ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

8月米雇用者数、9万6,000増に止まる、雇用問題が改めて米大統領選の争点へ

2012-09-08 12:17:50 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


米ブルームバーグのMattMiller記者は、8日朝6時放送のワ―ルドWaveMorningの番組で「7日のNYダウは8月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が予想をはるか下回る96、000 人に終わったことから売られ手始まった。それがQE3への期待感に変わり、引けにかけて上昇に転じ、前日比ほぼ横ばいの14ドル高、13,306ドルで取引を終えたい。QE3期待からNY金先物相場が前日比34.90ドル上げ、1,737.50ドルで取引を終えた。原油(WTI)相場は前日比89セント高、96.42ドルで取引を終えた。戦略備蓄放出量が当初の6,000万バレルから1万7,000バレルへ拡大のうわさが出ている」などと解説していた。

朝7時台放送のワ―ルドWaveMorningで米ABCの現地午後6時のニュースとして「政治ショーが終わったが、厳しい現実をオバマ大統領は突き付けられた。オバマ大統領は、昨日、米国の雇用が上向いていることを演説では願っていた。彼は8月の米雇用者数が、予想を大きく下回ることを知っていたのかどうかと話題にされている。」とニュースの冒頭、キャスターが話した。雇用統計発表直後オバマ大統領はニューハンプシャ―州での演説で「4年前米大統領になった時アメリカの雇用は月80万失われていた。30ケ月経って46万減ったままという事実は十分分かっています。」と語った。一方、ロムニーは「仕事探しを諦めた人が250万増えた結果、8月の失業率が7月の8.3%から8.1%へ低下した。大変なことが今アメリカで起こっている。」とオバマの経済政策を改めて非難したと解説していた。

ワ―ルドWaveMorning(経済情報)に出演した三菱東京UFJ銀行、岩岡聰樹氏は「8月の米雇用数が予想を大幅に下回った。その結果追加の金融緩和期待が出て金融株が買われた。中国政府が大型の公共投資拡大を決めたと伝えられ資源関連株が買われた。金融緩和期待からドルが対ユーロ、対円共に売られ、1ユーロ=1.28ドル、1ユーロ=100.28~33円で取引された。ECBによる国債無制限購入発表で、スペイン、イタリア国債利回りが低下したことが特にユーロ買いに拍車をかけた。9月11日開催の次回米FOMC会合を注目している」などと解説していた。

9月7日付けのWSJ紙電子版に、AaronBack記者は、「China to Spend $156Billion on Infurastructure」(中国、インフラ投資に1,560億ドル(12兆2,000億円・7日、NY相場:1ドル=78.23円換算)のタイトルで、「新華社通信によれば、中国は、空港、5ケ所の港湾施設建設、246キロの地下鉄、その138駅関連施設、ハイウエー建設を含むインフラ投資を中心に進められる。」と紹介していた。同紙は「2012年の中国の経済成長見通しを、UBS,
ING,ともに当初のそれぞれ8.0% ,8.1%を引き下げたばかりである。中国新人事で景気対策を打つタイミングが遅れた。今回の景気対策もtoo lateだという見方が多いと書いていた。

問題は日本である。与野党揃って、次期党首を巡って次元の低い争いを続けている。選んだのは国民だが、ノホホーンと議会と我が家を往復していても生活に困らないからだ。(了)

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春日神社(スケッチ&コメント)

2012-09-08 07:36:09 | スケッチ


春日神社

江嵜企画代表・Ken



最近親しくしていただいていた方に末期ガンの症状が出てきた。近くの喫茶店の仲間の一人が突然俳廻を始めた。行けるときに出かけ、絵を描けるときに描いておきたいという気持ちが強くなってきた。当のお二人は共に81歳である。年齢相応という言う見方もある。ただ、至近弾に見舞われたような感じになったことだけは確かである。

先日、横屋八幡の再建計画に関連して、参考になる神社をスケッチする事になった。少し涼しくなったら時間を見つけて描いてみますということではあった。9月7日は、暦では白露。そろそろ涼しくなってもおかしくない。ところが、こちら神戸での話だが、日中の日差しは真夏並みである。さりながら、なにかせかされるように、お昼前に出かけた。しかし、さすがに暑い。一端引き返して、少し時間をずらせ、お目当てのJR六甲道駅から徒歩10数分のところにある春日神社へ出かけてスケッチした。

「神戸の神社」(兵庫県神社庁神戸支部・編著)によれば、当神社は、次のような伝承により創建された。「この地の先人が、伊勢神宮参拝の帰路、重い病気にかかった。薬を服用するも効果がない。以前より信仰している三笠山山麓に鎮座する春日神社に日夜病気全快祈願を行ったところ、次第に平癒したので春日神社より分霊をいただき、神戸のこの地に祀ったという。」境内には、樹齢8~900年の楠の大木がある。「春日の楠」として兵庫県の天然記念物に指定されている。

10月の例大祭には、都賀だんじり保存会のメンバーによるだんじり引きがある。近年、神社西側で発掘調査が行われ、古代住居跡・遺跡が発見された。平成7年(1995)の阪神淡路大震災の際、社殿などが全壊したが、氏子崇敬者の努力,奉賛により新社殿が平成8年に竣工された。鳥居建立はじめ境内整備が進められている。」と「神戸の神社」にあった。この日訪れた時には、立派な鳥居が既に建立されていた。

先の阪神淡路大震災では、多くの社寺が全半壊した。早いものであれから来年1月で18年目を迎える。筆者もあの頃はまだ60歳前で無理が効いた。近くの喫茶店の客人にも被災者が多い。南海トラフ地震の再来はほぼ確実視されている。しかし、もういちど地震が来たら今の仕事を止めると話す。18年近く経過した今、年齢は争えないからだ。(了)

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