ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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宝塚歌劇月組公演「PUCK(パック)」風景(スケッチ&コメント)

2014-11-03 23:51:30 | スケッチ


宝塚歌劇月組公演「PUCK(パック)」風景

江嵜企画代表・Ken


宝塚ファンのIさんから、突然だが、11月1日午前11時開演のミュージカル「PUCK」の券が取れたからいかがですかと前日連絡が入り宝塚大劇場へ出かけた。宝塚独特の雰囲気が阪急宝塚駅から花の道に満ち満ちていた。会場に入ると、いつもながらであるが、むせ返らんばかりの熱気である。

ところで、ほどなく宝塚駅というところで武庫川を渡る。その日、たまたま武庫川の川原で、川に沿って作られた長い行列が目にはいった。1万人のラインダンスと銘打ってギネス入りを狙ったイベントである。4,600人と人数は目標に届かなかったが見事ギネスから認定書が出たと後で知った。

ミュージカルに話を戻す。シエィクスピアの「真夏の夜の夢」、森で繰り広げられる妖精と人間のファンタジーをモチーフにした明るくコミカルな演劇である。

幕が上がると、イギリス南部のコーンウオールの15代続く貴族グレイヴィル家の領地の森での夏至祭りの前夜、ミッドサマー恒例の音楽祭の場面。イギリスには夏祭り前夜に妖精が現れるという言い伝えがある。

その時生まれた妖精「PUCK」が物語主人公、龍真咲が演じる。グレイヴィル家にはハーミヤとヘレンという二人の孫娘がいる。前夜祭ではホテル王の息子ダニーと貴族の御曹司ラリーは孫娘ハーミヤに気を引こうと必死になる。

人間には妖精の姿が見えない。人間観察に出かけた妖精PUCKは見えないことをいいことに次々といたずらをしでかし、大混乱に陥る。孫娘のひとりハーミヤだけは、セカンド・サイトの持ち主で妖精が見える。それがドタバタの原因になる。ハ―ミヤに恋をした妖精「PUCK」が、最後に人間になるまでを描いた物語である。

人形を演じるコミカルな動作は特に印象に残った。会場には結構子供さんの姿も見られ、会場はどっと沸いた。一転して、第二部はショーファンタジー―CRYSTAL TAKARAZUKAである。龍真咲の歌も素晴らしいが、よどみなく繰り広げられるダンスは圧巻だった。華やかな衣装がいつもながら目を引いた。

帰路東灘文化センターで開催中の写真展に立ち寄った。中学高校母校の後輩のHさんの作品を見るためである。氏が用意したお遍路さん写真集が特に良かった。詳しく解説してもらった。改めてお遍路さんは、生半可な気持ちででかけてはいけないと実感した。

ミュージカル「PUCK」は正直中身もわからず会場へ駆けつけた。ところが宝塚100周年を飾るにふさわしい中身の濃い内容だった。声をかけてもらうと、まずは出掛けることにしている。この日の前半は宝塚歌劇の話題作、後半はお遍路談義。収穫の多い一日だった。感謝、感謝である。(了)

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