ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

鰻がイナバウアー?

2006-08-15 11:59:47 | 診断即治療と虹彩学
養殖ウナギに「イナバウアー」 1割の背骨曲がる (朝日新聞) - goo ニュース



かつて、ハマチ養殖で大きな話題になったことを覚えている人は多いと思うが、これは養殖に使う抗生物質が原因と思われる。

ハマチ養殖の時は、養殖場の網に不要な貝などが着かないように、網に劇薬を塗っていた経緯があるのですが、ウナギの養殖場でも、感染症の予防のために大量の抗生物質を使うのは、不思議なことではない。




Web上の記事は、時間とともに消えてしまうので、全文をコピペしました。


養殖ウナギに「イナバウアー」 1割の背骨曲がる
2006年 8月15日 (火) 11:05


 背骨が縦に曲がった養殖ウナギが増えている。静岡県水産試験場浜名湖分場の調査で、全体の1割ほどが変形しているという結果が出た。原因は謎だ。品質や安全性に影響はないというが、ウナギを割く手間がかかるので市場で買いたたかれ、養殖業者を悩ませている。

 静岡や愛知などウナギ養殖が盛んな地域では、少なくとも15年ほど前から見られた現象という。浜名湖分場が静岡県内の養殖業者に対し6年前から本格的に始めたアンケートでは、生産量約2000トンに対し、00年は5トン余りの背骨が曲がっており、01年以降は毎年30~45トンに上っていた。

 そこで、同分場の吉川昌之・主任研究員らが04年秋以降、シラスウナギから9カ月間飼育した752匹を調べたところ、少なくとも62匹の背骨が明らかに変形していた。70%が上に曲がった「逆への字」形、5%が「への字」形。ほかは背骨の一部が短くなったり、列が乱れたりしていた。

 曲がっていた個所は、112~119個ある背骨のうち、消化器官付近の前から25番目、肛門(こうもん)よりやや後ろの45番目と54番目の前後に多かった。

 養殖業者からは「成長が早かったり、餌をよく食べたりするウナギに多く見られる」との声が寄せられた。平均体重が7カ月後200グラムを超えた通常飼育では、発生率は3.4%。一方、餌を制限して13カ月後の平均体重が200グラムにとどまったものについては、背骨曲がりはなかった。「天然のウナギが200グラムになるには早くて4年かかる。本来の成長速度をはるかに超えていることが影響している可能性がある」と吉川さん。

 水産総合研究センター養殖研究所の田中秀樹・繁殖研究グループ長は「発生原因はわかっていないが、養殖池を調べても水質汚染に由来しているとは考えられず、安全性に問題はない」と話す。ただ、見た目が悪く、加工しにくいので「生産者の経済的な打撃が大きい」。実際、半値ほどでしか売れないこともある。吉川さんは養殖者泣かせの「背骨曲がり」の原因究明を、今後も続けていくつもりだ。

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レバノン停戦も利上げ懸念でNYダウ9ドル高とまりー学校で教えてくれない経済学

2006-08-15 10:45:37 | 経済学
イスラエルとレバノン停戦が国連安全保障理事会決議に基づき発効したことを歓迎して、8月14日のNY株式市場は取引開始直後から値上がりしたが、現地では相変わらず銃撃戦が続けられているとの情報が伝えられるや、マーケットの関心は次回FOMCでの利上げ再開懸念に移り、わずかに先週末比9ドル高い11,097ドルで取引を終了した。

NYダウが尻すぼみに終わったことは、いくら停戦の取り決めをしても、それが永続性のある終戦につながらないと嗅ぎつけたのだろう。データも大事だが嗅覚はもっと大事だ。

米FRBのバーナンキ議長はデータを重視して政策判断する。彼は本来エコノミストである。FRB議長になっても、こわいもので、地肌がつい出てしまうのであろう。そのあたりが前議長のグリーンスパン氏と対比されるからご自身もやりにくいに違いない。

エコノミストはエコノミストとして、彼ら自身の商売だから、火曜日に卸売り物価指数が発表される、水曜日には消費者物価指数が発表される。それぞれいくらになると顧客に予測データを流す。マーケットはデータを見極めてから動いても遅くはないと考える。見送りを決め込む。値段は下がる。当然の成り行きであろう。

NY原油先物相場は、停戦報道を嫌気して売られ、一時、1.75ドル下げたが、結局82セント安の73.53ドルで取引を終了した。この日の原油相場急落には、生産が完全にストップしていたBPアラスカ油田が一部生産再開で日量15万バレル供給できるようになるだろうと一部の石油専門家の観測も影響しているようだ。

