006-08-03 10:26:55 | 経済学
今年7月の米新車販売台数でトヨタ自動車がフォードを抜いて2位に、ホンダが4位に入ったと米調査会社のオートデータが発表した。NYタイムス紙は年末にはトヨタがGMを抜いて米トップになるだろうと今朝の新聞で大きく取り上げたそうだ。

日本車はアメ車に比べ燃費効率が格段に優れていることと小型車を積極的に投入した日本メーカーの販売戦略も原油高騰を追い風に功を奏したのであろう。ただ、ガソリンが下がれば米国人は車を中型車に簡単に切り替える。それにアメリカ人のプライドを傷つけると決して得にならない。日本メーカーは賢明にも言葉選びして決してはしゃいでいない。

8月2日のNY先物取引市場では、9月ガソリンの値段が、原油上昇とガソリン在庫減少を材料にガロン2.32ドルへ値上がりした。スタンド売りではガロン3ドルを越えている。NYは連日の猛暑で、華氏100度(38℃)以上が続いているそうだ。つれて電力消費もうなぎ登りのようだ。NY熱波は熱帯低気圧Chrisがフロリダ沖に接近していることも遠因となっているようだ。

NY原油先物(WTI)相場が、バレル99セント値上がりし75.90ドルで取引された。北海ブレンド相場も77ドルを突破した。ハリケーンシーズン到来でメキシコ湾岸が再び襲われるとガソリン高をはやしている。

イスラエルがレバノン南部へ地上軍8,000を送り込んでイスラエル・ヒズボラの紛争が泥沼化する危険がると投機家が原油相場を煽っている。北海ブレント相場も77ドルを突破した。日本の輸入原油相場に直接影響を与えるドバイ原油相場も高値を更新している。金は664ドルへ上げ、プラチナも連れ高した。

一方、この日のNYダウは原油相場上昇も中東紛争拡大の動きを見て見ぬふりをしたのか前日比74ドル高の11,199ドルで取引を終了した。一時100ドル高の場面もあったが8月8日の米FOMCの金利政策に影響を与える米雇用統計の発表を今週末に控えて様子見ムードが強まったようだ。

NY為替相場は手がかり材料難の中、1ドル=114.65円、1ユーロ=1.2785ドルで小幅ドルが買われた。ただ、今年は中間選挙の年である。ゆるやかなドル安は現米政権も容認するかもしれない。利下げすればドル売りが加速するから利上げ継続の線も消えていない。

昔、NHKテレビ番組で「明るい農村」という番組があった。米財務長官は「強いドル政策を堅持する」と声高に叫んでいる。人は明るければことさら明るいとは言わない。強ければ敢えて強いと言わない。そんなことは古今東西、昔から相場は決まっている。(了)

江嵜企画代表・Ken

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生きているだけで金メダルースケッチ&コメント

2006-08-03 07:30:14 | スケッチ
医と笑いのコラボレーションー一緒に笑ってガンに勝つーと
銘うったイベントがなんばグランド花月で開催されると聞いて出かけた。

がん患者ネット53団体と日本イーライリリー共催で入場料収益金は
全額がん患者ネットの活動に寄付される。

第1部では肺がんを克服した樋口強さんの落語、第2部は
大助・花子などの吉本興業のベテランによる漫才と寸劇で構成
されており6時半から9時10分まで満喫した。

樋口さんは合繊メーカートップの東レの最前線で働いていた企業戦士である。
43歳で肺小細胞がんという助かる確率の極めて少ない病気と診断された。
手術と抗がん剤で乗り切ったあとも抗がん剤の後遺症で全身の痺れは
今も続いているという。

術後5年を迎えたのを機に始めた創作落語「いのちに感謝の独演会」
が好評で今年で第6回目を迎える。

落語の中での樋口さんの話によると、どんな人間でも毎日5000個の
がん細胞が生まれている。それを撃退するのがNK細胞で、人間が
笑うことでNK細胞が増えるのだそうだ。

樋口さんによれば薬はからだに効く、笑いはこころに効くという。

樋口さんはがんと告知され、手術、抗がん剤投与、後遺症からくる
激痛が襲った。病院には良い看護師と悪い看護師がいる。
看護師を介しての生々しい闘病生活を「病院日記」という
演題に見事にまとめ会場を笑いの渦に巻き込んだ。

会場にはがん患者だけでなく患者の家族も大勢つめかけて
おられたようだ。なんとなく重苦しい雰囲気のなかで落語は
始まった。それが時間の経過にともなって、笑いの波紋が
少しずつ少しずつ広がっていくのがわかった。

樋口さんの落語は作り話ではない。がん患者としての厳しい
ご自身の経験を土台にしているから聞くもののこころを
とらえるのであろう。

話は先の冬季オリンピックの荒川静さんの金メダルにも
及んだ。あの演技は見事だった。しかし、それに勝るとも
劣らないことは命をいただいていることであると結ばれた。

「生きているだけで金メダルです。」と言われた樋口さんの
言葉が脳裏にこびりついて離れない。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)



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