ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

車中風景:主役は少年ースケッチ&コメント

2006-08-25 23:39:32 | スケッチ
西中島南方に午後4時に出る用事がありJR住吉で
普通電車に乗った。左斜め前方におそらく母親とであろう
楽しそうに対話を交わしている少年の姿が目に入った。

少年の左には少年と微妙に距離を置いてもう一人の
ご婦人が座っていた。彼女は少年とも母親とも
対話は無かったからどこかの施設の事務のひとかなと
思う雰囲気があった。

母と子が楽しそうに続けている会話を聞くとはなしに
聞いていると少年が降りる駅を母親に確かめていることが
わかった。どうやら芦屋から三つ目の駅、つまり
甲子園口で降りるらしい。

本来なら芦屋で快速か新快速に乗り換えるところである。
ところが前の3人が甲子園口まで乗ると聞いた以上
電車に居残りスケッチを完成したいという気持ちに
変わった。

芦屋、西宮、甲子園口はあっという間で、
あわただしくスケッチを仕上げた。

西宮で一人のご婦人が乗り込んできた。
バッグを座席に置くなり、足を大きく開いて書物を読みはじめた。

甲子園口のつぎの駅の立花で、あらたに一人の
ご婦人が乗ってきたので追加した。はじめから5人並んで
いたわけではない。

少年が母親にしきりに話しかける。母親がにこやかに応じる。
その姿がいかにも愛らしく、尼崎まで乗り過ごしてしまう羽目となった。

この絵の主役は少年である。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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FW: 米新規住宅販売4.3%減、耐久財受注高2.4%減、米景気減速裏づけ

2006-08-25 08:22:27 | 経済学
病は気からというけれど、またまた米国住宅事情に関する悪いデータが出たことで、今朝のCNBCのテレビ画面を見ていると、投資家の間に気迷い感が漂い、目線が定まらず、ウロウロしている。8月24日、NYダウは前日比6ドル高、11,304ドルで取引を終えた。

体調が思わしくないことは患者自身が一番よく承知している。ところが検査データを改めて突きつけられてまた落ち込む悪循環と同じである。データも大事である。しかし、データを待つ間も心配し、データが出たらで出たで、余計落ち込むお決まりのコースである。

食べすぎが健康に一番よくない。住むために家を建てているうちはまだよかった。それが投資のために家を建て、投資のために家を買うひとが増えた。食べなくてもいいものまで食べたその結果として、米国が今直面している住宅事情はまさに病気である。

米商務省は、7月の単身家族用新規住宅販売高が、前月比4.3%落ち、年ベースで107.5万件となったと発表した。エコノミストの予測2.7%減を上回った。前日の中古住宅販売高の4.1%減に次ぐワン・ツーパンチだと言っては勝手に落ち込んでいるようだ。

住宅需要の落ち込みは、住宅価格の値下がり、担保価値の低下は、上がるから売れる、売れるから値段が上がる流れを逆スパイラルに働かせて、結果的には、米GDPの60%強を占める個人消費にダメージを与えると心配を増幅させている。

悪い住宅データに追い討ちをかけるかのように、米商務省は、この日、7月の米耐久財受注高が2.4%減、2,119.9億ドルと発表した。予測の1%減を大きく上回ったことで、米国経済の先行きを心配する声が益々大きくなりそうだ。

特に運輸関係の受注高が、6月の10%減に続いて、7月も7.1%減となったことが目立った。軍需用航空機は9%増加したが、民間航空機受注の10%減、自動車および同部品の7%減が響いた。運輸関係を除けば0.5%増加した。

一方、米労働省は、8月19日末まとめの新規失業保険申請件数が、季節調整済で1,000件減、313,000件と発表した。予測は3,500増、315,250だったことから、一部のエコノミストは米国の雇用情勢は健康体を維持しているとWSJ紙(8月24日)は紹介している。

住宅需要落ち込みは住宅ローン金利が昨年7月の年5.7%から今年7月には6.76%へ上がったことが影響している。売り値が下がって利払いが増えたのでは病人にはきつい。9月20日の米FOMCでは、米FRB議長バーナンキさんの裁量よろしきを得て、利上げ打ち止めを明確に宣言し、患者の痛みを和らげる処方箋を是非とも出して欲しい。(了)

江嵜企画代表・Ken



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