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ドイツ憲法裁判所「合憲」織り込み、米FRB量的金融緩和期待からNYダウ69ドル高

2012-09-12 08:48:56 | 経済学
NYダウほぼ横ばいの9ドル高、12、13日開催FOMC控えて様子見(学校で教えてくれない経済学)


習近平、中国国家副主席のここ数日の動静について、12日朝6時台のワ―ルドWaveMorningで、シンガポールCNAとロシアRTRが共に詳しく報道していた。特にロシアRTRは、習近平氏は、権力闘争に巻き込まれたのではないかとの視点に重点を置いていた。CNAは背骨を骨折したが回復に向かっているとの政府中枢部に近い筋からの情報として伝えた。12日付けのCNBC電子版は、習氏は、サッカーか水泳中かで背骨を傷めた話や交通事故に遭ったとの見方、さらに信頼性は低いと前置きして薄氏事件との絡みで暗殺計画に巻き込まれたのではないかと書いていた。12日付けのWSJ紙電子版も取り上げた。

シンガポールCNAは、温家宝首相が天津で開かれた世界経済フォ―ラムで演説し、中国経済が現在、厳しい状況にあることを認めた上で、中国政府が近々、中国経済テコ入れ策を発表する。困難を克服するとして、より高い経済成長実現に自信を示したと紹介していた。CNAは、台湾経済の減速を伝え、中国からの投資を活発化するための見直しを行う。台湾はGDP1.6% 引き上げを計画していると紹介した。さらに今年に入り景気減速がはっきりして来た韓国も日本円で52億円規模の景気対策を韓国政府が12日発表したと伝えた。

上海RTS,中国CCTVさらに今朝は、豪ABCが日本政府が尖閣諸島購入に具体的に動いたことを取り上げた。豪ABCは、尖閣諸島は日本との戦争以前から中国の領土だったと中国政府は主張、日本は誤った行動に出た。中国は断固たる対応を取ると語る中国外務省報道官の談話を紹介していた。今朝のCCTVは「領海基線」という言葉を使い、「釣魚島は中国のものである。それを他人が売買する行為を見過ごすことは出来ない」と非難した。上海RTSは、中国は12日から釣魚島海域の潮流と天気予報を始めたと紹介していた。

一方、12日、NY証券取引所では、NYダウは前日比69ドル高,13,323ドルで取引を終えた。ワ―ルドWaveMorning(経済情報)に出演したみずほコーポレート銀行、荒井守氏は「ドイツ憲法裁判所が12日当初の予定通りESM(欧州安定メカニズム)発足は合憲と判断するとの思惑が強まったこと、さらに12,13日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)で量的緩和政策が発表されるとの期待感から、NYダウは上げた。」と解説していた。米ブルームバーグに出演した商品担当のAlexSteel記者は「天然ガス相場が在庫減を材料に 3ドルへ6.7% 急騰した。コーヒーがブラジルの不作を材料に2010年以来の高値を付けた」と解説した。NY原油{WTI}はバレル97.17ドル,NY金はオンス1,731.80ドルで取引された。米金融緩和期待からドルが売られ、1ドル=77.76~79円、1ユーロ=99.93~98円で取引された。政井貴子氏は「ドイツ憲法裁判所「合憲」を相場は織り込んだ。」と解説していた。

米ABCは、民主党大会でオバマは成功した。オバマ50%ロムニー44%とオバマ大統領が支持率を上げた。決選州でもオバマ54%,ロムニー40% だった。態度を決めかねている有権者は少ないと専門家の解説を紹介していた。国難に直面した日本の政治が憂慮される。(了)

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