虹彩と白眼の一致（２）

連載 （１） （２） （３） （４） （５） （６） （７） （８） （９） （１０） （１１） 　 （１２）

歯の悩みについては こちら でどうぞ。






顎関節の片方が狭くなるには、狭くなる側の臓器からの筋肉や腱の緊張があり、虹彩分析をすれば、どこの臓器が原因になっているかがわかるのですが、変化の早いやスクレラ（白眼）にも器官の異変を観ることができる。

例えば、連載 （１） に載せたレントゲン写真では、画像の左側の顎関節が狭くなっているのがわかります。（画像の左側は、右顎関節です）

顎関節が歪む原因としては、歯の治療をする時、歯を低く作られた場合もありますが、歯の修理をしてない場合は、臓器からの 経筋腱収縮牽引 での「圧下」が考えられます。

上の写真を見てください。
スクレオロジーやオプトロジーを勉強された方には分ると思いますが、腎臓反射区から伸びる太い血管と、大腸反射区から肝臓反射区に伸びる血管が、右の顎関節に負担をかけていることがわかるはずです。

即ち、この方は慢性的な症状を現す虹彩にも腎臓と肝臓の異常がありましたが、比較的急性な症状を現すスクレラを観ても、腎臓や肝臓に異常があると診ていいわけです。



虹彩分析＆スクレオロジーの講習は こちら です。

警官救出時にＳＡＴ隊員撃たれ死亡 愛知立てこもり

警官救出時にＳＡＴ隊員撃たれ死亡　愛知立てこもり(朝日新聞) - goo ニュース


2007年5月18日（金）08:30

　１７日午後３時４７分、愛知県長久手町の民家で、「父が拳銃を持ち出して立てこもっている」と、女性から１１０番通報があった。男は自分の長男と次女のほか、現場に駆けつけた警察官を撃った。玄関前に倒れたままの警察官を救うため、警官隊が同日午後９時すぎに突入したが、少し離れて警戒にあたっていた機動隊員の林一歩（かずほ）巡査部長（２３）が左胸を撃たれた。林巡査部長は搬送先の病院で１８日午前０時１４分に出血性ショックなどで死亡した。男は女性１人を人質に取ったまま自宅に立てこもっている。

　調べによると、立てこもっているのは同町長配（ちょうはい）２丁目、元山口組系暴力団組員大林久人容疑者（５０）。大林容疑者は約１０年前に組から除名されたという。

　現場は、大林容疑者の自宅で、人質に取られているのは大林容疑者の内縁の妻とみられる。

　ほかに大林容疑者の長男の健人さん（２５）が腹を、次女の里紗さん（２１）が足をそれぞれ撃たれ、自力で自宅から逃げ出して病院に運ばれた。

　通報してきた女性は、最初の通報からまもなく、再び電話してきて、「父は落ち着いている。興奮するかもしれないから来ないでください。拳銃はおもちゃです」と話した。

　午後４時ごろ、通報を受けて愛知署長久手交番の木本明史巡査部長（５４）が同僚の警部補（５３）とともにパトカーで現場に到着。警部補が駐車している間に、木本巡査部長が先に民家に入っていったところ、大林容疑者が３発を発砲。警部補が駆けつけると、民家の玄関先に木本巡査部長がうずくまっていたという。

　捜査員が説得を続けたが、大林容疑者が「救急車が近づけば撃つ」と言っていたため、近づけない状態が続き、民家から５メートルほど離れた場所から肉声で捜査員が説得していた。

　現場近くの機械販売会社の事務所２階の窓から様子をうかがっていた男性従業員によると、午後９時ごろから、護送車のような車両が大林容疑者の立てこもった民家に近づき、その後ろから隠れるように、ヘルメットをかぶってジュラルミンの盾を持った機動隊員約３０人がゆっくりと近づいた。

　午後９時２３分、倒れていた木本巡査部長を取り囲むようにしたあと、引きずるように救出した。その時、１発の銃声が響き、機動隊員の編隊が大きく乱れた。

　近くにいた大学生によると、機動隊が２列縦隊で盾を構えて玄関付近に近づくと、大林容疑者が「なにやってんだ」と叫んだ。機動隊員らが倒れていた木本巡査部長を抱えた瞬間、パーンという発砲音がした。「しっかりしろ」「大丈夫か」などの機動隊員の声が響いたという。

