ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

米中戦略略対話不発で、火種残すー学校で教えてくれない経済学

2007-05-27 10:54:10 | 経済学
米中戦略対話で、米国の石炭排気ガス浄化技術の中国への供与と中国が民間航空機の発着便数を米国に対して増やした。しかし、他に具体的な成果を上げることなく終わった。特に、人民元切り上げで進展を見なかったことを受けて、米議会に、27.5%の報復関税の法案を通すと議員がいきまいていると、5月24日付けのWSJ紙が紹介している。

5月26日、WSJ紙は、米中間の経済問題に絞り、貿易、金融、エネルギーなどについて
紹介している。要旨は以下のとおりである。

まず貿易関係。2006年、中国は米国へ、552億ドル輸出、米国は中国から2,878ドル輸入した。米国の貿易赤字は、米GDPの約9%、2,500億ドル、この内中国は25%強占める。
米国の対中輸入の80%は、繊維、玩具、家庭用品など消費材が占める。特にオモチヤは米国市場の80%、履物とテレビなどの家電製品は共に50%を占める。

中国品の輸入により、関連の産業の雇用は180万人失われた。しかし、米国の雇用は堅調で、失業率は4.5%へむしろ低下している。安価な中国品輸入により、非熟練労働者の賃金上昇が抑えられている。その一方、消費者物価を2002年対比0.5%引き下げた。

次に金融関係。貿易で稼いだ外貨で貯めた外貨保有高は1兆2000億ドルに上る。このうち米国財務省証券は、4,200億ドル、米国の借金の20%をカバーして米国に貢献している。

米国政府は、人民元を切り上げれば貿易赤字は縮小すると見ている。人民元はドルに対して8%上昇しているが、通貨の変動幅を0.5%の幅にコントロールしている。エコノミストの試算では、貿易収支改善のためには、人民元切り上げ幅は最低40%必要としている。

中国への米企業の進出状況は、中国政府の発表では、51,000社ある。中国の対米輸出額の63%は米国籍の企業に関係している。米国の対中政策の歯切れの悪さの原因となっている。

エネルギー関連。15年前、中国は石油を自国でまかなっていた。現在、中国の石油需要の50%は輸入である。一方、米国は消費の60%を輸入している。米中合計で世界の石油供給の35%を消費している。米中で石油消費にブレーキがかからないと原油は値下がりしない。

その他、中国の人口は、毎年800万人増加している。中国は個人資産の50%を預金している。米国は1%以下である。中国のインターネット人口は、1億8,200万あり、2010年までに1億3,400万に達して米国を抜くと予測される。

一連の米中間のゆがみやひずみは当然のことながら、日本にも影響してくるだろう。(了)

江嵜企画代表・Ken




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読売新聞書評

2007-05-27 10:54:00 | 情報や案内及び雑談



きょうの読売新聞で(13頁)、和方鍼灸友の会代表・長野仁氏と、九州国立博物館研究員・東昇氏編集による≪戦国時代のハラノムシ≫の書評が掲載された。

書評を書いてくださったのは、早稲田大学教授の松永美穂先生。

「可愛くて笑える病魔」とタイトルされており、おもしろい表現で評してある。

朝早くコンビに出かけて新聞を買ってきたのだが、書評を読みながら、「くっ、くく、あははは、・・・うん、なるほどなるほど!」と一人で笑ってしまった。(^○^)


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全日空、早朝便から大幅遅れ…システム不具合で

2007-05-27 10:53:10 | 情報や案内及び雑談
全日空、早朝便から大幅遅れ…システム不具合で(読売新聞) - goo ニュース

2007年5月27日(日)09:21

 全日空のコンピューターシステムで27日早朝、不具合が生じ、羽田空港など同社便が発着する全国の空港で搭乗手続きや手荷物預かりが通常通りできなくなっている。

 このため、早朝の便から大幅な遅れが生じ、各空港は手続きを待つ利用客で混雑している。同社は復旧作業を急いでいる。



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ほんとにコンピュータのトラブルが続きますねぇ。
IT時代とは言え、こうもトラブルが続くと、先行き不安なことが多くなりますねー。

今回のは地上でのことですので、まだいいのですが・・・。

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大気汚染生活に“影” 光化学スモッグ+黄砂 鼻炎、のど炎症患者急増 西日本一帯、運動会短縮も

2007-05-27 09:36:59 | 情報や案内及び雑談
大気汚染生活に“影” 光化学スモッグ+黄砂 鼻炎、のど炎症患者急増 西日本一帯、運動会短縮も(西日本新聞) - goo ニュース

2007年5月26日(土)17:09

 中国大陸から飛来する汚染物質との関連が指摘されている光化学スモッグの発生と、同じく偏西風に乗って西日本一帯に降り注ぐ黄砂。この大気汚染のダブルパンチが市民生活に大きな影響を及ぼしている。のどの痛みやせき、鼻水など花粉症に似た症状を訴える患者が急増しているのをはじめ、27日に運動会を予定している小学校では、午前中だけの開催にするなど対応に苦慮している。 (社会部・坂本信博)

 ●5月の花粉症?

