多くの鍼灸師が体験していると思いますが、同じような症状の患者さんが続くときがあります。
先日も似たような症状の人が二人いました。
頭痛です。
こちらの方は、イラストのように、右のこめかみよりちょっと上のほうが痛くて、血管がどうにかなっているのではないかと来院しました。
七星論の頭部七星で考えると、「木」になります。
脊椎診でも肝が出ていました。
スクレラでも肝が出ています。
右の肝査穴に刺鍼して、少し捻鍼をしながら、
「どう?痛み取れた?」
「はい、軽くなった感じがします」
「そうか、軽くなっただけか」と再び軽く捻鍼をした。
「どう?今度は取れた?」
「はい、だいぶ取れました」というので、
「肝臓の疲労からで、背中にも症状が出ていますので、背中に一本鍼をしてもいいかな?」
「ええ、どうぞ」
背中の右2木(七星論の経穴名)に刺鍼して、軽く捻鍼をした。
「どう?」
「あ、ああ、取れていますね。取れましたわ」
「…。先生…、私そんなに肝臓悪いのですか?」と質問してきた。
全体を整える治療をしながら、その機序を説明した。
帰りには、「キャハハ」とおしゃべりをしながら帰って行った。
先日も似たような症状の人が二人いました。
頭痛です。
こちらの方は、イラストのように、右のこめかみよりちょっと上のほうが痛くて、血管がどうにかなっているのではないかと来院しました。
七星論の頭部七星で考えると、「木」になります。
脊椎診でも肝が出ていました。
スクレラでも肝が出ています。
右の肝査穴に刺鍼して、少し捻鍼をしながら、
「どう?痛み取れた?」
「はい、軽くなった感じがします」
「そうか、軽くなっただけか」と再び軽く捻鍼をした。
「どう?今度は取れた?」
「はい、だいぶ取れました」というので、
「肝臓の疲労からで、背中にも症状が出ていますので、背中に一本鍼をしてもいいかな?」
「ええ、どうぞ」
背中の右2木(七星論の経穴名)に刺鍼して、軽く捻鍼をした。
「どう?」
「あ、ああ、取れていますね。取れましたわ」
「…。先生…、私そんなに肝臓悪いのですか?」と質問してきた。
全体を整える治療をしながら、その機序を説明した。
帰りには、「キャハハ」とおしゃべりをしながら帰って行った。