　同９時３５分ごろにも大林容疑者が、取り囲んだ警官隊に向けて拳銃を向け、１発発砲した。

　林巡査部長は愛知県警の特殊部隊（ＳＡＴ）の隊員で、突入部隊とは別に、現場の民家から少し離れた路上で警戒にあたっていて撃たれた。防弾衣などの装備は着用していた。ＳＡＴはテロや銃器事件に対応するため、警視庁、愛知県警など８警察本部にあるが、隊員の死亡は初めてという。

　木本巡査部長は病院に運ばれ、意識はあるという。

　現場の民家は、東名高速道路名古屋インターから東に約２キロの名古屋市郊外の住宅街の一角。近くには愛知学院大のキャンパスや中学校などがある。同町内の小中学校では、下校する児童生徒に保護者を付き添わせるなどの措置を取った。県警は、現場から周囲３００メートルの範囲を立ち入り禁止にした。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


あちらこちらで発砲事件が続き、日本は安全な国ではなくなってきたような気がする。

ショックだったのは、防弾チョッキを着たSAT隊員が撃たれ、防弾チョッキを貫通して負傷し、後に死亡したことだった。　
今朝のワイドショーでわかったのですが、防弾チョッキの肩の部分は、生地でできていて防弾の役割を果たさないということだったのですが、昨晩のニュースを見た時には、「防弾チョッキは役に立たないのか？」と思った。

それにしても、テレビに出るコメンテーターは、もう少し考える必要がある。
警察や自衛官は、訓練を受けており、現場では命を掛けて職務に就いている。
その職務に対して、行為せざる者が批判することは、思慮がないとしか受け取れない。

ＮＹ原油64ドル、為替1ドル＝121円台ー学校で教えてくれない経済学

ＮＹ外国為替市場で、5月17日、引き続きドルが買われ、1ユーロ＝1.3492ドル、1ドル＝121.27円で取引された。特に対円でドルが買われ、1ドル＝121.34円まであった。日本の07年1～3月期のＧＤＰ統計が予想を下回ったことと日銀が0.5％で金利据え置きを発表したことによって、異常な低金利で円を借り、借りたお金でドルを買う、円キャリートレードにエンジンがかかったようだ。

一連の新聞報道によれば、日銀総裁は、「低金利が続くと、非効率な経済活動に資金が使われ、息の長い成長を阻害する」と述べ、「（参院選は）政治的には重要だが、経済動向から目をそらしていると、景気判断を見誤る」と発言して利上げに意欲を示したが、ＮＹ為替市場は日銀総裁発言を無視した。

一方、米ＦＲＢ，バーナンキ議長は、シカゴ連銀での会合で演説し、「住宅需要鈍化は続く見込みであるが、住宅以外の分野に大きなインパクトを与えないだろう」と発言したが、マーケットは、バーナンキ発言に素直に反応して、ドル買いに動いた。

5月5日までの一週間の米失業保険申請件数が、293,000件と予測の310,000件を下回ったことも米景気の堅調な地合いが雇用面でも裏付けられた。同じ日発表された、フィラデルフィア地区連銀の景気指数が今年3月、4月の0.2ポイントから4.2ポイントへ大きく改善したこともドル買いの動きに弾みをつけた。

5月17日、ＮＹ原油先物（ＷＴＩ）〈軽質油〉相場は、ガソリン相場上昇を材料にバレル2ドル近く上げ、64ドル台で取引された。ロンドンブレント原油（重質油)相場は、バレル70ドルを突破した。原油相場が上がり、円安が進めば、さすがの日本も騒ぎ始めるだろう。

原油相場反発には、今週末のOPEC総会を控えて、「世界市場で原油は潤沢に供給されており、加盟１２ヶ国は追加減産の予定はない」とのOPEC総裁発言やナイジエリアでのストライキに伴う供給不安も買い材料に使われた。

今年は、赤道付近の海水温が例年と比べて低い、ラ・ニーナ現象が観測されている。経験則からハリケーンが多発するそうだ。２年前、悪夢のハリケーン・カトリーナの影響で、メキシコ湾岸の精製設備が甚大な被害を受けた。当時、ガソリン相場がガロン4ドルまで急騰した。米国での精製設備の構造的不足状態は解決されていないといわれる。

米国の一家計で、ガソリン代に年2,277ドル出費する。過去5年間で1,000ドル、80％近く増えたと今朝の米紙、ＵＳＡTodayに出ている。ガソリン代、ガロン3ドル（換算：98円/リッター）は高いか安いか。夏場から秋にかけて賑やかに議論が展開されそうだ。（了）

江嵜企画代表・Ken