(学校で教えてくれない経済学)
乳児のアトピー性皮膚炎は洗い過ぎで、皮膚本来のバリア機能を奪うという研究が発表されたと11月5日付のWSJ紙電子版に出ていた。オレゴン健康科大学の皮膚科教授、エリック・シンプソン氏は「アトピー性皮膚炎の原因について理解が深まるにつれ、乳児の皮膚のケアの仕方にカギがあるとの見方が強くなっている。私たちが良かれと思って赤ちゃんにしていることがアトピー性皮膚炎を引き起こしているのではないか。」と話したとDanaWechslerLindenn 記者が書いていた。
6日付のブルームバーグニュースによれば「ユーロ圏は停滞に向かっており、世界の成長に対する主要なリスクだとOECD(経済協力開発機構)が警告、ECB(欧州中央銀行)に大規模な資産投入を促した」と書いていた。同記事によれば「ユーロ圏の成長率を今年が0.8%来年を1.1%と予測した。米国はそれぞれ2.2%,3.1%としている。世界のそれは3.3%,3.7%だ。欧州圏の出遅れが鮮明になっている。」とMarkDeen記者は書いた。筆者は真似事の園芸をやっている。水をやり過ぎると結果はよくない。水を求めて自ら根を張る植物本来の意欲さえ奪うのではないか。当然、水のやり過ぎと金融緩和は同列に扱えない。しかし、赤ちゃんのアトピー性皮膚炎は母親の洗い過ぎが原因かという仮説とも重なる。構い過ぎて元も子もなくすることだけは確かかもしれない。
6日付のブルームバーグ電子版によれば、先週の米週間新規失業保険申請件数は27万8千件と先週比1万件減少した。保険継続受給者は3万9千減、235万と2000年10月来最低だったと伝えた。米時間金曜日発表の米雇用統計を控えて、期待感先行で、6日のNY市場で、NYダウは、前日比69ドル高、17,554ドルと新高値を更新した。米10年債利回りは2.380%と変わらずだが、労働統計改善期待と株高を受けて、NY為替市場で、ドルが買われ、1ドル=115.14円、1ユーロ=142.50円で取引された。一方、NY原油(WTI)はOPEC(石油輸出国機構)が6日、OPECの石油需要量見通しを日量2,820万バレルへ、14年ぶりの低いレベルへ下方修正した。OPEC加盟国は競争激化で供給対応できていない。一方、米カナダは13~18年生産見通しを2国で日量1,910万バレルへ220万バレル上方修正したことを受けて、バレル77.91ドルへ値下がりした。ドル高の流れを受けて、NY金相場も続落、オンス1,142.60ドルで取引を終えた。
7日朝5時台放送のロシアRTRはロシアルーブルが原油相場に連動して値下がりしていると伝え「原油相場は年末には下げ止まり、ルーブル下落も止まると見られている」と解説していた。ロシアRTRは欧州の対ロシア経済でダイムラー含むドイツ大手3社が密かにモスクワを訪問したと伝え、対ロシア制裁で農産物に大量の在庫を出した欧州農家が相場暴落で苦境に立たされていると伝えていた。こういう放送を一方的に聞いているとロシアが強がりを言っているように聞こえる。しかしロシアから海外資金が逃げルーブル下落でロシアが窮地に立たされていることがわかる。原油相場は今年のキーワードになりそうだ。(了)
乳児のアトピー性皮膚炎は洗い過ぎで、皮膚本来のバリア機能を奪うという研究が発表されたと11月5日付のWSJ紙電子版に出ていた。オレゴン健康科大学の皮膚科教授、エリック・シンプソン氏は「アトピー性皮膚炎の原因について理解が深まるにつれ、乳児の皮膚のケアの仕方にカギがあるとの見方が強くなっている。私たちが良かれと思って赤ちゃんにしていることがアトピー性皮膚炎を引き起こしているのではないか。」と話したとDanaWechslerLindenn 記者が書いていた。
6日付のブルームバーグニュースによれば「ユーロ圏は停滞に向かっており、世界の成長に対する主要なリスクだとOECD(経済協力開発機構)が警告、ECB(欧州中央銀行)に大規模な資産投入を促した」と書いていた。同記事によれば「ユーロ圏の成長率を今年が0.8%来年を1.1%と予測した。米国はそれぞれ2.2%,3.1%としている。世界のそれは3.3%,3.7%だ。欧州圏の出遅れが鮮明になっている。」とMarkDeen記者は書いた。筆者は真似事の園芸をやっている。水をやり過ぎると結果はよくない。水を求めて自ら根を張る植物本来の意欲さえ奪うのではないか。当然、水のやり過ぎと金融緩和は同列に扱えない。しかし、赤ちゃんのアトピー性皮膚炎は母親の洗い過ぎが原因かという仮説とも重なる。構い過ぎて元も子もなくすることだけは確かかもしれない。
6日付のブルームバーグ電子版によれば、先週の米週間新規失業保険申請件数は27万8千件と先週比1万件減少した。保険継続受給者は3万9千減、235万と2000年10月来最低だったと伝えた。米時間金曜日発表の米雇用統計を控えて、期待感先行で、6日のNY市場で、NYダウは、前日比69ドル高、17,554ドルと新高値を更新した。米10年債利回りは2.380%と変わらずだが、労働統計改善期待と株高を受けて、NY為替市場で、ドルが買われ、1ドル=115.14円、1ユーロ=142.50円で取引された。一方、NY原油(WTI)はOPEC(石油輸出国機構)が6日、OPECの石油需要量見通しを日量2,820万バレルへ、14年ぶりの低いレベルへ下方修正した。OPEC加盟国は競争激化で供給対応できていない。一方、米カナダは13~18年生産見通しを2国で日量1,910万バレルへ220万バレル上方修正したことを受けて、バレル77.91ドルへ値下がりした。ドル高の流れを受けて、NY金相場も続落、オンス1,142.60ドルで取引を終えた。
7日朝5時台放送のロシアRTRはロシアルーブルが原油相場に連動して値下がりしていると伝え「原油相場は年末には下げ止まり、ルーブル下落も止まると見られている」と解説していた。ロシアRTRは欧州の対ロシア経済でダイムラー含むドイツ大手3社が密かにモスクワを訪問したと伝え、対ロシア制裁で農産物に大量の在庫を出した欧州農家が相場暴落で苦境に立たされていると伝えていた。こういう放送を一方的に聞いているとロシアが強がりを言っているように聞こえる。しかしロシアから海外資金が逃げルーブル下落でロシアが窮地に立たされていることがわかる。原油相場は今年のキーワードになりそうだ。(了)