日量40万バレル生産していたBPアラス・カプルドア湾油田が完全に止まれば、米国原油生産の約8%が影響を受ける。特にその多くがカリフォルニア州の発電用油として使われていたから、原油相場を一時、バレル77.45ドルまで押し上げていた。

原油相場はいま死んだフリをしているのかもしれない。世界的な原油需要がマグマのように煮えたぎっているかぎり、すき見て噴火してくるであろう。皮肉なことに、世界的な不況にならない限り、原油の高値安定は続くと見ておいた方が安全かもしれない。

原油相場は2004年から見て67%上げたが、銅は1.9倍、ニッケル1.03倍、天然ゴム72%高、航空機資材のチタニウムも急騰している。最近は魚価が3割、5割と当たり前のように値上がりしている。砂糖もエタノールとのからみで急騰している。

ところが素原料は値上がりしても製品価格はそれに見あって値上がりしていない。少しでも高台に移っておかないと、インフレの芽が伸び切ってからでは手遅れになるだろう。(了)

江嵜企画代表・Ken


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車内風景二態:南海本線&JR神戸線ースケッチ&コメント

2006-08-15 10:42:40 | スケッチ
先日、南海本線で灘波から住の江へ出かけたが、
いつも感じることながらJR神戸線とくらべると
いかにもローカルな印象を受けることが多い。

灘波と住江間は時間にして9分程度である。
きょろきょろしてスケッチなどしていると
住之江、住之江の車掌の声に飛び降りる
ことがしばしばである。

この日はたまたま最後尾の車両に乗ったところ
前の座席に、仲のいい友達だろうか、お互いしゃべりながら
携帯に夢中になっている若い女性が座っていた。

南海電車の中はご自分の家の庭先か土間にでも
座っている感じで文字通りアットホームな雰囲気が
体全体からにじみ出ており見ていてほほえましくなる。

JR神戸線で三宮まで出かけることが結構多いが、
時間帯にもよるが、普通電車は快速と比べてまだ
ローカルな雰囲気を感じる。

左前方に、姉弟であろうか、お姉さんは姉らしく、弟は
座らずにドアの側で手すりにつかまりながら立っていた。

前に座った主婦はなにやらバッグの中をあれこれ探し物を
しているのであろうか、がさがさと落ち着かない。

その隣には難しい顔をしたおじさんがまるで調べ物を
しているかのうように書物に目を通していた。

JR神戸線、南海本線もどこということなく雰囲気が違う。
雰囲気が違うということでは、阪急神戸線の御影、三宮間を
乗るとこれが微妙にJR神戸線と違うから面白い。

阪急の客は気のせいかつんと澄ましている。
同じ人間であるはずなのに自分はひとと違うと思っているの
かもしれない。その点南海電車に乗るとほっとするから
不思議である。

ところで、ガソリン代がリッター150円にもなってくると電車の利用価値は
益々高まるであろう。客の立場から言えば少しでも快適で
便利な庶民の足になって欲しいと望むばかりである。(了)

江嵜企画代表・Ken



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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キベリハムシ

2006-08-15 10:29:52 | 一枚の写真
過日、神戸市立森林植物園を訪れました。
目的は園内の植物「ビナンカズラ」にいる小さな甲虫(こうちゅう)類。




名前を「キベリハムシ」といいます。
小さな種が多いハムシ科の中で最大13mm。しかも美麗。

この昆虫、じつは外来種。
外国(中国あたり)から神戸港にやってきました。
戦前から日本にいますが、全国で六甲山近辺にしか棲んでいません。

頭と胸部は黄色。
上翅は茄子紺の地に黄色い縁取り(「キベリ」)。
肢と触覚も黄色ですが、先端部は黒く、肢はまるで黒いソックスを履いたよう。

なにか古来中国の、クラシックな貴人を連想させられます。
真っ黒なつぶらな瞳も、なんとも可愛いらしいと感じませんか。

今年からシニア自然大学研究部昆虫科に入って、この夏はなにやら虫三昧の日々です。
この週末19日も、服部緑地で子供たちと一緒にセミの抜け殻探しをします。

生息しているセミの種類で、周囲の環境を考える、大阪府の取組みの一環でもあります。

明日は終戦の日、高校野球と靖国参拝問題が暑い、まさしく日本の盛夏です。

撮影・文責 Y.K.



Y.K.さんという方からご寄稿頂いた写真とコメントです。


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