 「熱はないし、風邪をひいているわけじゃないのにせきが出て鼻水が止まらない」。福岡市中央区の会社員男性(46)はつらそうな表情で、はなをかんだ。今月中旬から診療所に通い、気管支の炎症を抑える薬を服用中。職場には同じような症状を訴える人が何人もいるという。

 福岡県内では5月、アレルギー性結膜炎や鼻炎、のどの痛みなどを訴えて医療機関を受診する人が急増。九州厚生年金病院(北九州市八幡西区)の高橋保彦小児科部長は「例年なら3月で減少に転じる花粉症のような症状を訴える患者が、5月の連休以降、逆に増えた。このころ問題になっていた黄砂の飛来と光化学スモッグの“複合汚染”が影響しているのではないか」と指摘する。

 ●速やかに中止

 光化学スモッグは今季、4月下旬以降、数回、注意報が発令された。範囲は福岡県内のほか、工場のばい煙や車の排ガス汚染がほとんどない長崎県の対馬や熊本県の天草、大分県南部、山口、広島の各県に及び、黄砂の飛来範囲とも重なる。

 このうち、27日に85の小学校で運動会が予定されている北九州市では、市教委が注意報が発令されたらイベントを直ちに中止するよう通知している。徒競走など激しく体を動かす競技は、日差しが弱い午前中の早い時間に行うなどプログラムを工夫し、目やのどの痛みを訴えた児童は校舎内で見学させることなどを求めている。

 今季、3回、注意報が出た同市若松区の鴨生田小と高須小は、発令の有無にかかわらず、入場行進を省き、開会式も簡略化するなどして午前中で競技を終了する。鴨生田小の古賀茂雄校長は「経験上、注意報が出るのは昼から」と説明し、高須小の佐藤政弘校長は「児童の健康を第一に考えて判断した」と話す。

 同じく27日に運動会を行う福岡市や熊本県天草市の小学校でも、注意報が出たら速やかに競技を中止する構えだ。

 ●飛来量が増大

 各地のガソリンスタンドでは、洗車機の前に車列ができている。その列に並んでいた福岡県古賀市の主婦(32)は「洗っても洗っても黄砂で車が汚れる」とウンザリした表情。福岡市中央区で客待ちしていたタクシー運転手男性(52)も「今の時期の黄砂は何かが混ざっていて車体にこびりつく。はたきでは落ちない」とこぼした。

 国立環境研究所(茨城県つくば市)によると、光化学スモッグは、日差しが強い▽気温が25度を超す▽無風‐などの条件が重なると発生しやすい。一方、黄砂は春先に目立つものの「気象条件によっては通年で飛来し、量は年々増えている」(福岡管区気象台)という。黄砂は26日から週明けにかけて大量に飛来する見通しで、この間は晴天で日差しも強いため、同気象台は十分な注意を呼び掛けている。


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気象台は十分な注意を呼び掛けている。
と言われても、黄砂のように目に見えるものではないので、化学物質に対する予防法は難しいですよねぇ。

人事ではないし、個人で対策できるものでもないところが苛立たしい。

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黄砂、全国の広い範囲で観測 東北から九州、沖縄まで

2007-05-27 09:25:43 | 情報や案内及び雑談
黄砂、全国の広い範囲で観測 東北から九州、沖縄まで(朝日新聞) - goo ニュース

2007年5月26日(土)18:25

 全国的に晴れ渡った26日、東北から九州、沖縄にかけての広い範囲で黄砂が観測された。中国や四国、九州では視界が5キロ程度まで悪くなり、気象庁は交通への障害が出る恐れがあると注意を呼びかけている。

 26日はジェット気流が日本周辺にかかり、東アジアの砂漠域などの黄砂が東北地方まで飛来した。同庁は、27日にかけて東北から南西諸島の広い範囲で黄砂が観測されると予想している。視界が5キロ未満になると、車の運転や航空機の運航などに支障が出るとされる。


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黄砂は中国の砂漠化拡大が原因ですので、日本の経済的利益を考えると、砂漠化防止の対策には、日本も資金や技術を援助したほうがいいと思う。

それは、車の運転や航空機の運航などの支障もありますが、黄砂によって考えられる病気に、耳鼻咽喉系や呼吸器系の病気があり、それらの病気は長期化すれ傾向があるので、(中国砂漠化より)先に先手を打って黄砂を止めたほうが、経済的な損失を防ぐことができると考えるからです。

ところで、黄砂と一緒に病原菌などは運ばれていないのだろうか?

黄砂もそうですが、中国大陸から飛来する汚染物質との関連が指摘されている光化学スモッグはもっと怖いので、その対策も考えなければ、「日本全国病人だらけ」になってしまう。

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