ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

吉川二郎フラメンコギター演奏会(スケッチ&コメント)

2013-03-31 21:49:41 | スケッチ


吉川二郎フラメンコギター演奏会

江嵜企画代表・Ken



吉川二郎フラメンコギターとギダルべ演奏会が3月30日、神戸三宮スペイン料理店「カルメン」で午後6時から開かれ、楽しみにして出かけた。料理が終わった午後8時から演奏がはじまったところで文字通り演奏者かぶりつきの席でスケッチ出来幸いだった。

吉川さんはスペイン、カンタ―ラ宮殿などで2週間にわたる演奏会を終えて帰国したばかりである。疲れも見せず情感込めた演奏で200人集まった吉川ファンを魅了した。吉川さんの魅力は演奏もさることながら氏のユーモアたっぷりな語りにある。

語りながら弾き、弾きながら語る。氏の演奏を指呼の間で聴くことは初めてで、人をそらさない巧みな語りと演奏が見事に融和、氏の息づかいまで伝わってきて迫力満点だった。

特別席に予約されていたことには裏話がある。レストランに着いて名乗ったが、一般席に名がない。暫時して、マスターが、にっこり笑って、「ありました、同級生さんですね」と言うではないか。暫時して「同級生」コーナーに、日本画家、森田りえ子さんのパリ展で同行メンバーだったYさんが現れた。

Yさんと久しぶりで思い出話に花が咲いた。同級生もYさんの友だちとわかると俄然座がなごんだ。ぽつねんとひとり食事し演奏を聴くほどつまらないものはない。9時半お開きまでのひと時を楽しく過ごせた。吉川さんのご高配に感謝する次第である。

吉川さんのこの日の語りの中で印象的な言葉が2つ、3つあった。その一つに「譜面で覚えたものは忘れる。ところが音は忘れない。一寸音が違うなと感じた時、ギタルバで弾いて音感を取りも戻すことが出来る。」と話した。

吉川さんのように何十年ギターを弾いてこられた達人でも突如不調に陥るという言葉も新鮮だった。スランプではないだろうが、自分の思い通りに演奏出来なくなるときに、いかにして、立ち直せる術を身につけているかが、プロのプロたるゆえんなのだろう。人生万般にも当てはまる話だなと感心しながら神妙に聞いた。

ギタルバは吉川さん発案のギターとハーブが合体した新楽器である。大きなギターの半分以下の大きさ、音域は4オクターブ以上ありギターを超える。この日、「コ―ヒ―を挽きながら」など3曲を、野口久子氏のギター伴奏で楽しんだ。

会場となったレストラン、カルメンは、神戸三宮、繁華街のど真ん中にある。1956年創業、日本で一番最初のスペイン料理店である。中身の濃い料理、素晴らしい演奏を満喫した。お代@6,500円、お値打ちとはこういう催しに言うのだろう。(了)

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MBA(経営管理修士)の学位記を受取りました。

2013-03-31 18:00:13 | SBI大学院大学


鍼灸治療の上達を考え、上達する人の特徴を観察していましたら、考え方に問題があるとわかり、いつしか「人間学」(どう考え、どう生きればいいのか)に興味を持つようになり、「人間学」を教える大学を探していましたら、 SBI大学院大学というところがありました。

SBI大学院大学のことを調べていましたら、「卒業できるのは3分の1以下」という書き込みに戸惑いながらも、「単科で人間学だけでも」と思い、入学を決意しました。

しかし、周囲の人に相談したら、「その大学はMBAが取れる大学なので、本科のほうがいいよ」という意見があり、「20代30代の3倍勉強すれば、何とかなるだろう」と本科への入学を決意しました。

入学すると、「20分の3コマ、ビデオを視聴して、ちょちょっと試験を受けるだけなので、そんなに難しいことはない」と大学院の案内に書かれているような内容どころか、初年度の年末年始は、難しい問題や重たいレポートが多く、年末年始の番組を一つも見ることができなかった。
ほんとにノイローゼになりそうでした。

この年齢で関数を勉強して問題を解いていくのは、そんなにたやすいことではなかったのです。
「統計学」と「ファイナンス」です。

さらに、重たいレポートの場合は、担当教授が書かれた本を読まないと、何を書いて欲しいのかがわかりませんので、担当教授の書かれた本を片っ端から読んでいきます。
それだけでも大変な時間です。
寝る時間がありません。
そのレポートで失敗する人も多いと聞いていましたので、必死になってレポートを書きました。

