ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

虹彩分析ソフト

2006-08-11 12:38:23 | 情報や案内及び雑談
まだ試作の段階ですが、虹彩の自動分析機です。

当院でソフトに組み込む内容を検討しているのですが、精度の高いカメラですので、きれいな画像が撮れます。





治療日には時間がないので、全ての方を撮影することはできませんが、できるだけ撮影するようにしています。

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テロ容疑者英空港で逮捕、原油下げ、NYダウ46ドル高ー学校で教えてくれない経済学

2006-08-11 08:06:57 | 経済学
イギリスのヒースロー空港で24人の乗客がテロリストの疑いで英官憲に逮捕されたというニュースで株式、原油、為替市場それぞれでまちまちの反応が見られて興味深い。

NYダウははじめ下げて始まったがあともち直し、前日比48ドル上昇した。ただ、テロに対する空港での警戒レベルを最高度に引き上げたことで旅客減が予測され、UAL.AMR,Continental Airinesといった航空株は2%以上大幅値下がりした。

一方、NY原油先物市場では、テロ不安が高まれば、飛行機離れが進む。その結果燃料ガソリンの需要が落ちるとして、前日比バレル2ドル以上値下がりしてバレル74ドル近くで取引された。ただこの先原油相場が値下がりすると予測する者はほとんどいない。

石油相場の高止まりは、中国による根強い需要と供給面での制約が根底に控えている。供給不安はアラスカのパイプライン腐食問題も警鐘となるかもしれない。今回の油漏れ問題は環境問題とも絡んでいることから問題解決に時間がかかるだろう。

油送管腐食といえば基本的欠陥である。米国の石油輸送体制そのものが文字通り金属疲労を起こしていることをはからずも天下に知らしめる結果となった。英空港でのテロ事件より、米国の供給不安が相場に与える影響ははるかに大きいと見られる。

一方、NY為替市場では、今回の英空港でのテロ容疑者逮捕事件で、英ポンドが売られた反動でドルが値上がりした。つれて対ユーロ、対スイスフランでもドルが買われた。米ドルのアキレス腱である貿易赤字が、5月の649億ドルの並びの648億ドルとの米商務省の発表もドルを助けた。ただ、米ドルに対する先安感は消えていない。

9月20日開催予定の次回FOMCで再利上げされるかどうかに再び焦点が移されるだろうとWSJ紙は解説している。相場は人の心の鏡である。特に先行きが不透明なことを一番嫌がる。FOMCは先日、一時的に利上げを休止したが、その先の動きは不透明である。

米国の行動パターンは、例えば相場の世界でもそうであるが、米国という国は自分のことしか考えずに反応することがよくある。今回のヒースロー空港での事件も自分の問題として深刻に受け止めていたらNYダウは急落していたであろう。先日の北朝鮮ミサイル発射事件でも、他人事だから、日本人が騒ぐほど米国人は意に介していない。

たかが相場されど相場である。相場の世界に限らない。自分の健康は自分で守る。自分の国は自分で守る。最近日本でも他人任せの風潮が蔓延してきた。ひと任せにしない生き方を子供のときから家庭でも学校でも地道に教えておくことが益々大切になりそうだ。(了)

江嵜企画代表・Ken


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株式サマーセミナー:ホテル日航-スケッチ&コメント

2006-08-11 08:03:38 | スケッチ
ある大手証券会社なんば支店主催の株式セミナー開催の
案内をいただいたので出かけた。

結論は一貫して強気である。現在は調整局面であるが
9月政局がクリアすれば外人は日本株を買いに入る。
楽しみにしておいて欲しいと大見得をきった。

話を聞いているといいことずくめのように聞こえたが、最後に
最大のリスクは原油問題だと講師がきっぱり指摘していたので
納得した。

当社シンクタンクの分析によればとして、1年後の原油の
ピーク価格を①バレル105ドル、②140ドル,③175ドルを前提においた。
ここまで踏み込んで分析していることにまず感心した。

とかく日本人は万事希望的観測(Wishful thinking)に終始する。
戦争でもゲームでさえそうで、まさか敵は攻めてこないだろうと
高をくくり惨敗する。

石油の値段でもいくらなんでも100ドルは行かないだろうと
思っている人が意外に多い。そうならないに越したことは無いが
なってからうろたえ、騒ぐ。その上他人のせいにして、何も手が打てない。

例えば①のケースでは、現状からみて50%上昇で、米国のFF金利を
0.5%押し上げる。米国のGDPへはマイナス0.8%,日本の
GDPにはマイナス0.7%影響する。

2006年の米GDPは3.4%増だから①のケースであれば、来年の
米GDPは2.6%、日本のGDPは3.1%増から2.4%増へ
景気減速がはっきりする。

②、③のケースになればGDPへのマイナスの影響はさらに
厳しくなるから今後の原油相場の動きに最大限注意が必要だろうと
指摘していた。

米国金利の先行きはどうか。FFレートでみてアト1回0.25%
上げて打ち止めとなる。為替はゆるやかな円高と見る。
ただ、一時的に1ドル=120円を窺うかも知れない。
流れとしては1ドル=105円を想定すると明快だった。

講演を聞いていて、2007年は、原油バレル105ドル、
円相場1ドル=105円を想定する。それでも生き残れる企業を
選択しろと講師はいっているのだなと大変勉強になった。

いつものことだが、席に着くなり隣の御仁は睡眠態勢に
はいった。帰宅後、家内にその話をしたらみなさん疲れて
おられるのでしょうとそっけない返事だった。

張り切りすぎてもいけない。さりとて眠りこけているだけでもいけない。
物事はその半ばにあるのかもしれない。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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