マンション中庭の通り道にヤンマが落ちていた。
拾い上げたところかすかに足を動かしていた。
しかし文字通り虫の息である。
あといくばくもない命だと思ったがどうしてもその姿を
スケッチにとどめたくなり部屋に持ち帰った。
どこから飛んできたのだろうか。
六甲山の中にある森林公園からはるばる来た野かのか。
それとも阪急御影駅近くの深田池から飛んできたのか。
いろいろ想像をたくましくしたくなる。
形をみればヤンマの仲間でオスだというところまでは
わかった。同じヤンマにもいろいろの名前がついているようだ。
ご存知の方は教えていただければありがたい。
市街地の神戸でも大昔は結構やんまが飛んでいた。
子供のころ糸に石のおもりをつけてヤンマ釣りをしたことを
懐かしく思い出す。
幼虫から羽化したあと1週間ほど生きているらしい。
ただ、幼虫は2年から4年は生きており、8年も幼虫で
過ごすケースもあるらしい。
トンボは複眼である。
ちいさな目が無数にあつまってひとつの目に見えるところから、
物事をいろいろな視点で見ることの大切さを教えるときに
トンボの目がしばしば引用される。
最近、トンボ返りの上手な御仁は多い。
しかし、複眼で物事を見る人が少なくなったのは
誠に淋しい限りである。(了)
Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3 C0071 1905E
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)
拾い上げたところかすかに足を動かしていた。
しかし文字通り虫の息である。
あといくばくもない命だと思ったがどうしてもその姿を
スケッチにとどめたくなり部屋に持ち帰った。
どこから飛んできたのだろうか。
六甲山の中にある森林公園からはるばる来た野かのか。
それとも阪急御影駅近くの深田池から飛んできたのか。
いろいろ想像をたくましくしたくなる。
形をみればヤンマの仲間でオスだというところまでは
わかった。同じヤンマにもいろいろの名前がついているようだ。
ご存知の方は教えていただければありがたい。
市街地の神戸でも大昔は結構やんまが飛んでいた。
子供のころ糸に石のおもりをつけてヤンマ釣りをしたことを
懐かしく思い出す。
幼虫から羽化したあと1週間ほど生きているらしい。
ただ、幼虫は2年から4年は生きており、8年も幼虫で
過ごすケースもあるらしい。
トンボは複眼である。
ちいさな目が無数にあつまってひとつの目に見えるところから、
物事をいろいろな視点で見ることの大切さを教えるときに
トンボの目がしばしば引用される。
最近、トンボ返りの上手な御仁は多い。
しかし、複眼で物事を見る人が少なくなったのは
誠に淋しい限りである。(了)
Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3 C0071 1905E
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)