医師、弁護士、司法書士、税理士と、エリート職の方々と机を並べて勉強するのは、たやすいことではありません。
ディスカッションをすると、こちらのボロが目立ちます。

しかし、同期の優秀な方が、Face bookに「発狂しそうです」と書き込んでいるのを読んで胸を撫で下ろし、再び戦場に向かうような気持ちで授業に取り組みます。

そんな苦労をしている時に、
「MBAって、ケーススタディーみたいなもので授業をするんでしょ」とか
「お金だけ払えば取れるんじゃないの」という言葉を聞くと、
「ああ、MBA取得の厳しさを知らないのだな」と思いながらも、卒業できるかどうかわからないので、何の反論もせずに黙っていました。

のちのちMBAの価値についても書いていきますが、欧米ではMBAを持っているだけで、日本円で2~3万円も月給が違うのです。

私の場合は給料は関係ないのですが、当院に来られる患者さんに、さらにいい治療を施してあげることと、臨床実践塾に参加してくれる方々に「人間学」と「治療院運営に必要なこと」を教えることが目標ですので、今、その資格を得たと考えています。

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車内風景{JR神戸線:住吉⇒三宮(スケッチ&コメント)

2013-03-31 16:47:59 | スケッチ


車内風景{JR神戸線:住吉⇒三宮

江嵜企画代表・Ken



神戸元町に所用があり最寄駅JR住吉から朝11時5分発の西明石行き普通電車に乗った。たまたま前の席に親子連れが座っていた。なんと、全員マスクをつけているではないか。これは絵になると思ってスケッチをはじめた。

前のオッサンが何やら手を動かして目線を自分たちに向けていることはたちまち子供達に見抜かれた。委細構わず鉛筆を走らせた。

左はしの母親から描き始め右に離れたところにいた子供の姿を見つけて描きこんだところで、早や、三宮である。親子連全員が三宮で降りてしまった。住吉、六甲道、灘、三宮間は普通電車で9分。勝負はあっと言う間に終わる。

花粉対策なのか。PM2.5対策なのか。それとも全員風邪ひきなのか。親子そろってのマスク姿は初めてだった。(了)

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スノ―・ドロップ&チューリップ(スケッチ&コメント)

2013-03-31 16:44:39 | スケッチ


スノ―・ドロップ&チューリップ

江嵜企画代表・Ken



鳥の落し物だと思うが、スノ―・ドロップが、例の更地に、今年、立派に育った。是非、描いてくれと、せがんでいるような気がして赤のチューリップをバックにスケッチした。

3日前、ひと雨ほしいなと、花が訴えているような感じがした。まるで雨乞いが通じたかのように、こちら神戸は、二日続きの雨となった。

雨が降ってうっとうしいですな、と近くの喫茶店のマスターが、イスに座るなり話しかけて来た。実は、花が雨を心待ちにしていたんですよ、とも言えず、そうですね、と軽く相槌を打った。

スノ―・ドロップをウイキペディアで検索した。冬の終わりから春先にかけて花を咲かせ、春を告げる花として知られる。花は白、3枚ずつの長い外花被と短い花被を持つ六弁花。内花被の中には緑色の斑点がある。

球根で育つ。種子から育てることもできるが、花が咲く大きさの球根に育つには数年かかる。耐寒性は強いが、土壌を選ぶなどと出ていた。里の家が18年前の地震で倒壊したあとの庭地の一部の更地だから、この花が土壌を選ぶといわれても、今一つピンとこない。

花言葉は、「希望、慰め、逆境の中の希望、恋の最初のまなざし」と出ていた。ところが、人への贈り物にすると「あなたの死を望みます」という意味に変わるので、注意が必要と書いていた。

修道院の跡地などに自生していることが多い。スノ―・ドロップは聖燭節との関係が深く、修道院の庭でよく育つ。自生地はイギリスとされるが、修道僧がイタリアから持ち帰ったものが定着したとも考えられるなどと出ていた。

鳥の落としものとはいえ、どこからやってきたのだろうか、とふと、考える。身近にスケッチ出来る素晴らしいご縁をいただいたことに改めて感謝している。(了)

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