(学校で教えてくれない経済学)
「水仙の花がみんな笑っている」と同窓のH氏の奥様が、昨日のスケッチを見ておっしゃったと今朝、嬉しいメールをもらった。描き手の気持ちが絵に出ていたのかもしれない。動物も植物も、もちろん、人もだが、春の訪れを心待ちにしている。植物は土中の温もりに反応して春の準備に入ることが素人園芸ながらだんだんわかってきた。その一方で、12日放送のワ―ルドWaveMorning「世界の天気」コーナーで、ヨ―ロッパの北部は春の陽気から一転して真冬の気候に逆戻りしたと伝えていた。ロシアRTRはシベリア、ノボシビルクス近郊での突然の猛吹雪で少なくとも12名が車の中でなくなったと伝えていた。日本でも天候急変による同じような痛ましい事故が先日伝えられたばかりである。
ドイツZDFと英BBCがフクシマ原発事故現場から20キロ圏内に入り、事故後2年目を淡々とレポ-トしていた。日本では余りにも情緒的な情報が氾濫している。取材に同行したYukiteruNakaさんと画面に名前が出た原子力技術者は流ちょうな英語で「元住んでいた家に戻りません。」と答えていた。ドイツZDFは廃炉にするまで少なくとも30~40年かかる。瓦一枚一枚手拭きしている除染作業、廃棄物は庭先に埋める様子を映像で見せつけられると彼らはパニックを起こす。記者は声も出ない。英BBCは世界で最も汚染された、フクシマ原発第4号機です。コンクリートの建物で防護されていません。手つかずのまま放射能汚染が進んでいるとアナウンスした。日本全土が放射能汚染されていると思うに違いない。
ワ―ルドWaveMorning「世界の扉」コーナーでは、「日本国債売り」スタンスを一貫して取り続ける米ヘッジファンド、ハイマン・キャピタル、カイル・バス代表をインタビューして「日本国債は新政権の元、急拡大する。人口減少に伴い税収減、社会保障費拡大で国債相場は5~6年待たずして急落する。」と話す場面を映していた。一方、アメリカ年金ファンド、マイケル・ロスボウ氏は「日本国債は唯一の安全パイの投資先です。」と際立った対照を見せていた。足元の日本国債の利回りは一時0.6% を割った。一方、米国債の利回りは世界の資金が株式に流れて値下がりが続き、11日NY債券市場では2.061% へ上昇、日米金利差拡大でドル買い・円売りの流れを作っている。
週明け11日のNY市場は、NYダウが先週末比50ドル高,14,447ドルで取引を終えた。NY外国為替市場では、1ドル=96.52円、1ユーロ=125.84円で取引された。NY原油(WTI)はバレル92.06ドル、NY金はトロイオンス1,577.80円といずれも小動きだった。米ブルームバーグ、MattMiller記者は「住宅市場堅調を材料に、住宅関連銘柄が買われ、相場全体をけん引した。」と話した。商品担当のAlixSteel記者は「商品から株式へ資金が流れて商品市場は冴えない。」と話した。債券担当のJulicHyman記者は「債券から株式に資金が流れ、10年物、30年物共に値下がりし、利回りが上昇した。」と解説していた。
お金は一番臆病な生き物だと常々思う。生き残るために常に安全な場所を探している。(了)
「水仙の花がみんな笑っている」と同窓のH氏の奥様が、昨日のスケッチを見ておっしゃったと今朝、嬉しいメールをもらった。描き手の気持ちが絵に出ていたのかもしれない。動物も植物も、もちろん、人もだが、春の訪れを心待ちにしている。植物は土中の温もりに反応して春の準備に入ることが素人園芸ながらだんだんわかってきた。その一方で、12日放送のワ―ルドWaveMorning「世界の天気」コーナーで、ヨ―ロッパの北部は春の陽気から一転して真冬の気候に逆戻りしたと伝えていた。ロシアRTRはシベリア、ノボシビルクス近郊での突然の猛吹雪で少なくとも12名が車の中でなくなったと伝えていた。日本でも天候急変による同じような痛ましい事故が先日伝えられたばかりである。
ドイツZDFと英BBCがフクシマ原発事故現場から20キロ圏内に入り、事故後2年目を淡々とレポ-トしていた。日本では余りにも情緒的な情報が氾濫している。取材に同行したYukiteruNakaさんと画面に名前が出た原子力技術者は流ちょうな英語で「元住んでいた家に戻りません。」と答えていた。ドイツZDFは廃炉にするまで少なくとも30~40年かかる。瓦一枚一枚手拭きしている除染作業、廃棄物は庭先に埋める様子を映像で見せつけられると彼らはパニックを起こす。記者は声も出ない。英BBCは世界で最も汚染された、フクシマ原発第4号機です。コンクリートの建物で防護されていません。手つかずのまま放射能汚染が進んでいるとアナウンスした。日本全土が放射能汚染されていると思うに違いない。
ワ―ルドWaveMorning「世界の扉」コーナーでは、「日本国債売り」スタンスを一貫して取り続ける米ヘッジファンド、ハイマン・キャピタル、カイル・バス代表をインタビューして「日本国債は新政権の元、急拡大する。人口減少に伴い税収減、社会保障費拡大で国債相場は5~6年待たずして急落する。」と話す場面を映していた。一方、アメリカ年金ファンド、マイケル・ロスボウ氏は「日本国債は唯一の安全パイの投資先です。」と際立った対照を見せていた。足元の日本国債の利回りは一時0.6% を割った。一方、米国債の利回りは世界の資金が株式に流れて値下がりが続き、11日NY債券市場では2.061% へ上昇、日米金利差拡大でドル買い・円売りの流れを作っている。
週明け11日のNY市場は、NYダウが先週末比50ドル高,14,447ドルで取引を終えた。NY外国為替市場では、1ドル=96.52円、1ユーロ=125.84円で取引された。NY原油(WTI)はバレル92.06ドル、NY金はトロイオンス1,577.80円といずれも小動きだった。米ブルームバーグ、MattMiller記者は「住宅市場堅調を材料に、住宅関連銘柄が買われ、相場全体をけん引した。」と話した。商品担当のAlixSteel記者は「商品から株式へ資金が流れて商品市場は冴えない。」と話した。債券担当のJulicHyman記者は「債券から株式に資金が流れ、10年物、30年物共に値下がりし、利回りが上昇した。」と解説していた。
お金は一番臆病な生き物だと常々思う。生き残るために常に安全な場所を探している。(了)