ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

日本人の多くを袋小路に追い込んでいるのは心のデフレのせいだ(学校で教えてくれない経済学)

2013-03-14 10:29:21 | 経済学
フランス、ルモンド紙が、キリシタン武将、明石掃部の末娘、明石レジ―ナ、日本名、明石亜矢という女性が、慶長のジャンヌダルクとして活躍していたとして、映画「レ・ミゼラブル」の宣伝を兼ねた特集記事の中で取り上げたと、月刊タブロイド紙、JoanCode(国際淀屋文庫発行、発行人、佐藤正人)が最新号で紹介している。明石亜矢は、伏見深草の酒蔵での宣教医師フェレイラ神父による大坂の女性患者の切開手術を手伝った。彼女51歳の時、記念すべき日本人初の上級外科医として、オランダ最古の大学、ライデン大学の記録に名をとどめている。2013年、ヨーロッパは明石亜矢を高く評価したと書いた。新島八重の活躍が今NHK大河ドラマで紹介されている。しかし、八重より300年前、関ヶ原の戦いなど戦乱の世を生き抜き活躍、外科医として命を全うした日本人の存在を誇りに思う。

日本ということでは、アベノミックスの成果が喧伝されている。身近な例ではWSJ紙電子版でも毎日のように日本関連の記事が掲載されているが底流では冷めた見方が多い。3:11のフクシマ事故ではマイナスイメージとして伝えられる一方、津波、原発事故後もパニックになることなく冷静に対応した日本国民のスタイルが高く評価された。直近では2020年、東京オリンピック招致を巡って、先日、IOC委員会視察を受けた。14日ワ―ルドWaveMorning「世界の扉」に出演した二宮清純氏は,招致の課題は①熱意、②交渉力、③国内組織の連携を挙げた。小倉和夫氏は①科学技術、②身体障害者も同じとのメッセージを日本が世界に発信出来るかが課題と指摘していた。3月13日、朝日朝刊で、哲学者、内山節氏は「金融緩和でデフレ脱却の期待は幻想に過ぎぬ」と切り捨て「マクロ政策だけの視点では人間それぞれの生き方は見えてこない。」と話していた。今多くの日本人を袋小路に追い込んでいるのは、日本人の多くが心のデフレに陥っているからだと勝手に思っている。

14日放送のワ―ルドWaveMorningではスペインTVEが、アルゼンチン出身のベルゴリオス枢機卿が266代目の法王に選ばれフランチエスコ1世と呼ばれる。5回目の投票で白い煙が上がった。イタリア系移民の子、穏健派に属する。76歳という年齢と同性婚など様々な問題に対して、今後どのようなメッセージを発信出来るのか10万人を超えるカトリック信者は注目していると紹介していた。その他シンガポールCANは日本がいつTPP交渉参加を表明するか注目されるとしたあと医薬品、私的財産問題など未決定事項を多く残していると指摘していた。オリンピック招致同様、国の①熱意、②交渉力が問われるだろう。

13日、NYダウは、米小売り堅調が相場を救い、前日横ばいの5ドル高,14,455ドルで取引を終えた。NY外国為替市場では、1ドル=96.09円、1ユーロ=124.54円で取引された。NY原油【WTI】はバレル92.52ドル、NY金はオンス1,588.30ドルと小動きだった。様子見気分が強く、米株は史上最高値を更新しているが上値は重いとの見方は多くなった。

熱意の有無で物事の成否は決まる。交渉力も結局は熱意だ。心のデフレ克服が肝心だ。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする