(学校で教えてくれない経済学)
高卒2年目19歳の地元ひいきプロ野球チ―ムの投手が再さいのピンチをしのいで2勝目を挙げた。解説者の広沢克己さんは、彼はマウンド度胸がいい。それと何かの運を持った男だ。どんな素晴らしい実力に恵まれていても運に見放されると勝てない。特に彼はここと言う時に、いい球が投げられる。先が楽しみだと27日、神宮球場での対ヤクルト戦で話していた。ドラフト1位で入団した東京六大学で鳴らした選手の初打点の後の打席で満塁ホームランのおまけまでついて、12対0で阪神は相手チームに快勝した。最下位争いという不本意な今年のシーズンもあと6試合を残すのみとなった。人生どんなささやかな出来事でも楽しみがないと生きていけない。久しぶりで岩本投手、伊藤隼選手に元気をもらった。
話は飛ぶ。27日、NY証券取引所では、スペイン政府が、400億ユーロ削減の2013年緊縮予算案発表と中国政府が景気刺激策を発表したことを好感、NYダウは、前日比72ドル高、13,485ドルで取引を終えた。米国の8月の耐久財指数が予測を下回った。直近の新規失業保険申請件数も改善していなかったことからNYダウは値下がりしていた。ところが中国からのニュースと午後にスペインから財政改善策が一本にまとまると伝えられて一気に反発に転じたと今朝6時台放送のワ―ルドWaveMorningで米ブルームバーグのJoshLipton記者が話していた。商品相場担当のAlexSteel記者は「中国の景気刺激策を受けて原油(WTI)がバレル1.87ドル高、91.85ドルと反発した。金相場もオンス26.90ドル高、1,777.60ドルで取引された。」と伝えた。NY外国為替市場では、1ドル=77.58~62円、1ユーロ=100.20~22円とユーロが対ドル、対円ともに買い戻された。
一方、27日付けのWSJ紙電子版は、“RecordCashInjectionHelpsStockMarketRebound(記録的な貨幣供給、中国株価上げる)”のタイトルで、ようやく中国政府が中国景気浮揚策に乗り出した。中国人民銀行が、先週のネット資金供給量1,010億元を今週一挙に3,650億元(579億ドル)へ引き上げた。中国主要企業利益が総額で7月5.4%減、8月には3,812億元へ6.2% 減少が背景にある。27日の上海総合株価指数は2.6% 急反発した。さらに27日のNY外国為替市場で豪ドルが前日の1.0371ドルから1.0420ドルへ急反発した。豪ドルは中国経済先行き不安からこのところ一貫して売られていたとShenHong記者は書いた。
中国関連の読物では、10月3日号、最新版ニューズウイーク誌日本版は、「反日の行方、中国「反日」の打算と誤算、変質する反日、自滅する中国」の見出しで、「外敵をつくって矛盾をごまかす共産党のやり方はもう限界、成長が滞れば国民の怒りは爆発する。大衆の怒りを日本に向ける一方、内政への批判は封じ込める作戦だ。今回の暴動は、全てが治安当局の監視下で行われたことは間違いない。」とのブライアン・クライン(元米国務省中国経済担当官)の記事を掲載している。別ぺ―ジで「暴動が招く貿易戦争のリスク」と題して、「今後数ケ月は、日本企業の対中ビジネスが冷え込むのは避けられない。」とジェ―ムス・バ―カ―記者が書いていた。ここと言うときの日本の国力が試される時がやってきた。(了)
高卒2年目19歳の地元ひいきプロ野球チ―ムの投手が再さいのピンチをしのいで2勝目を挙げた。解説者の広沢克己さんは、彼はマウンド度胸がいい。それと何かの運を持った男だ。どんな素晴らしい実力に恵まれていても運に見放されると勝てない。特に彼はここと言う時に、いい球が投げられる。先が楽しみだと27日、神宮球場での対ヤクルト戦で話していた。ドラフト1位で入団した東京六大学で鳴らした選手の初打点の後の打席で満塁ホームランのおまけまでついて、12対0で阪神は相手チームに快勝した。最下位争いという不本意な今年のシーズンもあと6試合を残すのみとなった。人生どんなささやかな出来事でも楽しみがないと生きていけない。久しぶりで岩本投手、伊藤隼選手に元気をもらった。
話は飛ぶ。27日、NY証券取引所では、スペイン政府が、400億ユーロ削減の2013年緊縮予算案発表と中国政府が景気刺激策を発表したことを好感、NYダウは、前日比72ドル高、13,485ドルで取引を終えた。米国の8月の耐久財指数が予測を下回った。直近の新規失業保険申請件数も改善していなかったことからNYダウは値下がりしていた。ところが中国からのニュースと午後にスペインから財政改善策が一本にまとまると伝えられて一気に反発に転じたと今朝6時台放送のワ―ルドWaveMorningで米ブルームバーグのJoshLipton記者が話していた。商品相場担当のAlexSteel記者は「中国の景気刺激策を受けて原油(WTI)がバレル1.87ドル高、91.85ドルと反発した。金相場もオンス26.90ドル高、1,777.60ドルで取引された。」と伝えた。NY外国為替市場では、1ドル=77.58~62円、1ユーロ=100.20~22円とユーロが対ドル、対円ともに買い戻された。
一方、27日付けのWSJ紙電子版は、“RecordCashInjectionHelpsStockMarketRebound(記録的な貨幣供給、中国株価上げる)”のタイトルで、ようやく中国政府が中国景気浮揚策に乗り出した。中国人民銀行が、先週のネット資金供給量1,010億元を今週一挙に3,650億元(579億ドル)へ引き上げた。中国主要企業利益が総額で7月5.4%減、8月には3,812億元へ6.2% 減少が背景にある。27日の上海総合株価指数は2.6% 急反発した。さらに27日のNY外国為替市場で豪ドルが前日の1.0371ドルから1.0420ドルへ急反発した。豪ドルは中国経済先行き不安からこのところ一貫して売られていたとShenHong記者は書いた。
中国関連の読物では、10月3日号、最新版ニューズウイーク誌日本版は、「反日の行方、中国「反日」の打算と誤算、変質する反日、自滅する中国」の見出しで、「外敵をつくって矛盾をごまかす共産党のやり方はもう限界、成長が滞れば国民の怒りは爆発する。大衆の怒りを日本に向ける一方、内政への批判は封じ込める作戦だ。今回の暴動は、全てが治安当局の監視下で行われたことは間違いない。」とのブライアン・クライン(元米国務省中国経済担当官)の記事を掲載している。別ぺ―ジで「暴動が招く貿易戦争のリスク」と題して、「今後数ケ月は、日本企業の対中ビジネスが冷え込むのは避けられない。」とジェ―ムス・バ―カ―記者が書いていた。ここと言うときの日本の国力が試される時がやってきた。(了)