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欧州は天気も景気も大荒れ、地球は一つだから、日本も無縁ではない(学校で教えてくれない経済学)

2013-03-13 10:05:41 | 経済学
英BBCが13日朝放送で、この先イギリスの景気は悪くなり、三番底を迎えるとの見方が増えていると伝え、テレビ画面に出た17歳の少年が「少しでも切り詰めるようにしている」と語っていた。オズボーン財務相は「赤字が削減されれば景気は回復する」と云ったが、赤字削減のための財政削減と景気回復は相容れないとの見方が大勢と解説していた。一方、フランスF2は、オランド大統領は「財政赤字削減の目標達成は困難」と大統領就任後初めて認めたと伝えた後、「ことし年末にフランスの財政赤字はGDPの3.7% を占める。しかし、大切なことは改善に努力することです。」という言葉を繰り返したと紹介していた。オランド大統領の支持率は大統領就任後60%台だった。現在は30%台に急落している。

ヨーロッパ関係では、近着のニュ-ズウイーク誌日本版は「お笑い芸人の躍進でイタリアは再選挙?」という見出しで、ポール・エイムス記者が「新政党,五つ星運動率いるべッべ・グリッロは、特権階級に噛みつきながら、環境保護派の票がはなれるまでは愛車はフェラーリだった。矛盾に満ちた男だ。」と書き「そんな男がイタリア政治を麻痺させることがあれば、世界第8位の経済大国がギリシャのように破綻する。そうなればユーロ圏のみならず世界経済もイタリアの有権者の選択に泣かされる。」と記事を結んでいた。

13日朝6時台放送の米ブルームバーグに出演したディ―ラ―、GroriKozlowski氏は「安全資産への投資としてドルが買われているが、このまま紙幣を刷り続けていけばどうなるか。ユーロ圏を見れば、イタリア、ポルトガル、ギリシャでは不安定なままだ。」とドル独歩高を懸念していた。ユーロ圏が弱みを抱えている状態では、アメリカの景気回復も手放し出来ないと冷静に見ていた。12日のNYダウは前日比ほぼ横ばいの2ドル高14,450ドルで取引を終えた。NY外国為替市場では、ドルが対ユーロ、対円で売られた。1ドル=95.91円、1ユーロ=124.97円で取引された。ドルが売られた後、NY原油【WTI】はバレル48セント高、91.54ドル、NY金はトロイオンス13.71ドル高の1591.50ドルで取引された。

ワ―ルドWaveMorning「経済情報」に出演した大和証券キャピタルマ―ケッツアメリカ、シュナイダ―恵子氏は「米議会とホワイトハウスとの間で予算期限切れを巡る協議が不調に終わったと伝えられ、利益確定の動きが出たが影響は限定的としてNYダウはあと戻し横ばいで高値圏をキ―プした。外国為替市場では、日銀副総裁候補に民主党が反対したと伝えられたあと、円買い戻しが出た。余りにも急激なドル高・円安の動きが続いていたが、日銀の今後の実際の政策を見極めたいとの空気から円買い戻しが出た。」と解説していた。

ワ―ルドWaveMorning「世界の天気」でフランス、パリは3月には例を見ない大雪、一方、ポルトガルは洪水。不安定な気候が続いていると紹介していた。地球はひとつ。日本も無縁でない。欧州は天気も景気も大荒れが続いていることを頭の片隅に置いておきたい。(了)

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