ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

東洋大姫路の夏終わる:甲子園球場

2006-08-17 17:34:46 | スケッチ
夏の全国高校野球大会、第88回大会の準々決勝に、
地元兵庫県代表、東洋大姫路が強豪、優勝候補の
駒大苫小牧と対戦するというので甲子園へ出かけた。

試合開始1時間前に球場に着いたが、お目当ての
バックネット裏の券は早くも売り切れという事で、やむなく
一塁側特別内野自由席券を買った。

幸い東洋大姫路ベンチを右下に見る、バッテリーの球の出し入れも
結構よく見える席が空いており座った。

試合は姫路が強打林崎の2ランホームランで幸先良い
スタートを切り追加2点を入れて4-0と6回まできた。
そこからが苫小牧の底力か好投を続けていた姫路の
飛石投手の制球力が落ちてきたところを苫小牧の
クリーンアップに痛打され瞬く間に4-4の同点となった。

なにごとも結果論は許されないが、ワンテンポ早くエース
乾(いぬい)を投入していたらゲームはどう転んだかわからなかった。

姫路は8回二死満塁、9回二死一、二塁としぶとく
粘ったがアト一本が出ず敗れ去った。

今年の夏の大会はテレビ観戦していても手に汗握る接戦が多い。
当の苫小牧も逆転に次ぐ逆転でこれでベスト4進出である。

高校野球は選手の交代もきびきびしていて気持ちがいい。
コマーシャルのとり過ぎもも影響しているが、プロ野球は時間が
かかりすぎる。

負けたほうにはつらいが、高校野球は逆転、再逆転また再逆転の
試合をみていると実に面白い。一番頼もしいのはまさに苫小牧のように
リードされても決してあわてない。諦めない。見事なものである。

ベスト4に進出した苫小牧には是非とも優勝旗を北海道へ
持ち帰ってほしいい。

駒大苫小牧に4-5で敗れて東洋大姫路の夏は終わった。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)



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米CPIデータ予想以下でNYダウ3連騰ー学校で教えてくれない経済学

2006-08-17 08:40:43 | 経済学
お金ほど臆病な生き物はいないが、茂みの中に潜んでいた獣がようやく警戒心を解いて表に出て来た。中東での戦闘が小休止し、原油相場がここへきて一息いれていることも投資家の安心感を生み出しているようだ。

米労働省は7月の米消費者物価指数(CPI)が前月比0.4%増加したと発表した。これは予測と同じ値であったが、エネルギーと食料を除いたコア指数は0.2%増と予測の0.3%増を下回った。米FRB議長のバーナンキさんはCPIコア指数の動きを特に注目している。

前日の卸売り物価指数(PPI)についで、CPIも控えめな伸びであったことから、インフレ率が低位に抑えられていることを改めて確認したとして、9月20日に予定されている次回FOMCでは利上げ打ち止めとマーケットは読んだようだ。

NYダウは96ドル、0.9%、ハイテク株指数のNasdaqは34ポイント、1.6%、S&P500種平均は9ポイント強、0.8%それぞれ値上がりした。NYダウは3ヶ月ぶりの高値であり、ナスダックは1ヶ月振りの高値であるとCNBCのテレビ画面をみていると大はしゃぎである。

米景気減速が進んでいることを再確認した材料に7月の米新規住宅着工件数が季節調整済みで、2.5%減の179.5万件と発表が挙げられる。これは2004年11月来の低い伸びであり、米国の住宅建設の勢いが確実に落ちてきていることを教えてくれた。

米住宅需要の先行指数である7月の住宅許可件数が、エコノミストの予測の1.0%減をはるか上回る6.5%減と米商務省は発表した。住宅在庫が積み上がってきていることを反映して、6月の米住宅建設実績の速報値が5.3%減から5.7%減へ減少幅が上方修正された。

7月のCPIは、0.4%増加したが、原油上昇でエネルギーが2.9%増加したためである。特にガソリン価格は5.3%増加した。8月16日、NY原油先物(WTI)相場が、バレル1.46ドル値下がりし、71.59ドルで取引されたことは、インフレ懸念後退を大いに助けたようだ。

マーケットは、早々と次回FOMCで利上げなしと読んだが、エコノミストの多くは、9月20日の次回FOMCまで十分時間があり、利上げ継続のリスクは減ってきているが、依然として利上げリスクは消えていないと見ているとWSJ紙(8月16日)は指摘している。

米国経済はGDP11兆ドルと世界でダントツの経済力を誇っている。2位とはいえ日本のGDPは4兆ドルに過ぎない。米国経済あっての世界経済であるという厳然たる事実は変わりない。米景気減速が確かめられたと日本人まで有頂天にならない方が良さそうだ。(了)

江嵜企画代表・Ken


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